人材育成について
更新日: 2024/07/05
生存圏研究所では、学生、若手研究者の人材育成にも力を注いでいます。生存圏アジアリサーチノード(ARN)や生存圏科学スクール(HSS)を通して学生の海外派遣や国際シンポジウムでのポスター発表を推進しています。また修士修了予定の学生による修士発表会も行っています。 |
学生受賞
令和5年度受賞
学生受賞19件 リストPDF |
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河合勝己, 鈴木健斗, |
Global Student Wireless Power Competition Best Video Presentation Award |
中西浩平 | Phytofactories 2023(Luxembourg)ポスター賞 |
鈴木健斗 | IEEE Kansai Chapter 16th Kansai Microwave Meeting for Young Engineers Distinguished Service Award |
勝田慎平 | IEEE Kansai Chapter 16th Kansai Microwave Meeting for Young Engineers Best Presentation Award |
星川龍希 | IEEE Kansai Chapter 16th Kansai Microwave Meeting for Young Engineers Best Presentation Award |
高松恭子 | PMRN2023(The 3rd online symposium of the Plant Microbiota Research Network) ポスター賞 |
岡部由美 | 京都大学エネルギー理工学研究所 第14回国際シンポジウム 学生ポスター賞 |
高松恭子 | 植物微生物研究会 第32回研究交流会 学生優秀発表賞 |
Ji Pingping | 細胞壁研究者ネットワーク・第17回定例研究会 優秀発表賞 |
松下修平 | 第40回 日本植物バイオテクノロジー学会 学生優秀発表賞 |
Hou Min-chih、Richard Yap Je Too | woodrise2023 国際耐震模型実験競技(International Seismic Challenge) 第1位 |
難波宗功 | 2023年度日本建築学会大会学術講演会 構造部門(木質構造) 若手優秀発表賞 |
小板青空 | JSBBA KANSAI 10th Student Forum Most impressive presentation |
勝田慎平 | 電子情報通信学会・マイクロ波研究会および無線電力伝送研究会 Young Researcher Best Presentation Award |
鈴木健斗 | IEEE MTT-S Kansai Chapter Best Poster Award |
勝田慎平 | IEEE MTT-S Kansai Chapter Best Poster Award |
星川龍希 | IEEE MTT-S Kansai Chapter Best Young Presentation Award(最優秀発表賞) |
窪井健斗 | 日本農芸化学会関西支部例会 優秀発表賞(賛助企業推薦) |
小板青空 | 植物気候フィードバック若手の会 優秀口頭発表賞 |
令和4年度受賞
受賞14件 リストPDF
令和3年度受賞
受賞18件 リストPDF
令和2年度受賞
受賞20件 詳細はこちから
令和元年度受賞
受賞20件 詳細はこちらから
平成30年度受賞
受賞15件 詳細はこちらから
平成29年度受賞
受賞21件 詳細はこちらから
平成28年度受賞
受賞18件 詳細はこちらから
学生の海外派遣
生存圏アジアリサーチノード(ARN)
生存圏研究所では、国際化をさらに進めるため、平成28年度から「生存圏アジアリサーチノード(Humanosphere Asia Research Node (以下ARN))」プログラムをスタートさせました。これは、インドネシアにARNを整備・運営することで、生存圏科学を支え、さらに発展させる国際的な人材育成を進めるとともに、国際共同研究のハブ機能を強化することを目指しています。平成29年度2月には第1回ARN国際シンポジウムをインドネシアのペナンで開催し、同年7月には第2回ARN国際シンポジウムを京都大学宇治キャンパスで開催し、当研究所からは25名の学生がポスター発表するとともに、各1分間のショートスピーチを壇上にて行いました。平成30年9月には、第3回ARN国際シンポジウムを開催しました。 参加者は外国人163名、学生140名を含む201名となりました。令和元年12月には、学生151名を含む237名の参加者のもと第4回生存圏アジアリサーチノードシンポジウムを中国の南京市において開催しました。コロナ感染対応中はオンラインで開催し、第8回はインドネシアで現地およびオンラインで開催されました。
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ARNにおける人材育成 |
学生によるARN座談会の様子 |
京都大学広報誌「KYOTO U」Research News 2017 Autumn に「生存圏アジアリサーチノード(ARN)」が特集されました。
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生存圏科学スクール Humanosphere Science School (HSS)
日本・インドネシア両国の特に若手研究者・学生を対象としたスクール、「生存圏科学スクール(HSS)」をインドネシア科学院(LIPI)との共催により平成20年度から毎年開催し、平成23年度からは「国際生存圏科学シンポジウム(ISSH)」も併催しています。令和元年度は、インドネシア共和国ボゴールにおいて開催し、JASTIPやSATREPSなど多くの共催のもと、生存圏科学全般についての講演および発表が行われました。2日間で延べ211名の参加者を集めました。
修士発表会
研究所開設時より、修士修了予定の学生による修士発表会を開催しています。
さまざまな分野にまたがる発表は、研究者にとって自身の専門分野以外の研究を知る良い機会であり、また学生教育という点においても大変意味のあるものとなっています。
令和5年度プログラム
氏名 | 分野名 | 論文タイトル | |
1 | ⾼⽊ 佑⼀ | ⽣物機能材料分野 | 低温リン酸処理によるCNFの構造変化 |
2 | 篠崎 美⽉ | ⽣物機能材料分野 | 銀ナノ粒子を担持したセルロースナノファイバーの作製 |
3 | 岩⽥ 恵理⼦ | 森林圏遺伝⼦統御分野 | ⾼温ストレスがトマトのα-トマチン分泌および根圏微⽣物叢に与える影響の解析 |
4 | 松下 修平 | 森林圏遺伝⼦統御分野 | ミカン科における UbiA 遺伝⼦ゲノムクラスターの代謝機能および分⼦進化 |
5 | ⽯井 佑奈 | ⼤気圏精測診断分野 | 1.3GHz帯⼤気レーダーを⽤いたMIMOレーダーの開発 |
6 | Chuai Erlu | ⼤気圏精測診断分野 | Estimation of Cross-Range Wind Velocity Components Based on Radar Inversion Technique |
7 | ⽊村 侑希⼤ | ⼤気圏精測診断分野 | 1.3GHz帯⼤気レーダーを⽤いたアダプティブクラッター抑圧の開発 |
8 | 湯⾕ 樹⽣ | レーダー⼤気圏科学分野 | ⾼分解能電離圏シミュレーションを⽤いたプラズマバブル発⽣の⽇々変動に関する研究 |
9 | LU JIANSHU | 循環材料創成分野 | Potential of polyols as novel adhesives for wood |
10 | ENTA TATIANA MITIE | ⽣活圏⽊質構造科学分野 | Structural performance of glulam and CLT beams with opening |
11 | ⾕⼝ 由輝⽃ | ⽣存科学計算機実験分野 | 内部磁気圏におけるコーラス波の成⻑率に関する時空間分布 |
12 | ⽔野 雄太 | ⽣存科学計算機実験分野 | 磁気圏近尾部におけるイオン急増現象に関する研究 |
13 | ⾼原 ⻨ | ⽣存圏電波応⽤分野 | 0次モード共振を利⽤した均⼀マイクロ波加熱領域の伸張 |
14 | 鈴⽊ 健⽃ | ⽣存圏電波応⽤分野 | OAMモード切り替え照射による均⼀マイクロ波加熱の研究 |
15 | 梶原 豪 | ⽣存圏電波応⽤分野 | ⾼精度マイクロ波送電⽤アレーアンテナのための低損失移相器の開発研究 |
16 | 中島 稜⼤ | 宇宙圏電磁環境探査分野 | ⽉⾯環境を計測する静電プローブに関する計算機シミュレーション |
17 | 野⽥ 周英 | 宇宙圏電磁環境探査分野 | NWCトランスミッター信号による⾼エネルギー電⼦降下領域のローカルタイム変化 |
18 | 藤⽥ 晃司 | 宇宙圏電磁環境探査分野 | ARTEMIS衛星で観測される⽉周辺の電⼦サイクロトロン⾼調波の解析 |
オープンセミナー
「オープンセミナー」は水曜日の昼食時に開く気軽な研究所内の研究会です。研究所内外から講師を招き、研究所内における成果の共有、新しい研究シーズの発見、研究協力の強化に努めています。学生も聴講しています。開催件数も300件を超え、完全オンラインで開催しています。