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ドローン搭載型小型分光放射計開発および汽水域の分光放射観測

2021.09.06
ドローン搭載型小型分光放射計開発および汽水域の分光放射観測

汽水域は海と川から影響を受けやすく、淡水、海水中の生物が共存する独自の環境を有している。この環境を広範囲にモニターするためにはリモートセンシングが有効だと考えられる。分光放射特性を用いた濁度推定法が実用化されているが、人 […]

ゼロ・エミッションを目指した昆虫および植物性食資源由来の未利用バイオマスの高機能化
Enhancing technological functionality of unutilized biomass from edible bugs and plants toward zero-emission

2021.08.23
ゼロ・エミッションを目指した昆虫および植物性食資源由来の未利用バイオマスの高機能化
Enhancing technological functionality of unutilized biomass from edible bugs and plants toward zero-emission

FAOによると、2030年にも世界でタンパク質危機が発生することが見込まれている。現在欧米を中心に家畜動物よりも生産時の環境負荷が低い昆虫や植物などのタンパク質源が盛んに研究開発され、社会実装も始まっているものの、産業の […]

国内産カラスビシャク系統から調製した生薬半夏と中国産市販半夏中の低分子えぐみ成分の比較解析

2021.08.10
国内産カラスビシャク系統から調製した生薬半夏と中国産市販半夏中の低分子えぐみ成分の比較解析

カラスビシャクはその塊茎(芋)が半夏と呼ばれる生薬(漢方薬原料)として知られ、ムカゴによる栄養繁殖と種子繁殖により増殖する野生植物である。半夏は漢方処方のほぼ1/4に含まれる使用量の多い生薬であるが、100 % […]

飛翔体に搭載した磁気インピーダンスセンサーによる地磁気観測実験

2021.08.05
飛翔体に搭載した磁気インピーダンスセンサーによる地磁気観測実験

近年、センサーデバイスの高性能化・低価格化・省電力化・軽量小型化が進んでいる。こうした状況を背景に、この研究では、宇宙空間の電磁気的変動を知る上で最も重要な物理量である地球磁場(地磁気)に着目し、比較的高性能ながら安価で […]

ウキクサ細胞壁多糖を利用したホウ素排水処理技術の開発

2021.08.04
ウキクサ細胞壁多糖を利用したホウ素排水処理技術の開発

ホウ素は排水中の濃度規制対象物質であるが効率的な除去手段が確立されていない。本研究では、ウキクサ属植物が有する細胞壁多糖がホウ素を多量に結合することに着目し、コウキクサ植物体から調製される吸着材を用いて排水からホウ素を除 […]

合理的代謝フロースイッチングによる芳香族生理活性物質の生産

2021.08.04
合理的代謝フロースイッチングによる芳香族生理活性物質の生産

稀少植物を含めた天然資源に由来する生理活性物質、特に揮発性の芳香族香気物質は、長引くコロナ禍での生活習慣病予防など人の健康維持に欠かせない機能性成分として重要視されている。そのような中、海外では、稀少植物に由来する天然香 […]

紫外線計測データと母体内でのビタミンD生成量の相関に基づく最適な日光浴時間の指標導出に関する研究

2021.08.04
紫外線計測データと母体内でのビタミンD生成量の相関に基づく最適な日光浴時間の指標導出に関する研究

オゾンホール発見以降、多くの女性は紫外線の有害性とともに美容的な観点からも太陽光を嫌い、日光照射を避けるようになった。そのことにより、太陽光紫外線による体内での必要不可欠なビタミンDの生成阻害が生じ、近年の日本人若年女性 […]

宇宙地球結合系における宇宙空間・地球超高層大気プラズマ粒子の革新的計測技術の基盤開拓

2021.08.04
宇宙地球結合系における宇宙空間・地球超高層大気プラズマ粒子の革新的計測技術の基盤開拓

地球生存圏はもはや大気圏内に留まらず、地球電磁気圏・超高層大気領域にまで拡大されており、これらの領域に展開される宇宙インフラなくしては現代社会における人類の社会・経済活動は成立し得ない。また、今後10–20年 […]

ムラサキ科植物が生産するシコニン類縁体多様性創出機構

2021.08.04
ムラサキ科植物が生産するシコニン類縁体多様性創出機構

植物は多様な二次代謝産物を生産する。その多くは、抗炎症作用や抗菌活性、抗ウイルス活性、抗がん活性などを有し、人類に有用な生理活性物質として産業界の様々な場面で利用されている。そのため、植物二次代謝産物は人類の健康増進に大 […]

アジア圏界面エアロゾル層(ATAL)の影響研究:2003~2021年夏季の日本でのライダー連続観測に基づいて

2021.08.04
アジア圏界面エアロゾル層(ATAL)の影響研究:2003~2021年夏季の日本でのライダー連続観測に基づいて

アジア圏界面エアロゾル層(ATAL)は、夏季アジアモンスーン領域の下部成層圏に形成される汚染物質起源のエアロゾル層であり、放射過程を介した気候への影響やオゾン層光化学への影響が懸念されている。衛星観測により発見され、その […]

長期太陽黒点観測スケッチのデジタル画像データベースの構築

2021.08.03
長期太陽黒点観測スケッチのデジタル画像データベースの構築

太陽黒点の出現は約11年で盛衰を繰り返す。また、黒点数に比例する太陽活動は、太陽からの紫外線放射量と同期しており、地球に照射するエネルギーを増減させることにつながる。ところが、この盛衰の根本原因は未だ解明されておらず、理 […]

Production and diffusion of methane in tree trunks: new insights into forest methane dynamics
樹木内におけるメタンの生成と拡散のメカニズム:森林メタン動態に関する新しい知見

2021.08.03
Production and diffusion of methane in tree trunks: new insights into forest methane dynamics
樹木内におけるメタンの生成と拡散のメカニズム:森林メタン動態に関する新しい知見

Methane (CH4) is the second most important anthropogenic greenhouse gas and rise of atmospheric CH4 concentrat […]

ドローン搭載型小型分光放射計開発および汽水域の分光放射観測

2020.09.08
ドローン搭載型小型分光放射計開発および汽水域の分光放射観測

汽水域は海と川から影響を受けやすく、淡水、海水中の生物が共存する独自の環境を有している。この環境を広範囲にモニターするためにはリモートセンシングが有効だと考えられる。水環境の指標として最も基本とされる濁度については、ある […]

シュガービートパルプと生分解性プラスチックによる透明性を有した複合材料の開発

2020.08.20
シュガービートパルプと生分解性プラスチックによる透明性を有した複合材料の開発

シュガービートパルプは均一なセルロースナノファイバーを豊富に含む産業廃棄物である。製糖工場において排出されるシュガービートパルプを用い、生分解性を有する透明材料の開発を行う。 ページ先頭へもどる2020年8月20日作成

科学衛星で観測されるプラズマ波動スペクトルの人工知能による分類解析

2020.08.13
科学衛星で観測されるプラズマ波動スペクトルの人工知能による分類解析

科学衛星によるプラズマ波動観測は、宇宙電磁環境のダイナミックな変化やその物理機構を理解する上で、非常に重要であるが、その装置は非常に感度が高いため、衛星内部から発生するノイズも、自然現象を観測したデータの中に含まれてしま […]

レーダーインバージョンによる大気擾乱・乱流の精測技術の開発

2020.08.13
レーダーインバージョンによる大気擾乱・乱流の精測技術の開発

ゲリラ豪雨やマイクロダウンバーストなどの局所極端気象現象は、人類の生命に対する脅威となっており、その発達段階での検出が喫緊の課題となっている。しかし、レーダーは、原理的に風速ベクトルのレーダービーム方向ドップラー速度成分 […]

セルロース100%の耐水紙の開発

2020.08.05
セルロース100%の耐水紙の開発

植物資源のさらなる利活用を目的とし、耐水性を付与した紙の開発を目指す。紙の吸水性は用途によっては利点となるが、吸水によって強度が劇的に低下することが用途を制限していることもある。耐水紙の開発は行われているが、その方法は化 […]

木本植物セルロース合成酵素のタンパク質解析基盤構築

2020.08.04
木本植物セルロース合成酵素のタンパク質解析基盤構築

セルロースは今後の持続可能社会構築のために活用しなければならない再生可能な天然材料資源である。この軽くて高強度、かつ耐久性と生分解性のバランスの取れた優秀な材料を形成する分子実体がセルロース合成酵素である。多くのセルロー […]

宇宙地球結合系における宇宙空間・地球超高層大気プラズマ粒子の革新的計測技術の基盤開拓

2020.08.03
宇宙地球結合系における宇宙空間・地球超高層大気プラズマ粒子の革新的計測技術の基盤開拓

生存圏における普遍的な研究課題の1つは、太陽系における人類活動の始点・拠点としての地球環境と、地球環境を包含する地球近傍宇宙空間との間で生起する領域間結合過程を支配する根本的な物理原理に関する総合的な探求と解明である。地 […]

プラスチック廃棄物のバイオリサイクルのための環境汚染物質分解細菌の探索と利用

2020.08.03
プラスチック廃棄物のバイオリサイクルのための環境汚染物質分解細菌の探索と利用

環境中に廃棄された(マイクロ)プラスチックやペットボトル等が深刻な環境汚染を引き起こしている。特に、マイクロプラスチックは、生分解されにくく、目には見えない(見えにくい)ため、魚や海洋動物だけでなく、食物連鎖を通じてヒト […]

シロアリを核とした森林土壌生態系におけるマイクロプラスチックの循環

2020.08.03
シロアリを核とした森林土壌生態系におけるマイクロプラスチックの循環

現在海洋環境に対する汚染が深刻な社会問題となりつつあるマイクロプラスチックは、森林土壌生態系へも徐々に蓄積しつつあると考えられるが、これまで詳細な研究例はない。一方、シロアリは熱帯の土壌生態系における物質循環に非常に重要 […]

夏季アジアモンスーン循環からの東方流出渦を狙った国内でのエアロゾル粒子観測

2020.08.03
夏季アジアモンスーン循環からの東方流出渦を狙った国内でのエアロゾル粒子観測

夏季アジアモンスーン循環(ASM循環)という大陸規模の高気圧性循環が、地球大気質の変質、ひいては気候変動に与える影響が世界的に注目されている。ASM循環は、チベット高原を中心とした領域の上部対流圏・下部成層圏領域に生じ、 […]

アナログ観測記録・歴史文献に基づく過去の太陽活動と宇宙天気の復元

2020.08.03
アナログ観測記録・歴史文献に基づく過去の太陽活動と宇宙天気の復元

本研究の目的は過去のアナログ観測・歴史文献に残る天体現象・地磁気現象、特に太陽コロナ、太陽黒点、磁気擾乱、オーロラなどについて、今まで検討の進んで来なかった近代のアナログ観測記録を精査することで、過去の太陽活動や地磁気擾 […]

ソフトウェア無線多チャンネル受信システムを用いた赤道大気レーダーアダプティブクラッター抑圧技術の開発

2020.08.03
ソフトウェア無線多チャンネル受信システムを用いた赤道大気レーダーアダプティブクラッター抑圧技術の開発

赤道域は地表へ入射する太陽放射エネルギーを最も強く受ける領域で、特にインドネシア海洋大陸域では、太陽光による島嶼(とうしょ)の加熱と周辺の海洋からの水蒸気供給によって、地球上で最も対流活動が活発で、地球大気の各種現象の駆 […]

飛翔体に搭載した磁気インピーダンスセンサーによる地磁気観測実験

2020.08.03
飛翔体に搭載した磁気インピーダンスセンサーによる地磁気観測実験

近年、センサーデバイスの高性能化・低価格化・省電力化・軽量小型化が進んでいる。こうした状況を背景に、この研究では、宇宙空間の電磁気的変動を知る上で最も重要な物理量である地球磁場(地磁気)に着目し、比較的高性能ながら安価で […]

ムラサキ科植物が生産するシコニン類縁体多様性創出機構

2020.08.02
ムラサキ科植物が生産するシコニン類縁体多様性創出機構

植物は多様な二次代謝産物を生産する。その多くは、抗炎症作用や抗菌活性、抗ウイルス活性、抗がん活性などを有し、人類に有用な生理活性物質として産業界の様々な場面で利用されている。そのため、植物二次代謝産物は人類の健康増進に大 […]

宇宙電磁環境測定のための超小型・高速信号処理FPGAモジュールの開発

2020.08.02
宇宙電磁環境測定のための超小型・高速信号処理FPGAモジュールの開発

科学衛星は、宇宙プラズマを直接測定する唯一の手段である。しかし、衛星観測は「その場(in situ)」1点の観測ゆえ、各種プラズマ・電磁現象の時間・空間変化の識別や、空間全体の巨視的変動の把握が極めて難しい。この問題の克 […]

International collaborative study on atmospheric turbulence based on simultaneous observations with the MU radar and small unmanned aerial vehicles (UAV)
MUレーダー・小型無人航空機(UAV)同時観測による大気乱流特性の国際共同研究

2020.08.02
International collaborative study on atmospheric turbulence based on simultaneous observations with the MU radar and small unmanned aerial vehicles (UAV)
MUレーダー・小型無人航空機(UAV)同時観測による大気乱流特性の国際共同研究

Owing to fast technological advances and the development of low-cost systems, rotary- and fixed-wing unmanned […]

イチジク乳液のオミックスと生化学の総合的解析 ~防御機能を担う二次代謝機能を中心に~

2019.08.05
イチジク乳液のオミックスと生化学の総合的解析 ~防御機能を担う二次代謝機能を中心に~

化石資源に依存しかつ生存圏を汚染する従来の化学農薬に代替可能な、新しい病原菌・害虫駆除技術が農業に求められている。本研究では、生存圏の科学の発展に貢献するべく、植物の乳管細胞と呼ばれる生体防御に特化した細胞に着目し、その […]

磁気赤道における電離圏プラズマバブルの大気光イメージング観測

2019.08.02
磁気赤道における電離圏プラズマバブルの大気光イメージング観測

赤道域では、地球の磁場が水平になるため、赤道電離圏特有の不安定現象が起こる。その一つが、局所的に電離圏プラズマが著しく減少するプラズマバブルと呼ばれる現象である。プラズマバブルの内部には、プラズマ密度の不規則構造が発生す […]

シロアリを核とした森林土壌生態系におけるマイクロプラスチックスの循環

2019.08.01
シロアリを核とした森林土壌生態系におけるマイクロプラスチックスの循環

現在海洋環境に対する汚染が深刻な社会問題となりつつあるマイクロプラスチックスは、森林土壌生態系へも徐々に蓄積しつつあると考えられるが、これまで詳細な研究例はない。一方、シロアリは熱帯の土壌生態系における物質循環に非常に重 […]

宇宙電磁環境測定のための超小型・高速信号処理FPGAモジュールの開発

2019.08.01
宇宙電磁環境測定のための超小型・高速信号処理FPGAモジュールの開発

科学衛星は、宇宙プラズマを直接測定する唯一の手段である。しかし、衛星観測は「その場(in situ)」1点の観測ゆえ、各種プラズマ・電磁現象の時間・空間変化の識別や、空間全体の巨視的変動の把握が極めて難しい。この問題の克 […]

コウヨウザンが80年間で土壌に貯留した養分は、日本の従来の植栽樹種のそれに匹敵するか?

2019.07.31
コウヨウザンが80年間で土壌に貯留した養分は、日本の従来の植栽樹種のそれに匹敵するか?

日本ではスギ・ヒノキが人工林面積の7割を占めるが、林業の担い手不足による手入れの放棄や遅れが、これらの木材の資産価値を損ねている。そこで、育成の手間がかからず木材価値のある樹種に変換したいという要望が、林業の現場にはある […]

超高層大気科学のためのデータ解析ツールの拡張と国際展開

2019.07.31
超高層大気科学のためのデータ解析ツールの拡張と国際展開

地球の超高層大気は、上層からの太陽放射や太陽風エネルギーの侵入や下層からの大気重力波の伝搬等による上下結合、及び、両極域から赤道に至る水平方向の循環が重要であり、この領域で観測される自然現象を理解・予測する上で、人工衛星 […]

ゴム製固定具を用いたインドネシア産ウリン材の接合法の開発

2019.07.31
ゴム製固定具を用いたインドネシア産ウリン材の接合法の開発

インドネシア産のウリン材は、高強度かつ耐腐朽性に優れるが、需要がない短尺材が大量廃棄されている。これは、持続的発展が可能な生存圏の構築のため、看過できない問題である。解決策として、材の接合による短尺材の長尺化が考えられる […]

表面機械加工による木質材料の接触温冷感の制御技術の開発 —異方性と樹種の影響の検討

2019.07.31
表面機械加工による木質材料の接触温冷感の制御技術の開発 —異方性と樹種の影響の検討

我々はこれまで,木材の長所として接触温冷感を取り上げ,その定量的評価の物理量として接触面温度を理論的に導出し,支配的な物性値が熱浸透率であることを明らかにしてきた。また,図1の実験概念図の上部に示すような人体を模した加熱 […]

Collaborative research on biogenesis and bioengineering of grass cell walls for biorefinery applications  バイオリファイナリーを指向したイネ科細胞壁の形成機構解明と代謝工学に関する共同研究

2019.07.31
Collaborative research on biogenesis and bioengineering of grass cell walls for biorefinery applications  バイオリファイナリーを指向したイネ科細胞壁の形成機構解明と代謝工学に関する共同研究

Grasses, including rice and other cereals, are a prominent plant group that shows great potential as a source […]

バングラデシュにおける気象レーダーを用いたプレモンスーン季のシビアストーム研究

2019.07.24
バングラデシュにおける気象レーダーを用いたプレモンスーン季のシビアストーム研究

バングラデシュはモンスーン季の前の3–5月(プレモンスーン季と呼ばれる)にシビアストームが頻発する。この時期のシビアストームは現地語でこの季節の禍を意味するカルバイシャキ,或いは北西方向から嵐がくることが多い […]

紫外線計測データに基づく、体内ビタミンD生成量の定量化と最適日光浴時間の提供に関する研究

2019.07.23
紫外線計測データに基づく、体内ビタミンD生成量の定量化と最適日光浴時間の提供に関する研究

最近、日本人の特に若年女性の間でビタミンD不足が問題となってきている。その原因の一つとして1980年代の南極オゾンホールの発見以降、紫外線の有害性が強調されすぎてきたことが挙げられる。本来適度な日光浴を普段の生活の中に取 […]

波動粒子相互作用に伴う複数種粒子降下のサブオーロラ帯共役観測

2019.07.23
波動粒子相互作用に伴う複数種粒子降下のサブオーロラ帯共役観測

通信・放送衛星や気象衛星など人工衛星高度利用において、人類の生存圏としての宇宙圏を安心・安全に利活用するためにプラズマ電磁環境の理解は必要不可欠である。本研究は人工衛星高度利用において障害となりうる放射線帯の消失と密接な […]

夏季アジアモンスーン循環からの東方流出渦を狙った国内でのエアロゾル粒子観測

2019.07.09
夏季アジアモンスーン循環からの東方流出渦を狙った国内でのエアロゾル粒子観測

夏季アジアモンスーン循環(ASM循環)という大陸規模の高気圧性循環が、地球大気質の変質、ひいては気候変動に与える影響が世界的に注目されている。ASM循環は、チベット高原を中心とした領域の上部対流圏・下部成層圏領域(高度1 […]

パラメトリックスピーカーを用いた低騒音型RASSシステムの開発

2019.07.09
パラメトリックスピーカーを用いた低騒音型RASSシステムの開発

近年、集中豪雨など極端な気象現象の頻度が増しているが、極端気象のメカニズムを理解し、天気予報の精度を向上させ、減災を目指すことが重要である。天気予報精度の改善には、数値モデルの高度化とともに、数値モデルに同化する観測デー […]

International collaborative study on atmospheric turbulence based on simultaneous observations with the MU radar, small unmanned aerial vehicles (UAV), and radiosonde and tethered balloons  MUレーダー・小型無人航空機(UAV)・ラジオゾンデ気球・係留気球観測による大気乱流特性の国際共同研究

2019.07.09
International collaborative study on atmospheric turbulence based on simultaneous observations with the MU radar, small unmanned aerial vehicles (UAV), and radiosonde and tethered balloons  MUレーダー・小型無人航空機(UAV)・ラジオゾンデ気球・係留気球観測による大気乱流特性の国際共同研究

A better knowledge of atmospheric turbulence characteristics is important, not only for understanding small-sc […]

宇宙線防御のための環状電流を用いた磁気シールドの強度制御に関する研究

2018.08.29
宇宙線防御のための環状電流を用いた磁気シールドの強度制御に関する研究

地球に住む我々人類は、地球の固有磁場と大気によって有害な宇宙線から守られてきた。しかしながら20世紀中盤以降、人類は地球の大気圏外・地球磁気圏外の宇宙空間へと活動の場を広げた結果、 宇宙線の脅威に直接曝されるようになった […]

歴史文献中のオーロラ及び黒点記録を用いた過去の太陽活動の研究

2018.08.29
歴史文献中のオーロラ及び黒点記録を用いた過去の太陽活動の研究

本研究の目標は、歴史文献中に記述されている天体現象、特にオーロラと黒点の観測記録を発掘することにより、過去の太陽活動、オーロラおよび地磁気嵐を復元し、自然科学的研究に応用することである。 人類生存圏に対する太陽活動の影響 […]

Networking xylarium database toward novel wood anatomy by computer vision  コンピュータビジョンを利用した新しい木材解剖学の創生にむけた木材標本庫ネットワークの構築

2018.08.08
Networking xylarium database toward novel wood anatomy by computer vision  コンピュータビジョンを利用した新しい木材解剖学の創生にむけた木材標本庫ネットワークの構築

Application of promising novel technique that is under development in RISH would certainly open new domain to […]

大規模木質構造における大型木質面材の吸放湿性能とその構造性能へ及ぼす影響

2018.08.08
大規模木質構造における大型木質面材の吸放湿性能とその構造性能へ及ぼす影響

大きな寸法のマスティンバーを用いた大規模木造建築が注目されている。木材を構造部材として大量に有効活用することは温暖化ガス削減につながるなど地球環境問題への貢献が期待でき、資源循環型社会基盤の構築を目指す生存圏科学とのつな […]

植林地の効率的な管理を目指したマイクロ波SAR画像解析による林床植生密度の推定  Evaluation of weed density from microwave SAR data toward efficient plantation management

2018.08.07
植林地の効率的な管理を目指したマイクロ波SAR画像解析による林床植生密度の推定  Evaluation of weed density from microwave SAR data toward efficient plantation management

研究対象地であるインドネシアの産業植林地では、ユーカリ植林への転換が行われてきた。ユーカリ林地では、下層植生(下図)の管理が不可欠で、1~3年生の全ての林班において、年に一度の草刈りと除草剤の散布が実施されている。 しか […]

構造均一化リグニンの酸化分解の特性と糖尿病モデル動物を用いた生理活性評価

2018.08.01
構造均一化リグニンの酸化分解の特性と糖尿病モデル動物を用いた生理活性評価

研究目的 近年、植物由来の洗剤やエネルギーなどの脂肪族石油代替原料化は実現されている。しかし、植物由来の芳香族化学原料化は進展していない。この芳香族代替原料となりうるのが、植物資源に約30 %含まれるリグニンと […]

Arase衛星波形観測をベースとした地球内部磁気圏プラズマ波動現象に関する研究

2018.08.01
Arase衛星波形観測をベースとした地球内部磁気圏プラズマ波動現象に関する研究

2016年に打ち上げられた我が国の科学衛星Araseは、地球の放射線帯を中心とする内部磁気圏の宇宙環境を探査することを目的としている。Arase衛星に搭載されているプラズマ波動観測器(PWE)は、この内部磁気圏で発生して […]

インドネシア産ウリン材における未活用材の有効利用技術の開発

2018.08.01
インドネシア産ウリン材における未活用材の有効利用技術の開発

熱帯雨林の保護または持続可能な利用は地球温暖化の防止、エコシステムの保全、ひいては人類の生存にとって重要であり、これを脅かす木材の違法伐採問題への対応は喫緊の課題である。日本の輸入木材製品のうち、インドネシアから最も多く […]

摩擦力を利用したインドネシア産ウリン材の新規接合技術の開発

2018.08.01
摩擦力を利用したインドネシア産ウリン材の新規接合技術の開発

インドネシアの熱帯雨林で産出されるウリン材は、高強度かつ耐腐朽性に優れるが,①非効率な製材によって発生した大量の端材が廃棄されていること,および②曲がった材が多いため長尺部材を得られず,利用用途が限定されることが問題であ […]

宇宙圏におけるDC電場観測器の高圧集積回路化に関する研究

2018.08.01
宇宙圏におけるDC電場観測器の高圧集積回路化に関する研究

本研究は新しく高電圧プロセスを用いた電場観測器の集積回路化を図る開発研究である。我々は、これまでプラズマ波動観測器の集積回路化に取り組んできており、「交流」電磁界計測用集積回路は飛翔体実験に耐えうる実用段階に到達しようと […]

インドにおける雨滴粒度計の比較による地形性降水過程の国際共同研究

2018.07.28
インドにおける雨滴粒度計の比較による地形性降水過程の国際共同研究

インドモンスーン域の降水活動はインドモンスーンを形成、駆動し、アジアモンスーンの最も重要な構成要素として、アジア域の巨大な人口の生存と生活を左右している。面的な降水活動のモニタリングにおいて気象レーダーやマイクロ波放射計 […]

伊自良湖集水域における森林土壌に保持されているイオウ化合物の形態

2018.07.28
伊自良湖集水域における森林土壌に保持されているイオウ化合物の形態

大気の汚染に伴う環境の酸性化および、それがもたらす生存圏への影響は、人類が生態系サービスを享受し続けられるか否かにかかわる重大な関心事である。わが国では収束したかと考えられてきたこの問題は、環境省が陸水モニタリング事業に […]

表面機械加工による木質材料の接触温冷感の制御技術の開発

2018.07.28
表面機械加工による木質材料の接触温冷感の制御技術の開発

我々の先行研究として,木材の長所として接触温冷感を取り上げ,その定量的評価の物理量として接触面温度を理論的に導出し,支配的な物性値が熱浸透率であることを明らかにしてきた。また,木材の熱浸透率を熱流束の測定から簡易的に見積 […]

テトラエチルアンモニウムp-トルエンスルホナートを活用した電解反応におけるリグニンの効率的分解反応の開発

2018.07.28
テトラエチルアンモニウムp-トルエンスルホナートを活用した電解反応におけるリグニンの効率的分解反応の開発

木質バイオマスの中で,従来法を凌駕したリグニンおよび分解リグニンの高効率的な回収を目指す。申請者はこれまでに,電解反応を活用したリグニンモデルの分解を行っており,これらの知見を活かし,まず。①β-O-4タイプの […]

土壌中の植物病原菌密度測定システムの改善と菌密度低減技術の開発

2018.07.23
土壌中の植物病原菌密度測定システムの改善と菌密度低減技術の開発

京都府で生産される食用ナバナは特に「花菜」と呼ばれ、「京のブランド産品」の一つとして生産振興が図られている。府内南部地域を中心に約30ヘクタールの圃場で栽培が行われているが、古くから根こぶ病による被害が問題となっている。 […]

ファインバブルとナノ粒子判別に向けたゼータ電位計測システムの開発と理論的検討
—サブミクロンスケールでの気液界面と固液界面の違い—

2018.07.19
ファインバブルとナノ粒子判別に向けたゼータ電位計測システムの開発と理論的検討
—サブミクロンスケールでの気液界面と固液界面の違い—

マイクロスケール以下の微細気泡(ファインバブル・ウルトラファインバブルなど)は、産業界ですでに利用されている日本発の技術であり、本研究グループでは、国際共同研究としてタイ王国・Rajamangala University […]

パラメトリックスピーカーを用いた低騒音型RASSシステムの開発

2018.07.19
パラメトリックスピーカーを用いた低騒音型RASSシステムの開発

近年、集中豪雨など極端な気象現象の頻度が増しているが、極端気象のメカニズムを理解し、天気予報の精度を向上させ、減災を目指すことが重要である。天気予報精度の改善には、数値モデルの高度化とともに、数値モデルに同化する観測デー […]

紫外線計測データに基づく、体内ビタミンD生成量の定量化と最適日光浴時間の提供に関する研究

2018.07.19
紫外線計測データに基づく、体内ビタミンD生成量の定量化と最適日光浴時間の提供に関する研究

最近、日本人の特に若年女性の間でビタミンD不足が問題となってきている。その原因の一つとして1980年代の南極オゾンホールの発見以降、紫外線の有害性が強調されすぎてきたことが挙げられる。本来適度な日光浴を普段の生活の中に取 […]

薬用植物の生理活性物質生産に関与する代謝酵素の機能解析

2018.07.19
薬用植物の生理活性物質生産に関与する代謝酵素の機能解析

植物は多様な二次代謝産物を生産する。その多くは、抗炎症作用や抗菌活性、抗ウイルス活性、抗がん活性などを有し、人類に有用な生理活性物質として産業界の様々な場面で利用されている。そのため、植物二次代謝産物は人類の健康増進に大 […]

揮発性有機化合物の植物生長促進効果に着目した植物油生産への応用と分子メカニズムの解明

2018.07.19
揮発性有機化合物の植物生長促進効果に着目した植物油生産への応用と分子メカニズムの解明

生物が生成・放散する揮発性有機化合物(volatile organic compounds; VOC)は生存圏(特に土壌圏-森林圏-大気圏)の炭素循環に大きな影響を与えるだけでなく、生物間相互作用の重要なシグナル分子とな […]

イチジク乳液のオミックスと生化学の総合的解析 ~防御機能を担う二次代謝機能を中心に~

2018.07.19
イチジク乳液のオミックスと生化学の総合的解析 ~防御機能を担う二次代謝機能を中心に~

化石資源に依存しかつ生存圏を汚染する従来の化学農薬に代替可能な、新しい病原菌・害虫駆除技術が農業に求められている。 本研究では、植物の乳管細胞と呼ばれる生体防御に特化した細胞に着目し、その細胞質成分(“乳液”)に含まれる […]

International collaborative study on atmospheric turbulence based on simultaneous observations with the MU radar, small unmanned aerial vehicles (UAV), and radiosonde and tethered balloons
MUレーダー・小型無人航空機(UAV)・ラジオゾンデ気球・係留気球観測による大気乱流特性の国際共同研究

2018.07.19
International collaborative study on atmospheric turbulence based on simultaneous observations with the MU radar, small unmanned aerial vehicles (UAV), and radiosonde and tethered balloons
MUレーダー・小型無人航空機(UAV)・ラジオゾンデ気球・係留気球観測による大気乱流特性の国際共同研究

A better knowledge of atmospheric turbulence characteristics is important, not only for understanding small-sc […]

歴史文献中のオーロラ及び黒点記録を用いた過去の太陽活動の研究

2017.09.11
歴史文献中のオーロラ及び黒点記録を用いた過去の太陽活動の研究

本研究の目標は、歴史文献中の記述された天体現象、特にオーロラと黒点の観測記録を、太陽活動及びオーロラ・地磁気嵐の自然科学的な研究に役立てることである。 背景は太陽活動の変動とその人類生存圏への影響である。太陽活動の長期変 […]

インドモンスーン域における豪雨特性解明のための二種類の雨滴粒度計を用いた国際共同研究

2017.08.21
インドモンスーン域における豪雨特性解明のための二種類の雨滴粒度計を用いた国際共同研究

インドモンスーン域のプレモンスーン期からモンスーン期にかけての豪雨は、積雲対流活動を通じてインドモンスーンの形成と駆動の要因となり、アジアモンスーンの最も重要な構成要素として、アジア域の巨大な人口の生存と生活を左右してい […]

C-バンド/L-バンド SARデータを用いた森林垂直構造の把握

2017.08.17
C-バンド/L-バンド SARデータを用いた森林垂直構造の把握

研究対象地であるインドネシアの熱帯産業植林地では、ユーカリ植林への転換が行われ、生態系維持のために残されてきた植林地内の自然林では地域住民の野焼きが原因となり森林火災が度々発生、植林地内の植生は大きく様変わりした。また、 […]

森林生態系を循環する土壌カルシウムの深さは、土壌酸性度傾度に依存するか?

2017.08.17
森林生態系を循環する土壌カルシウムの深さは、土壌酸性度傾度に依存するか?

森林土壌のカルシウム含量は、土壌に生育する菌類、土壌動物、河川の甲殻類の種多様性やバイオマスに影響を与えるとともに、土壌酸性化の緩和や土壌有機物の滞留時間にも関与する。そのため人工林のような人が管理する生態系では、森林管 […]

多波長カメラ2点観測による極域大気流出現象の立体構造の解明

2017.08.04
多波長カメラ2点観測による極域大気流出現象の立体構造の解明

地球大気の流出過程には、電離した大気(イオン)がプラズマ波動によって加熱・加速される機構が重要な役割を担っていると考えられている。そのイオン加速とプラズマ波動励起の因果関係を定量的に理解するために、波動-粒子相関計測器( […]

インドネシア産ウリン材の資源の持続性に関する調査および端材の有効利用が資源のライフサイクルに与える影響の評価

2017.08.03
インドネシア産ウリン材の資源の持続性に関する調査および端材の有効利用が資源のライフサイクルに与える影響の評価

熱帯雨林の保護または持続可能な利用は地球温暖化の防止、エコシステムの保全、ひいては人類の生存にとって重要であり、これを脅かす木材の違法伐採問題への対応は喫緊の課題である。日本が輸入している違法リスクの高い木材製品のうち、 […]

ナノ粒子及びナノバブルの簡易濃度計測手法の開発(レーザー散乱)

2017.08.02
ナノ粒子及びナノバブルの簡易濃度計測手法の開発(レーザー散乱)

水中におけるナノバブルなどの濃度測定においては、レーザー散乱による測定が主な計測手法となっている。しかしながら、既存の計測装置ではレーザーの種類の変更の他、ナノ粒子とナノバブルの散乱輝度の違いによる識別が出来ず、改良が難 […]

インドネシア産ウリン材の効果的な新規接合技術の開発による高強度長尺部材の製造

2017.08.01
インドネシア産ウリン材の効果的な新規接合技術の開発による高強度長尺部材の製造

持続的発展が可能な「生存圏」の構築に向け,循環型資源である森林資源の保全および有効利用は,重要な意味を持つ.例えば,熱帯雨林の過剰な伐採を抑制し,持続的利用を可能とするためには,限りある材を最大限に有効利用する必要がある […]

宇宙圏環境を定量的に理解する新観測手法(WPIA: Wave-Particle Interaction Analyzer)に関する研究

2017.07.31
宇宙圏環境を定量的に理解する新観測手法(WPIA: Wave-Particle Interaction Analyzer)に関する研究

宇宙圏は、太陽風プラズマおよび惑星上層大気が電離されてできた惑星プラズマで満たされた環境である。通信衛星に代表される宇宙インフラも、このプラズマのダイナミクスによって決定される宇宙環境中に置かれいる。そして、その環境変化 […]

宇宙線防御のための環状電流を用いた磁気シールドの強度制御に関する研究

2017.07.31
宇宙線防御のための環状電流を用いた磁気シールドの強度制御に関する研究

地球に住む我々人類は、地球の固有磁場と大気によって有害な宇宙線から守られてきた。しかしながら20世紀中盤以降、人類は地球の大気圏外・地球磁気圏外の宇宙空間へと活動の場を広げた結果、宇宙線の脅威に直接曝されるようになった。 […]

海藻資材に含まれる生理活性物質の土壌における機能解析と農業利用

2017.07.27
海藻資材に含まれる生理活性物質の土壌における機能解析と農業利用

海藻は生理活性を持つ多糖や二次代謝産物を豊富に含んでおり、これら物質はヒトの健康維持に重要な役割を担うと考えられている。島国である日本において海藻は、古くから田畑の肥料として利用されてきたが、主としてミネラルによる効果を […]

International collaborative study on atmospheric turbulence based on simultaneous observations with the MU radar, small unmanned aerial vehicles (UAV), and radiosonde and tethered balloons
MUレーダー・小型無人航空機(UAV)・ラジオゾンデ気球・係留気球観測による大気乱流特性の国際共同研究

2017.07.13
International collaborative study on atmospheric turbulence based on simultaneous observations with the MU radar, small unmanned aerial vehicles (UAV), and radiosonde and tethered balloons
MUレーダー・小型無人航空機(UAV)・ラジオゾンデ気球・係留気球観測による大気乱流特性の国際共同研究

The knowledge of atmospheric turbulence parameters is important, not only for understanding exchange processes […]

歴史文献中のオーロラ及び黒点記録を用いた過去の太陽活動の研究

2016.09.01
歴史文献中のオーロラ及び黒点記録を用いた過去の太陽活動の研究

本研究の目標は、歴史文献中の記述された天体現象、特にオーロラと黒点の観測記録を、太陽活動及びオーロラ・地磁気嵐の自然科学的な研究に役立てることである。 背景には、太陽活動の長期的変動とその人類生存圏への影響に関する関心は […]

多偏波SARデータ解析による早生樹植林地のモニタリング

2016.08.10
多偏波SARデータ解析による早生樹植林地のモニタリング

熱帯産業植林地は、適切な管理方法を選択することで、持続的利用が可能な土地利用体系として捉えられてきた側面もあったが、研究対象地では現在、アカシア植林の継続が困難となりユーカリ植林への転換が進んでいることから、モノカルチャ […]

イチジク乳液のオミックスと生化学の総合的解析 ~独自な二次代謝機能を中心に~

2016.08.08
イチジク乳液のオミックスと生化学の総合的解析 ~独自な二次代謝機能を中心に~

背景 化石資源に依存しかつ生存圏を汚染する従来の化学農薬に代替可能な、新しい病原菌・害虫駆除技術が農業に求められている。 目的 本研究では、植物の乳管細胞と呼ばれる生体防御に特化した細胞に着目し、その細胞質成分(&ldq […]

粒子形状制御によるビッチ系炭素繊維選択加熱法の開発

2016.08.08
粒子形状制御によるビッチ系炭素繊維選択加熱法の開発

マイクロ波を用いたバイオスラリー分解プロセスにおいて、触媒を選択的に電磁波加熱する手法を提案したい。マイクロ波の吸収特性の違いは、不均質なスラリー内部に大きな温度勾配を創出する。この大きな温度勾配は、プロセス効率を向上さ […]

Stable Microwave Power Transfer System for Various Operational Conditions
耐環境変動性を有するマイクロ波エネルギー伝送システムの研究開発

2016.08.08
Stable Microwave Power Transfer System for Various Operational Conditions
耐環境変動性を有するマイクロ波エネルギー伝送システムの研究開発

マイクロ波を用いた無線電力伝送技術はIoT (Internet Of Thins)のための電池レスセンサーへの応用等が期待されている。IoTを活用することで様々なデータをクラウド化し、電力の消費を抑えたり、生活をより快適 […]

化学工業生産への適用を目指したマイクロ波化学プロセスの研究

2016.08.05
化学工業生産への適用を目指したマイクロ波化学プロセスの研究

近年、化石燃料を用いる産業形態による生存圏におけるCO2等の温暖化ガスの蓄積量は、莫大なものとなっており、地球規模の問題である。このような状況下、産業技術の改革により、抜本的な変革が必要なことは明白である。環境に優しい材 […]

インドネシア産ウリン材における伐採調達の合法性に関する実態調査と端材の有効利用技術の開発による持続的な木材利用システムの確立

2016.08.05
インドネシア産ウリン材における伐採調達の合法性に関する実態調査と端材の有効利用技術の開発による持続的な木材利用システムの確立

2015年6月に開催されたG8エルマウ・サミットでは、主要熱帯木材生産国で生産される木材の50 %~90 %が違法伐採木材によるものであるとの推計(2012年値)が報告されている。熱帯雨林の保護または […]

「超高層大気の全球地上観測メタデータデータベース」の機能拡張と国際展開

2016.08.05
「超高層大気の全球地上観測メタデータデータベース」の機能拡張と国際展開

(1)地上観測メタデータデータベースの国際展開 これまでに国内の他機関(九州大学・名古屋大学・東北大学・極地研究所)と協同して、超高層大気の地上観測データに関するメタデータの作成、およびそれらのデータベース構築、観測デー […]

放射性セシウム(137Cs)/安定セシウム(133Cs)比を用いた土壌や作物の特性評価

2016.08.05
放射性セシウム(137Cs)/安定セシウム(133Cs)比を用いた土壌や作物の特性評価

東京電力福島第一原発事故により、森林、居住地域とともに、食糧生産の場である広大な農耕地も放射性物により汚染した。表土剥ぎなどの除染後、このような地域でも農業が再開されるが、その際に必要なことは、農家や消費者に対し見えない […]

耐環境変動性を有するマイクロ波エネルギー伝送システムの研究開発

2016.08.05
耐環境変動性を有するマイクロ波エネルギー伝送システムの研究開発

研究目的 マイクロ波を用いた宇宙太陽光発電所から地上へエネルギー伝送や地上での無線電力伝送等は気象変化等により伝送効率が変動する.伝送効率変動によって,受信機側に供給されるエネルギー量が変動し,受信機のマイクロ波-DC変 […]

海藻資材に含まれる生理活性物質の土壌における機能解析と農業利用

2016.08.05
海藻資材に含まれる生理活性物質の土壌における機能解析と農業利用

海藻は多糖類やフラボノイド化合物をはじめとする生理活性物質を多く含んでおり、これら物質はヒトの健康維持に重要な役割を担うと考えられている。島国である日本において海藻は、古くから田畑の肥料として利用されてきたが、主としてミ […]

Sweet or bitter? Examining the taste receptor to perceive microbial compound which induces grooming reflex
甘味受容器vs苦味受容器
ショウジョウバエにおける微生物由来味覚刺激により誘導される衛生行動に関わる刺激受容経路の調査

2016.08.05
Sweet or bitter? Examining the taste receptor to perceive microbial compound which induces grooming reflex
甘味受容器vs苦味受容器
ショウジョウバエにおける微生物由来味覚刺激により誘導される衛生行動に関わる刺激受容経路の調査

生物的防除法は、環境と調和した持続的な農業を推進するための手法の一つとして期待されているものである。日本でもグリーンハウスなどで施術の効果が報告されており、有機農法の一つとして導入が検討されている。昆虫の行動による微生物 […]

極域電離大気流出過程に関する波動粒子相互作用の観測

2016.08.04
極域電離大気流出過程に関する波動粒子相互作用の観測

地球の極域上空カスプ領域から、上空の電離気体(水素イオン、酸素イオンなど)が宇宙空間に流出しており、現在にいたる地球の大気の進化と密接に関係していると考えられている。またそのメカニズムの理解は、火星や金星など大気をもつ惑 […]

天然系接着剤を用いた木質系粉末の三次元形状部品成形技術の開発

2016.08.04
天然系接着剤を用いた木質系粉末の三次元形状部品成形技術の開発

持続的発展が可能な「生存圏」の構築に向け,循環型資源である木質系材料の有効利用は,重要な意味を持つ.木質系材料は,木材チップや粉末などに石油由来の樹脂などを混合して製造されているが,化石資源に依存した社会からの脱却のため […]

Genetic assessment of attempted eradication program on invasive ant: fire ant and Argentine ant as examples – 1
外来アリ駆除プログラムの遺伝子アセスメント-ヒアリとアルゼンチンアリを例として

2016.08.04
Genetic assessment of attempted eradication program on invasive ant: fire ant and Argentine ant as examples – 1
外来アリ駆除プログラムの遺伝子アセスメント-ヒアリとアルゼンチンアリを例として

Biological invasions of ant species are regarded as one of the major causes of global biodiversity loss, envir […]

IUGONETを通したCa II K太陽彩層全面画像データベースの公開とそれによる太陽活動長期変動研究

2016.08.04
IUGONETを通したCa II K太陽彩層全面画像データベースの公開とそれによる太陽活動長期変動研究

京都大学理学研究科附属天文台では、カルシウムK線での太陽彩層の全面観測を1928年以降40年余りに渡り継続してきた。長期にわたって太陽活動・彩層活動をこのような長い期間観測したデータセットは世界的にも少数であり、科学的に […]

International collaborative study on atmospheric turbulence based on simultaneous observations with the MU radar, small unmanned aerial vehicles (UAV), and radiosonde balloons
MUレーダー・小型無人航空機(UAV)・ラジオゾンデ気球観測による大気乱流特性の国際共同研究

2016.08.04
International collaborative study on atmospheric turbulence based on simultaneous observations with the MU radar, small unmanned aerial vehicles (UAV), and radiosonde balloons
MUレーダー・小型無人航空機(UAV)・ラジオゾンデ気球観測による大気乱流特性の国際共同研究

The knowledge of atmospheric turbulence parameters is important, not only for understanding exchange processes […]

A study of long-term variation in momentum flux in the mesosphere and lower thermosphere, using meteor radar observation data.
流星レーダー観測データを用いた中間圏・下部熱圏における運動量フラックスの長期変動研究

2016.08.04
A study of long-term variation in momentum flux in the mesosphere and lower thermosphere, using meteor radar observation data.
流星レーダー観測データを用いた中間圏・下部熱圏における運動量フラックスの長期変動研究

Background and purpose of this study The part of the Earth’s atmosphere at a height range of 60–15 […]

地球環境改善を目指した植物のマイクロ波応答機構の解明

2015.09.10
地球環境改善を目指した植物のマイクロ波応答機構の解明

本研究では、植物のマイクロ波応答機構を解明することにより、食料自給率の向上、バイオマスエネルギーの計画的獲得、宇宙ステーションなどや植物工場などへの応用を目指す。 先行研究において、幼植物にマイクロ波をごく短時間照射する […]

持続可能な土地利用と生物多様性モニタリングのための偏波レーダ画像の解析

2015.08.17
持続可能な土地利用と生物多様性モニタリングのための偏波レーダ画像の解析

年中雲に覆われる熱帯域では、地表面を観測するため、天候に影響されず観測可能なマイクロ波衛星データの利用が不可欠である。本研究グループでは、これまでに熱帯産業植林地における森林構造の変化がマイクロ波の後方散乱電力に与える影 […]

多様な熱帯木質バイオマスの持続的生産・利用に向けた基盤構築

2015.08.17
多様な熱帯木質バイオマスの持続的生産・利用に向けた基盤構築

熱帯地域における持続的な大規模産業造林は、持続的な植物バイオマス資源の生産基盤として、我が国の資源確保や熱帯地域住民の経済活動・福祉に大きく貢献する。しかし、熱帯産業造林は、わが国の針葉樹林業が数百年の実績と知識の蓄積の […]

ウィンドプロファイラー・RASS・ゾンデ気球観測によるヤマセの実態解明

2015.08.07
ウィンドプロファイラー・RASS・ゾンデ気球観測によるヤマセの実態解明

ヤマセは、東北地方の太平洋側で初夏から盛夏にかけてしばしば観測される背の低い(100~数1000 mの)東寄りの風であり、霧や下層雲を伴い、一般に冷涼である。長期間続くと日照不足と低温及び高湿により稲作が阻害さ […]

スギ・ヒノキ混交林における土壌塩基養分の空間分布特性の解明

2015.08.07
スギ・ヒノキ混交林における土壌塩基養分の空間分布特性の解明

樹木の植栽が、その特性として土壌を肥沃にするのか、もしくは栄養を枯渇させて土壌を痩せさせるのか、という知見は、人類が永続的に森林を利用するための施策を立案するために不可欠な情報である。本邦の代表的な造林樹種であるスギは土 […]

太陽活動長期変動研究のためのCa II K太陽全面画像データベースの改良と解析ソフト開発

2015.08.07
太陽活動長期変動研究のためのCa II K太陽全面画像データベースの改良と解析ソフト開発

京都大学理学研究科附属天文台では、カルシウムK線での太陽彩層の全面観測を1928年以降40年余りに渡り継続してきた。太陽活動・彩層活動をこのような長期間に渡って観測したデータセットは世界的にも少数であり、科学的にも貴重な […]

植物のアルカロイドが生態系ネットワークの創成に果たす役割の解明

2015.08.07
植物のアルカロイドが生態系ネットワークの創成に果たす役割の解明

生物多様性の保全は、生物資源の持続的利用を可能にする地球環境の再生に不可欠である。一方、生物多様性は、生態系の基盤生物である植物とそれに依存する動物が、両者の間の多彩な相互作用を通して形作る生態系ネットワークにより維持さ […]

3周波GNSS受信機を用いた電離圏観測及び衛星測位への影響に関する研究

2015.08.07
3周波GNSS受信機を用いた電離圏観測及び衛星測位への影響に関する研究

1. 背景 人類は、文明の発達とともに、その活動の場を地球周辺の宇宙空間に拡げつつある。GPSをはじめとする衛星測位(GNSS)も、人類による宇宙利用の一つであり、カーナビや船舶、航空機の支援システムなど様々な分野におい […]

環境保全型農業資材の開発に向けたBacillus属細菌株の特性解明

2015.08.07
環境保全型農業資材の開発に向けたBacillus属細菌株の特性解明

ダイズは農業上重要な作物であり、世界では4番目に多く生産されている作物である。ダイズ生産においては、肥料や農薬が使用されているが、生産コストの問題のみならず環境への負荷を低減するためにも、低投入、環境保全型農業により作物 […]

電磁波加熱下における木質バイオマススラリーにおける非平衡温度分布

2015.08.07
電磁波加熱下における木質バイオマススラリーにおける非平衡温度分布

マイクロ波加熱下における木質バイオマススラリー内部の非平衡温度分布を観測する。植物体から高分子を合成するための予備処理では、木粉を有機溶媒・電解質溶媒に混合させスラリー状とし、熱源による加熱により分解反応を行う方式がしば […]

固体NMR およびEXAFSによるセシウム固定化・移行メカニズムの解明

2015.08.07
固体NMR およびEXAFSによるセシウム固定化・移行メカニズムの解明

福島原発事故由来の放射性セシウムは半減期が比較的長く,土壌から農作物へと移行してしまうと,食物連鎖により上位の生物の内部被曝につながる。そのため,放射性セシウムの土壌への固定化,農作物への移行メカニズムについての理解は, […]

ダイズの放射性セシウム吸収解析および福島県における効果的なカリ施肥法の検討

2015.08.07
ダイズの放射性セシウム吸収解析および福島県における効果的なカリ施肥法の検討

東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発事故により、食糧生産の場である広大な農耕地が放射性物質(主に放射性セシウム)に汚染した。福島県が実施している農産物のモニタリング検査では、事故から4年が経過し基準値(放射性セシウム濃 […]

「超高層大気の全球地上観測メタデータデータベース」の国際展開

2015.08.07
「超高層大気の全球地上観測メタデータデータベース」の国際展開

(1)地上観測メタデータデータベースの国際展開 これまでに国内の他機関(九州大学・名古屋大学・東北大学・極地研究所)と協同して、超高層大気の地上観測データに関するメタデータの作成、およびそれらのデータベース構築、観測デー […]

赤道大気レーダー・ライダー・オゾンラジオゾンデ観測による大気乱流特性の国際共同研究

2015.08.07
赤道大気レーダー・ライダー・オゾンラジオゾンデ観測による大気乱流特性の国際共同研究

乱流混合は熱や物質の鉛直輸送に寄与する重要なプロセスであるが、そのスケールが極めて小さいことから観測が難しい現象の一つである。気象予報モデルにおいても乱流を直接解像することはできないため、パラメータ化して取り扱われており […]

リグニン由来化合物の生産のための環境汚染物質分解菌の利用

2015.08.07
リグニン由来化合物の生産のための環境汚染物質分解菌の利用

自然界から供給される芳香族化合物の多くは植物リグニン由来である。リグニンはまず木材腐朽菌等により部分的に分解されるとその分解生成物である芳香族化合物の多くは土壌中に供給される。土壌中には、リグニンから供給された芳香族化合 […]

MHP社アカシア大規模産業造林における気象観測を中心とした環境計測

2015.03.10
MHP社アカシア大規模産業造林における気象観測を中心とした環境計測

関連ミッション: インターミッション 日射量の豊富な熱帯地域における持続的な大規模産業造林は、持続的、循環的な木材資源の生産基盤として、我が国の資源確保や地元住民の経済活動、福祉に大きく貢献している。その一方で、単一樹種 […]

持続性マリンバイオマス「キチン」の高付加価値利用に関する研究

2015.03.10
持続性マリンバイオマス「キチン」の高付加価値利用に関する研究

キチンは、カニの甲羅やエビの殻に豊富に存在する多糖で、セルロースに匹敵する量が毎年地球上で生産されている。生存研・生物機能材料分野では、この循環型持続的マリンバイオマスの高付加価値利用について研究を行っている。これまでに […]

バングラデシュにおける大洪水の発生とその感染症の発生と流行への影響に関する研究

2015.03.10
バングラデシュにおける大洪水の発生とその感染症の発生と流行への影響に関する研究

インド亜大陸北東地域のインドのアッサム、メガラヤ、およびバングラデシュは、世界最大の豪雨地域のひとつである。この豪雨は、ブラマプトラ、メグナの大河川に流入し、バングラデシュの流域で毎年のように洪水を発生させる。時々発生す […]

アルミニウムによる外生菌根菌の有機酸代謝変動の網羅的解析

2015.03.10
アルミニウムによる外生菌根菌の有機酸代謝変動の網羅的解析

地球温暖化防止に向けた造林は、今後、食料生産と競合しない荒廃地で行う必要性がさらに増大する。地球陸地の 7 割が、酸性、アルカリ性、重金属汚染、等の荒廃地であり、内 3、4 割が酸性土壌との報告もある。酸性土壌では、アル […]

土壌酵素活性を用いた森林生態系の成立に伴う土壌腐植特性の把握

2015.03.10
土壌酵素活性を用いた森林生態系の成立に伴う土壌腐植特性の把握

森林生態系の生態系サービスは、近年木材生産のみを指すのではなく、二酸化炭素の吸収や水質浄化といったより多様なものが期待されている。これらの生態系サービスは、森林生態系のなかで最大のバイオマスをもつ樹木と大気・水・土壌など […]

アミノ酸窒素同位体比指標を用いた土壌動物群集の食物網構造推定

2015.03.10
アミノ酸窒素同位体比指標を用いた土壌動物群集の食物網構造推定

土壌動物群集の食物網を推定するために、野外での長期的な食性を反映するという長所をもつ窒素・炭素安定同位体比が用いられている。しかし他の生態系と異なり、土壌動物群集においては一次消費者の利用する資源が、有機物の分解の程度に […]

木屎漆(こくそうるし)の植物素材 ~脱活乾漆技法のさらなる理解に向けて

2015.03.10
木屎漆(こくそうるし)の植物素材 ~脱活乾漆技法のさらなる理解に向けて

興福寺阿修羅像や唐招提寺鑑真和上像は、天平時代を代表する脱活乾漆像(例えば図 1)で、現存するこれらの仏像のほとんどが国宝あるいは重要文化財に指定されている。脱活乾漆技法は中国よりもたらされたが、天平時代の乾漆 […]

衛星リモートセンシングを用いた水質環境のモニタリングのための大気補正方法の開発

2015.03.10
衛星リモートセンシングを用いた水質環境のモニタリングのための大気補正方法の開発

汽水域である宍道湖・中海の水質環境のモニタリングのために、衛星リモートセンシングを用いる基礎研究が島根大学において行われている。 現時点では近赤外バンドおよび赤バンドを用いて、水質の基本的指標とされる濁度の推定が可能とな […]

科学衛星における電磁環境適合性 (EMC: ElectroMagnetic Compatibility) に関する研究

2015.03.10
科学衛星における電磁環境適合性 (EMC: ElectroMagnetic Compatibility) に関する研究

宇宙を生存圏の拡大という立場でとらえた時、その生存空間における環境は、地上における中性大気に支配されている環境とは大きく異なり、プラズマという電離気体によって満たされた空間中に電磁気現象として具現する。それを観測する衛星 […]

熱帯産業造林におけるバイオマス生長量の動的評価に関する調査研究

2015.03.10
熱帯産業造林におけるバイオマス生長量の動的評価に関する調査研究

関連ミッション: インターミッション インドネシアスマトラ島南部における 30 万 ha のアカシア産業造林地をフィールドとし、バイオマス生長量の評価、樹木の生長と気象の関係、人工林における生物多様性評価など、大気圏、生 […]

樹木の遺伝子型・表現型多様性が節足動物群集と生態系機能に果たす役割の解明

2015.03.10
樹木の遺伝子型・表現型多様性が節足動物群集と生態系機能に果たす役割の解明

生態系のプロセスは、生産過程・消費過程・分解過程に区分される。一方、これらの生態系プロセスは生物群集の構造に大きく依存している。近年、陸上生態系の基盤生物である植物の遺伝子型・表現型多様性が、それぞれの生態系プロセスと生 […]

熱帯アカシアの分子育種

2015.03.10
熱帯アカシアの分子育種

生存圏研究所インターミッションであるアカシアプロジェクトの中で進められていたバイオテクノロジーに近い研究グループ(林と梅澤)が本ミッション研究に申請する。 インドネシアでは、広大な土地にアカシアマンギウムやアカシアクラシ […]

燃焼性ガスセンサ利用のための二酸化マンガンの電気特性解析

2015.03.10
燃焼性ガスセンサ利用のための二酸化マンガンの電気特性解析

本研究では、室温環境化での燃焼性ガスに対する二酸化マンガンの電気反応特性を調査する。これまでの研究において、センサ反応システムは完成しているため、そのシステムを継続して用いることで、必要な電気的特性(発生電圧・電流、イン […]

担子菌 Trametes versicolor RC3 株の発酵阻害物質分解性ラッカーゼ遺伝子の単離・同定と異種発現解析

2015.03.10
担子菌 Trametes versicolor RC3 株の発酵阻害物質分解性ラッカーゼ遺伝子の単離・同定と異種発現解析

研究代表者の所属する研究室では,熱帯アジアの微生物資源の多様性に注目し、木質バイオマスからのバイオエタノール生産に有用な特に担子菌とその新規な機能について精力的に研究を行ってきた。その中でもタイで単離された 42&nbs […]

昼間の熱圏中性大気風速計測のためのロケット放出リチウム観測用光学機器の開発と観測

2015.03.10
昼間の熱圏中性大気風速計測のためのロケット放出リチウム観測用光学機器の開発と観測

生存圏の最上層に位置する熱圏は、現在の人類宇宙活動の拠点であるが、その理解は十分でなく主要な大気モデルが観測に一致しない事例が見られるなど観測手法の開発余地が大きい。本研究課題では、研究代表者らの観測ロケットを用いた直接 […]

熱帯上部対流圏循環の解明

2015.03.10
熱帯上部対流圏循環の解明

温暖化を含む地球環境、古気候を含む長期気候変動、地球との比較を意識した惑星大気力学などは、気候研究のこれからの主題であり、このような視点から熱帯大循環像を再構築していくことが、衛星観測によってそれぞれの熱帯現象の記述が進 […]

スギ材の空気浄化機能の解明とヒトの心身への影響に関する研究

2015.03.10
スギ材の空気浄化機能の解明とヒトの心身への影響に関する研究

緑豊かな森林は、地球温暖化ガスの二酸化炭素を蓄積し、大気汚染や水質汚濁を浄化する機能を発揮する。しかし、森林整備の遅れによって本来森林のもつ環境浄化機能が十分に発揮されていない状況にあり、間伐材の多くが未利用のまま林内に […]

マイクロ波励起超活性固体境界層反応によるバイオリファイナリーケミカルプラットフォームの構築

2015.03.10
マイクロ波励起超活性固体境界層反応によるバイオリファイナリーケミカルプラットフォームの構築

近年、容易に採掘できる石油などの化石資源の枯渇が社会経済活動に深刻な打撃を与えることも指摘されており、再生可能資源からエネルギーのみでなく基本化学品を供給することは、人類の持続的生存にとって必須な課題である。こうした点を […]

多波長リモートセンシングによる汽水域懸濁物質起源推定方法の開発

2015.03.10
多波長リモートセンシングによる汽水域懸濁物質起源推定方法の開発

汽水域は海と川から影響を受けやすく、淡水、海水中の生物が共存する独自の環境を有している。この環境を広範囲にモニターするためにはリモートセンシングが有効だと考えられる。水環境の指標として最も基本とされる濁度については、以前 […]

多波長ライダー計測による対流圏エアロゾル・雲の物理特性の研究

2015.03.10
多波長ライダー計測による対流圏エアロゾル・雲の物理特性の研究

人間活動に伴う燃焼や、土埃、波飛沫などにより大気中に放出された微小粒子を大気エアロゾルと呼ぶ。この大気エアロゾルが、太陽放射を散乱・吸収する効果(直接効果)と、エアロゾル粒子が凝結核として働き、生成される雲の放射特性を変 […]

宇宙空間におけるプラズマ密度計測のための高周波数分解能受信機の開発

2015.03.10
宇宙空間におけるプラズマ密度計測のための高周波数分解能受信機の開発

地球周辺の宇宙空間(ジオスペース)には、気象観測・放送通信・測位のための人工衛星など我々の身近な生活をささえるインフラストラクチャ群が展開されており、既に人類の生存圏の一部となっている。宇宙空間の環境は、中性大気で満たさ […]

窒素固定能に優れたアクチノリザル樹木の抽出成分ミリカノールの生合成と共生菌フランキアとの化学生物学的検討

2015.03.10
窒素固定能に優れたアクチノリザル樹木の抽出成分ミリカノールの生合成と共生菌フランキアとの化学生物学的検討

ヤマモモ科・カバノキ科・グミ科などの樹木はアクチノリザル植物と呼ばれ、土壌放線菌であるフランキアと共生する。フランキアは窒素固定反応によって空気中の窒素を固定し宿主である樹木の生長に必要な窒素源を供給するため、マメ科樹木 […]

超高感度二次元NMRによるバイオマス全成分解析法の開発

2015.03.10
超高感度二次元NMRによるバイオマス全成分解析法の開発

化石資源の消費量を減らし、持続可能な社会を構築するために、木質バイオマスを変換・利用してバイオエネルギーや化成品を高効率で生産することが注目を集めている。木質バイオマスはセルロース、ヘミセルロース及びリグニンを主成分とす […]

燃料電池利用に向けた有機-無機ハイブリッド膜のメソ構造制御と電気化学特性の評価

2015.03.10
燃料電池利用に向けた有機-無機ハイブリッド膜のメソ構造制御と電気化学特性の評価

燃料電池は CO2 の排出がなく、かつ発電効率が高いことから、将来の宇宙圏・生存圏におけるクリーンエネルギーとして注目されている。燃料電池の発電効率の向上には 100~200 ℃での中温領域での動作が必須である […]

白色腐朽菌リグニン分解機構マスターレギュレーターの検索

2015.03.10
白色腐朽菌リグニン分解機構マスターレギュレーターの検索

木質資源を利用しやすい形態の資源へ変換するためには、木質リグニンを低分子化する必要がある。除去方法としては、従来の物理・化学的方法よりも低コストで環境負荷が少ない生物的発酵法が望ましい。白色腐朽菌と呼ばれる一群の担子菌は […]

化学状態から見た蛍光X線分析法による植物における環境の影響評価

2015.03.10
化学状態から見た蛍光X線分析法による植物における環境の影響評価

生存圏を取り巻く大気の主要成分は窒素であり、窒素は生物の体を作り、生態系を循環してまた大気に戻る「循環」を繰り返している。その循環の主な駆動力になっているのは、マメ科植物に代表される共生窒素固定である。マメ科植物が土壌中 […]

担子菌由来発酵阻害物質分解性ラッカーゼアイソザイムの同定と酵母での発現条件の最適化

2015.03.10
担子菌由来発酵阻害物質分解性ラッカーゼアイソザイムの同定と酵母での発現条件の最適化

研究代表者の所属する研究室では、タイで単離された 42 ℃でも生育可能な担子菌 Trametes versicolor RC3 株のラッカーゼ画分が木質バイオマス前処理後の発酵プロセスの阻害物質(バニリン、フル […]

木質パルプのナノファイバー化によるアルカリ可溶化とその総合利用

2015.03.10
木質パルプのナノファイバー化によるアルカリ可溶化とその総合利用

再生セルロースは木質パルプ(一部コットンリンター)を溶剤に一旦溶かした後、所定の形状に沈殿させたもので、衣料用繊維(レーヨン、キュプラ)、フィルム(セロファン)、人工腎臓用透析膜、血漿製剤製造用ウィルス除去膜などに使われ […]

セルロースナノファイバーの利用による新たな食品物性の創出

2015.03.10
セルロースナノファイバーの利用による新たな食品物性の創出

現代人の食に関する嗜好は極めて多様化しており、食感などについても、常に新しいターゲットが模索されている。一方で、食品には、生活習慣病を予防し得るような生理機能が求められているが、そのような機能を持つ成分はしばしば味や香り […]

MUレーダー・ラジオゾンデ気球高分解能観測による微小乱流の日仏共同研究

2015.03.10
MUレーダー・ラジオゾンデ気球高分解能観測による微小乱流の日仏共同研究

乱流混合は熱や物質の鉛直輸送に寄与する重要なプロセスであるが、そのスケールが極めて小さいことから観測が難しい現象の一つである。これまでの研究によって大気乱流の特徴が徐々に明らかになりつつある。例えば、下部成層圏においては […]

木質からの白金代替燃料電池用カソード触媒合成条件のPy(熱分解)-GC/MSによる最適化

2015.03.10
木質からの白金代替燃料電池用カソード触媒合成条件のPy(熱分解)-GC/MSによる最適化

燃料電池カソード電極用の白金代替カソード触媒としてのカーボンアロイ触媒の研究が国内外で活発に行われている。燃料電池カソード電極以外の用途としては、自動車用排ガス触媒があげられ、今後、その需要は極めて高いと期待される。しか […]

超高層大気-海洋-固体地球結合モデルによる津波推定に関する研究

2015.03.10
超高層大気-海洋-固体地球結合モデルによる津波推定に関する研究

2011 年 3 月 11 日に発生した東北地方太平洋沖地震の直後に電離圏において、プラズマ大気の構造が観測された(図)。これらは、震源地域上空で発生し、水平方向へ同心円状に伝搬していたため、地震による地殻変動が海面隆起 […]

地上および衛星データを用いた熱帯植林地のバイオマス生長量の動態評価ならびに樹木成長に及ぼす気象要素の影響に関する研究

2015.03.10
地上および衛星データを用いた熱帯植林地のバイオマス生長量の動態評価ならびに樹木成長に及ぼす気象要素の影響に関する研究

1) 地上観測データの収集拡充と解析 南スマトラに位置する MHP 社の約 10,000 ha (ユニット V)における地表ランダムサンプル区域の樹木生長量のデータについて、これまでのデータを拡大(2000&n […]

超高感度溶液NMR法による木質バイオマスの丸ごと、高分解能、リアルタイム計測法の開発と応用

2015.03.10
超高感度溶液NMR法による木質バイオマスの丸ごと、高分解能、リアルタイム計測法の開発と応用

化石資源の消費量を減らし、持続可能な社会を構築するために、木質バイオマスを変換・利用してバイオエネルギーや化成品を高効率で生産することが注目を集めている。木質バイオマスはセルロース、ヘミセルロース及びリグニンを主成分とす […]

自然素材活用型住宅における耐力要素の改良と動的・静的構造特性の比較検証

2015.03.10
自然素材活用型住宅における耐力要素の改良と動的・静的構造特性の比較検証

一昨年来、ミッション共同研究制度を活用して、エコ住宅生存圏研究所の講内に建築された木造エコ住宅(律周舎)の健全性調査と各種耐力要素の動的性能の解明に関する研究を開始した。平成 21 年度には可搬式加振機 3 台を用いてエ […]

「重合率傾斜型」有機-無機ハイブリッド膜の燃料電池用電解質膜の高機能化

2015.03.10
「重合率傾斜型」有機-無機ハイブリッド膜の燃料電池用電解質膜の高機能化

燃料電池は CO2 の排出がなく、かつ発電効率が高いことから、将来の宇宙圏・生存圏におけるクリーンエネルギーとして注目されている。燃料電池の発電効率の向上(すなわち白金使用量の低減)には 100~200 ℃での […]

リグニン分解酵素発現を支配するカルモデュリン経路の解析

2015.03.10
リグニン分解酵素発現を支配するカルモデュリン経路の解析

効率的な太陽エネルギー利用のためには、地球上最大のバイオマス量を占める木質資源の積極的利用が必要である。それにより、わが国の植林地保全にインセンティブを与える二次的効果も期待できる。これを実現するためには、木質資源を多様 […]

都市環境モニタリングのための高精度位置情報取得システムの開発

2015.03.10
都市環境モニタリングのための高精度位置情報取得システムの開発

都市は地球上の人口の半分を支える,人類が生存するためのもっとも重要な空間である。本研究はこの都市と地球環境とが調和するための指標となる環境情報を取得するための基盤システムを構築することを目的としている。近年、この都市環境 […]

GPS電波掩蔽観測のデータ解析手法に関する国際共同研究
International collaborative studies on data analysis method for GPS radio occultation experiment
(国際共同研究) 7

2015.03.09
GPS電波掩蔽観測のデータ解析手法に関する国際共同研究
International collaborative studies on data analysis method for GPS radio occultation experiment
(国際共同研究) 7

研究の目的と目標、生存圏科学との関わり 宇宙開発は従来、米、露、日本、欧州が中心であったが、近年はアジア諸国でも盛んに推進されている。インドネシア航空宇宙庁(LAPAN)においても、小型衛星 TUBSAT をドイツと共同 […]

新型ソフトウェア受信機を用いた大気レーダーの乱流解像手法の開発
Development of measurement method for resolving fine-scale structure of turbulence using the new software-defined radar receiver
(国際共同研究) 6

2015.03.09
新型ソフトウェア受信機を用いた大気レーダーの乱流解像手法の開発
Development of measurement method for resolving fine-scale structure of turbulence using the new software-defined radar receiver
(国際共同研究) 6

大気乱流の高解像度観測は航空機の安全運航や気象数値モデルの精度向上に貢献する。レンジイメージング(RIM)は多周波切替え送信と適応信号処理を用いて大気レーダーの鉛直分解能を従来の 1/3~1/5 (数 10 m […]

生存圏フラッグシップ共同研究「バイオナノマテリアル」の国際化に向けて
Establishment of international relationship on bio-nanomaterial research in RISH
(国際共同研究) 5

2015.03.09
生存圏フラッグシップ共同研究「バイオナノマテリアル」の国際化に向けて
Establishment of international relationship on bio-nanomaterial research in RISH
(国際共同研究) 5

本国際共同研究は、生存圏フラッグシップ共同研究の国際化を軸に、ナノセルロース(セルロースナノファイバー、セルロースナノウィスカーの総称)に関する国際的な研究コミュニティの形成を図るものである。ナノセルロースについては、I […]

MUレーダー・ライダー・気球高分解能同時観測による大気乱流特性の国際共同研究
International collaborative study on atmospheric turbulence based on high-resolution observations with the MU radar, lidar, and balloons
(国際共同研究) 4

2015.03.09
MUレーダー・ライダー・気球高分解能同時観測による大気乱流特性の国際共同研究
International collaborative study on atmospheric turbulence based on high-resolution observations with the MU radar, lidar, and balloons
(国際共同研究) 4

乱流混合は熱や物質の鉛直輸送に寄与する重要なプロセスであるが、そのスケールが極めて小さいことから観測が難しい現象の一つである。気象予報モデルにおいても乱流を直接解像することはできないため、パラメータ化して取り扱われており […]

SCOSTEP国際共同研究プロジェクト: CAWSESの推進
Promotion of an international project of SCOSTEP: CAWSES
(国際共同研究) 3

2015.03.09
SCOSTEP国際共同研究プロジェクト: CAWSESの推進
Promotion of an international project of SCOSTEP: CAWSES
(国際共同研究) 3

生存圏を構成する大気圏、宇宙圏は太陽放射によって一次的に形成・維持され、さらに太陽活動の短期・突発的変動(コロナ爆発、フレアー、磁気嵐など)および長期・周期的変化(11 年周期変化)の影響を受けて変動している。その動態を […]

東アジア地域の木材利用の歴史から探る持続的社会の構築
Sustainable community considered from history of wood use in East Asia
(国際共同研究) 2

2015.03.09
東アジア地域の木材利用の歴史から探る持続的社会の構築
Sustainable community considered from history of wood use in East Asia
(国際共同研究) 2

東南アジアを含む東アジア地域には豊かな森林資源が広がっている。この東アジア地域では古来より木材を生活の中で利用してきた歴史があり、「木の文化」とも呼ぶことのできる多くの文化遺産が存在している。これらの木質文化遺産は、歴史 […]

地上および衛星データを用いた熱帯植林地のバイオマス生長量の動態評価ならびに樹木成長に及ぼす気象要素の影響に関する研究
Dynamic Evaluation of Forest Biomass in Tropical Plantation by Ground and Satellite Data and the Effects of Meteorological Elements on the Tree Growth
(国際共同研究) 1

2015.03.09
地上および衛星データを用いた熱帯植林地のバイオマス生長量の動態評価ならびに樹木成長に及ぼす気象要素の影響に関する研究
Dynamic Evaluation of Forest Biomass in Tropical Plantation by Ground and Satellite Data and the Effects of Meteorological Elements on the Tree Growth
(国際共同研究) 1

熱帯域の森林の急激な減少は、地球規模の温暖化や環境劣化、生物多様性の減少、さらには人類の資源供給に関する不安定性を助長するものとして危惧されている。東南アジア諸国では、インドネシアにおける熱帯林の消失が著しく、森林の再生 […]

宇宙環境を利用した宇宙ごみ(スペースデブリ)除去に関する研究

2015.03.09
宇宙環境を利用した宇宙ごみ(スペースデブリ)除去に関する研究

1957 年のスプートニク 1 号打ち上げ以来、人類は活動範囲を宇宙に広げて無数の人工衛星やスペースシャトルを打ち上げてきた。しかし、それと同時に、打ち上げで使用したロケット・スペースシャトルの破片や運用を終了して地球の […]

天然原材料由来の高分子ナノファイバーの食品機能に関する研究

2015.03.09
天然原材料由来の高分子ナノファイバーの食品機能に関する研究

現代人の食に関する嗜好は極めて多様化しており、食感などについても、常に新しいターゲットが模索されている。一方で、食品には、生活習慣病を予防し得るような生理機能が求められている。これら加工面および生理機能面での要求の両方あ […]

化石資源代替材料創製に向けた木質バイオマスの選択液化

2015.03.09
化石資源代替材料創製に向けた木質バイオマスの選択液化

二酸化炭素の大量放出を続け地球温暖化が問題となっている現状において、低炭素社会実現に向けて未利用植物資材から化石資源代替となる化学品を生産することは急務である。一方、木質バイオマスの急速熱分解により、きわめて短時間で、粘 […]

多偏波SARデータを用いた熱帯産業植林地における森林バイオマス量推定手法の高度化と動態評価

2015.03.09
多偏波SARデータを用いた熱帯産業植林地における森林バイオマス量推定手法の高度化と動態評価

近年、世界の熱帯各地で“産業植林”が急速に拡大している。木材資源の需要の増大から、近い将来における産業植林地の更なる広がりが見込まれ、その面積拡大は避けられない。したがって、長期に渡り土地の生産力を低下させないよう恒常的 […]

ウィンドプロファイラー・RASS・ライダー・ゾンデ気球観測によるヤマセの実態解明

2015.03.09
ウィンドプロファイラー・RASS・ライダー・ゾンデ気球観測によるヤマセの実態解明

ヤマセは、東北地方の太平洋側で初夏から盛夏にかけてしばしば観測される背の低い(100~数1000 m の)東寄りの風であり、霧や下層雲を伴い、一般に冷涼である。長期間続くと日照不足と低温及び高湿により稲作が阻害 […]

アジアモンスーン森林湿地域における温室効果ガス吸収および放出機能の評価

2015.03.09
アジアモンスーン森林湿地域における温室効果ガス吸収および放出機能の評価

地球温暖化の克服に対し、森林は海洋とともに「地球の肺」としての機能を期待されている。社会一般に認識されている森林の「地球の肺」としての機能は、「森林は二酸化炭素やメタンを吸収してくれる」というイメージに代表されるが、この […]

小型電磁波センサーノードによるセンサーネットワークの開発

2015.03.09
小型電磁波センサーノードによるセンサーネットワークの開発

人間が日常生活を送っている空間には、様々な電磁波が存在している。それは、人間活動に伴う人工的なものもあれば、自然発生的に存在する電磁波もある。また、その周波数も様々である。我々はこれまで宇宙空間においてプラズマ波動観測を […]

1926年–1969年の44年間にわたる太陽活動CaIIK画像データベースの作成

2015.03.09
1926年–1969年の44年間にわたる太陽活動CaIIK画像データベースの作成

京都大学理学研究科附属天文台では、太陽彩層の全面観測を 1926 年以降継続してきた。長期にわたって太陽活動・彩層活動をこのような長い期間観測したものは世界でも稀であり、貴重な一級の資料であるため、我々はこれを活用する策 […]

間伐材を利用した外壁貼付け方式の新しい耐震補強工法の開発

2015.03.09
間伐材を利用した外壁貼付け方式の新しい耐震補強工法の開発

従来から古い木造住宅の耐震補強は喫緊の課題と言われてきているが、実際にはその施工事例は極めて限られており、多くが放置されているのが現状である。これまでの耐震補強工事では、屋根や天井、外壁、床などの撤去を伴う大掛かりな工事 […]

天候の影響を受けにくい平面波音源の開発とそれを用いたRASS (Radio Acoustic Sounding System)の運用

2015.03.09
天候の影響を受けにくい平面波音源の開発とそれを用いたRASS (Radio Acoustic Sounding System)の運用

都市域の境界層(高度約 2 km 以下)では、活発な産業活動によりガス・粒子が盛んに排出されており、その動態を明らかにすることは我々の生活空間の大気質の特性を知るうえで重要である。特に、気温構造は大気の混合・輸 […]

熱帯産業造林樹種の代謝工学

2015.03.09
熱帯産業造林樹種の代謝工学

アジアの熱帯森林はなお減少を続けており、熱帯天然林の更なる伐採を伴わない森林バイオマスの増産、有効な資源利用に向けた技術革新が必須となっている。すなわち、食糧生産との競合を避け、比較的劣等な条件の土地を使いつつ、単位面積 […]

ナノ粒子分散型有機-無機ハイブリッド膜を用いた燃料電池用電解質膜の電気特性評価

2015.03.09
ナノ粒子分散型有機-無機ハイブリッド膜を用いた燃料電池用電解質膜の電気特性評価

エネルギー供給の多様化や地球温暖化問題の解決のため、燃料電池への注目が集まっている。プロトン交換膜型の燃料電池の高効率化のためには 100 ℃以上の中温領域での作動が不可欠である(白金触媒の被毒を避けるため)。 […]

土壌環境によるイオウ結合形態の変動とその評価手法の開発

2015.03.09
土壌環境によるイオウ結合形態の変動とその評価手法の開発

大気により負荷されたイオウや窒素の酸化物は、森林土壌(以下、土壌)の酸性化をもたらし森林衰退を引き起こすことが、欧米の調査から示されている。一方我が国では、欧米と同じレベルの酸性負荷物質があるにもかかわらず、土壌は酸性化 […]

バイオマス高度利用のための新規リグニン・糖間結合分解酵素に関する国際共同研究

2015.03.09
バイオマス高度利用のための新規リグニン・糖間結合分解酵素に関する国際共同研究

地球温暖化と化石資源の枯渇問題を背景として、バイオマスから燃料アルコールや化学品などを作り出すバイオリファイナリーの構築が緊急性の高い問題として注目を集めている。とりわけ、食糧と直接競合しない木質バイオマスを持続的に利用 […]

熱帯アカシア人工林におけるシロアリおよび木材腐朽菌類の多様性評価

2015.03.09
熱帯アカシア人工林におけるシロアリおよび木材腐朽菌類の多様性評価

研究グループが核となって実施した平成 20~22 年度科学研究費(基盤研究B海外調査研究)(研究代表者: 吉村剛)によって、以下の 2 点が明らかとなった。 一度伐採されてしまった森林は、20~30 年経過して外見的には […]

首都圏の雷雨を伴う対流性降水システムに関する統合観測研究

2015.03.09
首都圏の雷雨を伴う対流性降水システムに関する統合観測研究

発達した積乱雲を原因とする集中豪雨は、洪水や土砂災害を引き起こし、甚大な被害を日本各地にもたらしている。とりわけ首都圏をはじめとする大都市域では、都市型ゲリラ豪雨の頻発が近年大きな問題となっており、その被害軽減のために、 […]

化石資源代替材料創製に向けた木質バイオマスの急速熱分解条件の最適化

2015.03.09
化石資源代替材料創製に向けた木質バイオマスの急速熱分解条件の最適化

二酸化炭素の大量放出を続け地球温暖化が問題となっている現状において、低炭素社会実現に向けて未利用植物資材から化石資源代替となる化学品を生産することは急務である。一方、木質バイオマスの急速熱分解により、きわめて短時間で、粘 […]

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