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持続可能生存圏開拓診断 (DASH) /森林バイオマス評価分析システム (FBAS)

更新日: 2016/05/20

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遺伝子組換え植物に対応できる大型温室と網羅的な分析機器を融合したDASHシステムは、平成19年度京都大学の概算要求(生存圏研究所と生態学研究センター)により設置された全国共同利用施設です。「分析装置サブシステム」と、樹木にも対応できる大型の遺伝子組換え植物用の「植物育成サブシステム」の2つで構成され、前者は、植物代謝産物の包括的な解析に適したLC-IT-TOF-MS、リグニンの組成分析や植物揮発性成分の分析に適したGCMS、土壌成分の分析のためのライシメーターからなります。

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リグニンなど森林バイオマスの科学的分析を柱とした従前の森林バイオマス評価分析システム (FBAS) と、このDASHシステムとを融合し、遺伝子組換え樹木にも対応した植物の育成とその代謝産物の分析を総合的にサポートできるDASH/FBASとして、平成20年度から全国共同利用に供しています。DASH/FBASは、植物を中心として、環境ストレス、大気、土壌、微生物、昆虫などとの相互作用の研究に資することを目的としています。さらには、より総合的な視点で、生態系ネットワーク構造の解明や、新たな植物資源材料の開発にも取り組んでいます。

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