- 2021.03.26
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生存圏フォーラム第57回連載コラム 自然が育んだ日本人のリスク観(後半)
奇しくも2050年に向けた一つの菅政権長期目標宣言の年にコロナ禍が世界を覆いつくした。人類が今まで共生してきたウイルスの逆襲ともいえる禍が始まった。変異種のウイルスとワクチン開発競争の勝敗に人類の未来が託されているのかと […]
生存圏フォーラム第56回連載コラム 自然が育んだ日本人のリスク観(前半)
- 2021.03.19
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生存圏フォーラム第56回連載コラム 自然が育んだ日本人のリスク観(前半)
2050年カーボンニュートラルを宣言した菅政権、具体的施策は日本国民にゆだねられた形であるにしても、戦後の政府が掲げた最初の定量的長期目標である。30年も後のことである、いや事の重大さを考えると30年しかないと言った方が […]
生存圏フォーラム第55回連載コラム「幸運のシンボルは世界に幸せをもたらすのか、それとも大雪か」
- 2020.12.04
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生存圏フォーラム第55回連載コラム「幸運のシンボルは世界に幸せをもたらすのか、それとも大雪か」
ステイホームが長引き、子供たちと家で過ごしていた春。 もちろん、家にこもってばかりもいられず、近所の川の土手や家の周辺をうろうろ散歩する機会が増えた。 そんな中、この春驚愕したのがテントウムシの多さ。 コンクリートの壁や […]
生存圏フォーラム第54回連載コラム「陰謀論」
- 2020.09.11
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生存圏フォーラム第54回連載コラム「陰謀論」
世の中には様々なデマや陰謀論があふれています。 〇〇は自作自演、〇〇は人工的に起こされた、〇〇の黒幕は××、最近では、コロナは〇〇が広めた、等、本気か冗談か分からないままインターネットを介して急速に拡散していきます。科学 […]
生存圏フォーラム第53回連載コラム「グローバル人材」
- 2020.08.03
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生存圏フォーラム第53回連載コラム「グローバル人材」
以下の条文は、某私立中学・高校における「帰国生徒の認定条件」からの抜粋(一部改変)になります。 海外在住期間が5年6ヶ月以上の者。 海外在住期間が1年6ヶ月以上の者で、帰国後の期間が海外在住期間を越えない者。 <注 […]
生存圏フォーラム第52回連載コラム
- 2019.09.06
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生存圏フォーラム第52回連載コラム
「今年の夏の暑さに想う」 今年は盆休み明け前までは猛暑であった。しかも地域差が大きいように感じた。東京では、その間のある日の最高気温は34℃に対して京都は38℃。東京在住の両親からの電話で、「京都ってものすごく暑いんだね […]
生存圏フォーラム第51回連載コラム
- 2019.06.24
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生存圏フォーラム第51回連載コラム
メロディカ・メン!! Youtubuの小ネタです。 “Melodica Men”をご存知ですか?たぶんご存じないですね。騙されたと思って、いくつかのパフォーマンスをご覧ください。 Holst’s “ […]
生存圏フォーラム第50回連載コラム
- 2019.06.10
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生存圏フォーラム第50回連載コラム
2019年4月1日11時過ぎ、私は福井県勝山市にある恐竜博物館にいた。 保育園のお散歩でも、ひたすら恐竜の骨と歯を捜して歩き回るほど、恐竜を愛してやまない我が家の4歳の息子が興奮した面持ちで、「ブラキオサウルスやなん […]
生存圏フォーラム第49回連載コラム
- 2019.05.21
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生存圏フォーラム第49回連載コラム
「2人目」の大切さ すこし変なタイトルでコラムを書かせていただくことにしました。言いたいことは、集団行動やブームを作るうえでの2人目の重要さです。 Youtubeは、人々の様々な行動が見える、社会に大きく開かれた窓 […]
生存圏フォーラムではwebに掲載する「コラム」を公募しています
- 2019.05.08
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生存圏フォーラムではwebに掲載する「コラム」を公募しています
生存圏フォーラムではwebに掲載する「コラム」を公募しています。 内容は特に問いません。 フォーラム会員であればどなたでも投稿いただけます。 ご投稿いただいたコラムは委員会で議論し、 よいものは掲載させていただきたいと思 […]
生存圏フォーラム第48回連載コラム
- 2019.04.23
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生存圏フォーラム第48回連載コラム
お花見 寒さが続きながら、お花見のシーズンがまた訪れました。つらい花粉症を伴い、桜は目の前の中国水墨画のような風景を色が染めてきました。 大学のシャトルバスが新学期に入り、一番便利なバス停をキャンセルされました。新学期 […]
生存圏フォーラム第47回連載コラム
- 2019.04.11
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生存圏フォーラム第47回連載コラム
夜桜を見ながら 今年も桜咲く季節がやってきた。沖縄を除く日本列島では通常、九州と南関東でまず開花宣言が出され、続いて近畿、北関東、そして北陸、東北、北海道と桜前線が北上してゆく。桜は日本を代表する花木として、日本人自体 […]
生存圏フォーラム第46回連載コラム
- 2019.03.25
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生存圏フォーラム第46回連載コラム
人工的な環境で一年中安定して生産できる植物工場とまではいかなくとも、多くの野菜はいつでもスーパーで手に入るのですが、種はある季節にしか売っていません。エンドウの種を実験に使おうと、春先に園芸屋さんに買いに行って店員さんに […]
生存圏フォーラム第45回連載コラム
- 2019.03.05
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生存圏フォーラム第45回連載コラム
当たり前のこと 前職でポスドクをしていたころ、ノーベル賞受賞者とお話しする機会を得た。そのころの研究テーマはそのノーベル賞受賞者とほぼ同じであり、短い時間ではあったが科学的なディスカッションをさせていただいた。その時に […]
生存圏フォーラム第44回連載コラム
- 2019.02.12
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生存圏フォーラム第44回連載コラム
オーロラと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。色とりどりの光のカーテンを思い浮かべる方も多いかもしれません。虹とは異なりオーロラの色は限られていて、その代表的な色は緑です。緑のオーロラは、宇宙空間からやってきた粒子が超高層 […]
生存圏フォーラム第43回連載コラム
- 2019.01.16
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生存圏フォーラム第43回連載コラム
お客様は神様 なのか? フランス滞在中の話である。ご多分にもれず海外滞在中にカルチャーショックを受けたという話だが、印象が強烈だったのでご紹介したい。レストランで隣のテーブルのフランス人がクレープを注文したのだが、どうも […]
生存圏フォーラム42回連載コラム
- 2018.12.20
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生存圏フォーラム42回連載コラム
南極点基地でオーロラの観測をしています。と言っても遠隔で観測ができるので現地に常駐する必要はありません。南極点基地は南極大陸の中央付近、高さ2835メートルの氷床の上にあり、3月に太陽が沈むと9月まで上らないという極地の […]
生存圏フォーラム41回連載コラム
- 2018.11.29
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生存圏フォーラム41回連載コラム
ある若手研究者向けの会合で講演する機会を頂いた。主催者からのリクエストは、研究の話はそこそこに、後輩たち(将来研究者を目指す大学院生や若手研究員たち)に希望や励ましを与える経験談をというものであった。安易とは思いつつ、こ […]
生存圏フォーラム40回連載コラム
- 2018.10.26
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生存圏フォーラム40回連載コラム
平成三十年度卯月、今年は桜の開花が早かったように思います。雨も降らず、花冷えもなく、あっという間に咲いて、あっという間に散り始めてしまいました。故郷の九州では、さくらはソメイヨシノのばかりでしたが、枝垂桜、ヤマザクラ、寒 […]
生存圏フォーラム39回連載コラム
- 2018.10.12
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生存圏フォーラム39回連載コラム
鬼から電話がかかってくる!―これでピンときた方は、子育て真っ最中では? 最近、子育てに手を焼いている私は、このアプリの存在を知った時、世の中みんな苦労してるんだなぁ、と妙に納得した。要は、お化けに対する子供の恐怖心を利用 […]
生存圏フォーラム38回連載コラム
- 2018.09.11
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生存圏フォーラム38回連載コラム
「そだねー」が早くも流行語大賞の候補になっているとか。北海道弁であるとかないとか、あれこれ議論はあるようだが、いずれにしても、札幌で学生時代を過ごした私にとって、カーリング女子チームが試合中に発したこの言葉(というよりア […]
生存圏フォーラム37回連載コラム
- 2018.08.21
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生存圏フォーラム37回連載コラム
Table of Contents(TOC)の自動配信情報を受け取る―これは、一般の方には馴染みがないと思うが、研究者はよく知っている便利なツールである。TOCを辞書で引くと“目次”と出てくる。TOCの自動配信は、こちら […]
生存圏フォーラム36回連載コラム
- 2018.08.08
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生存圏フォーラム36回連載コラム
さだまさし氏の「天然色の化石」という歌の中に、図鑑などで恐竜の肌の色が、緑や黒に塗られていて、どうして赤や黄色ではないのか不思議に思ったことがあったという内容の歌詞が出てくる。歌自体が作られたのが、30年近く前のことで、 […]
生存圏フォーラム35回連載コラム
- 2018.07.24
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生存圏フォーラム35回連載コラム
最近の福島出張では、もっぱら飯坂温泉駅近くにある松島屋旅舘に滞在している。出張にかこつけて温泉を楽しむのが理由ではない(勿論楽しんでいる)。ここは、東日本大震災の際の京大原子炉実験所のボランティア拠点だった場所であり、ま […]
生存圏フォーラム34回連載コラム
- 2018.07.09
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生存圏フォーラム34回連載コラム
仕事柄、海外へ出かけることがかなりある。海外での仕事は、朝から晩まで会議をしたり講演をしたり移動したりする多忙な時もあれば、期間中1度だけ講演をすればいいという時もあり、様々である。忙中閑あり、ではないが、ぽっかり空き時 […]
生存圏フォーラム33回連載コラム
- 2018.06.19
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生存圏フォーラム33回連載コラム
オーロラと宇宙生存圏 北極圏にある研究所に2年間勤務したことがある。オーロラが高頻度で現れるというオーロラ帯の直下にあり、秋から春にかけては毎晩のようにオーロラを見ることができる。オーロラの特等席だ。オーロラの光は微弱 […]
生存圏フォーラム32回連載コラム
- 2018.06.07
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生存圏フォーラム32回連載コラム
目に見えない怖さ 世の中には怖いものはいっぱいあります。 2000年に、若者(大学生)を対象として「生活環境中で何を怖いと思うか」というアンケートの結果は、怖いもの順に、1)核兵器、2)ダイオキシン、3)カドミウム、 […]
生存圏フォーラム31回連載コラム
- 2018.05.21
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生存圏フォーラム31回連載コラム
「何を研究されているのですか?」と聞かれることがよくあります。美容院のカット中、ご近所さん、親戚との雑談などなど・・・。自分のことを尋ねてもらえて嬉しくもあり、なかなか困る場面でもあります。 「地学です」というと話は早い […]
生存圏フォーラム30回連載コラム
- 2018.05.07
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生存圏フォーラム30回連載コラム
人間は死ぬまで健康でいたいと願う。然るに、不慮の事態により病気や怪我をすると人は薬を求め、体の異常を治そうとする。そしてまた健康体に戻ると、薬のありがたさを実感するのである。 人類が現在の形態の医薬品を手にしたのは実 […]
生存圏フォーラム 第29回連載コラム
- 2018.04.23
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生存圏フォーラム 第29回連載コラム
一昨年末に発効したパリ協定と呼ばれる温暖化対策に関する多国間の国際的な取り決めがあります.これについては,某国の大統領がこの協定から離脱するとかなんとかいっているのでご存知の方も多いかもしれません.実はこの協定,一つ重要 […]
生存圏フォーラムではwebに掲載する「コラム」を公募しています
- 2018.04.17
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生存圏フォーラムではwebに掲載する「コラム」を公募しています
生存圏フォーラムではwebに掲載する「コラム」を公募しています。 内容は特に問いません。 フォーラム会員であればどなたでも投稿いただけます。 ご投稿いただいたコラムは委員会で議論し、 よいものは掲載させていただきたいと思 […]
生存圏フォーラム 第28回連載コラム
- 2018.04.09
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生存圏フォーラム 第28回連載コラム
2018年2月6日、宇宙開発は新たな一歩を踏み出した。米国Space X社がFalcon Heavyの打ち上げに成功したのである。Falcon Heavyは、低軌道に64トン弱、火星軌道に17トン弱ものペイロードを打ち上 […]
生存圏フォーラム 第27回連載コラム
- 2018.03.20
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生存圏フォーラム 第27回連載コラム
皆さんが住まれている「木造住宅」ですが、どれくらいの対応年数を見込んでいると思いますか?減価償却をするまでの期間、その資産価値によって税金を払い続けるのですが、その期間は22年となっています。要するに、22年経つと資産価 […]
生存圏フォーラム 第26回連載コラム
- 2018.03.09
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生存圏フォーラム 第26回連載コラム
ようやく秋らしく涼しくなってきたと思いながら家の近所を散歩していたら、木全体がオレンジ色に見えるくらいキンモクセイの花がたくさん咲いているのに目がとまった。例年、秋に華やかな香りを添えてくれる庭木ではあるが、花は小さく、 […]
生存圏フォーラム 第25回連載コラム
- 2018.03.01
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生存圏フォーラム 第25回連載コラム
YouTubeには情報が詰まっていて、見飽きることがありませんね。最近、興味深く見守っている一連のビデオがありますので、ご紹介します。「Xerox Alto」をご存知でしょうか。Xerox社がアメリカ合衆国カリフォルニア […]
生存圏フォーラム 第24回連載コラム
- 2018.02.20
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生存圏フォーラム 第24回連載コラム
生存圏研究所は、人類の生存を支え、人類と協調的に相互作用する場である「生存圏」の現状を精確に診断することを基礎に、「生存圏」が抱える様々な問題に対して、包括的視点に立って解決策を示すことを目指しています。「生存圏科学への […]
生存圏フォーラム 第23回連載コラム
- 2018.01.26
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生存圏フォーラム 第23回連載コラム
「太陽光発電について」 太陽光発電について、最近に耳にしたことを話題にします。下図は九州電力のプレスリリースからの図です(出典1)。2016年5月4日の電力供給状況の時間変化を示しています。驚くべきことに、日中は太陽光・ […]
生存圏フォーラム 第22回連載コラム
- 2018.01.12
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生存圏フォーラム 第22回連載コラム
私はよく病院で血液を採取されます。血液をとられるときは、いつも少しドキドキします。「血液の色が宇宙人みたいに緑色だったらどうしようかしらん。」これは普段みていないものを、あからさまに目の前で示されることに対する不安という […]
生存圏フォーラム 第21回連載コラム
- 2017.12.25
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生存圏フォーラム 第21回連載コラム
生存圏研究所が設立してから10年が経ちました。その間、「生存圏」や「生存圏科学」の普及に向けた取り組みが進められ、生存圏フォーラムもその一つとなっています。生存圏科学とは、人類の生存に関わる領域や空間における科学ですから […]
生存圏フォーラム 第20回連載コラム
- 2017.12.04
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生存圏フォーラム 第20回連載コラム
小さな理想の生存圏-ベランダの金魚水槽 私の家ではこれまで金魚を薄暗い屋内で飼っていたのだが、引っ越し先の部屋内に適当な場所がなかったため、最近水槽をベランダの片隅に思い切って置くことにした。屋内で飼っている時は、ポンプ […]
生存圏フォーラム 第19回連載コラム
- 2017.11.21
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生存圏フォーラム 第19回連載コラム
地球上では様々なものが循環している。大気や水のような地球規模で循環しているものから、体液(血液や樹液など)のように生体内を巡るもの、あるいは経済におけるお金といったものがあげられる。どのような系においても、この循環に異常 […]
生存圏フォーラム 第18回連載コラム
- 2017.11.06
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生存圏フォーラム 第18回連載コラム
東京都の豊洲市場の問題が報道されています。問題の要因の一つに土壌汚染があります。報道では、ベンゼン、クロム、ヒ素等が検出されたとのことです。食を扱う市場の移転先として安全性に不安を持たれるのは無理もありません。 私は学 […]
生存圏フォーラム 第17回連載コラム
- 2017.10.26
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生存圏フォーラム 第17回連載コラム
今年も実りの秋がやってきた。 鴨川の土手に生えている柿の木にたわわに実った実を毎朝子供たちと眺めていると、子供のころ、祖母が庭の柿の木を眺めながらいつも言っていたことを思いだす。 「柿は欲張って全部もいではだめ。上の方の […]
生存圏フォーラム 第16回連載コラム
- 2017.10.05
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生存圏フォーラム 第16回連載コラム
『エアロゾル(aerosol)』は、「aero(空気の)」と「sol(媒質中に固体または液体が分散しているコロイド系)」を組み合わせた言葉である。すなわち、気体中に浮遊する固体もしくは液体の粒子がエアロゾルの定義となる。 […]
生存圏フォーラム 第15回連載コラム
- 2017.09.22
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生存圏フォーラム 第15回連載コラム
ダイズは世界的に重要な作物で、日本では豆腐、味噌、醤油など身近な食品として利用されていますが、世界的には油や飼料としても使われています。ダイズを研究していると、夏場に「枝豆」を持って帰ることがあるのですが、枝豆がダイズと […]
生存圏フォーラム 第14回連載コラム
- 2017.09.19
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生存圏フォーラム 第14回連載コラム
もう二十年近く前になるだろうか、高校時代からの友人から「もののけ姫」を薦められた。私は昔からアニメ映画というものに興味がなかったのだが、意を決してレンタルしたのであった。その理由は、同時に二人から薦められたこと、そして、 […]
生存圏フォーラム 第13回連載コラム
- 2017.08.25
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生存圏フォーラム 第13回連載コラム
「生存圏科学は誕生してたった10年の学問で、しかも、所の歴史と学問の歴史がまったく一致する。」というのが私の生存圏科学に関する認識である(間違っていたらごめんなさい)。つまり、生存圏研究所が紡ぎだして、発信している科学。 […]
生存圏フォーラム 第12回連載コラム
- 2017.08.10
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生存圏フォーラム 第12回連載コラム
今年の夏も酷く暑かった。暑さには滅法弱い私だが、汗だくになりながらのフィールド調査は彼是数年以上に及ぶ。研究内容の都合上、私にはいわゆる実験室と呼ばれるスペースもキャンパスの建物内にあるが、森林を主体とした野外もまた、私 […]
生存圏フォーラム 第11回連載コラム
- 2017.07.27
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生存圏フォーラム 第11回連載コラム
ハニカム構造に見るサステイナビリティ リオデジャネイロ五輪とパラリンピックに世界が熱狂したが、舞台となったブラジルの国鳥は、全長60cmのオニオオハシ。ラテンの鳥らしく、体長の約3分の1を占める黄色の派手なくちばしをもつ […]
生存圏フォーラム 第10回連載コラム
- 2017.07.06
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生存圏フォーラム 第10回連載コラム
Humanosphere 生存圏研究所は、英語ではResearch Institute for Sustainable Humanosphereと表現されます。まえから見てゆきますとResearch Institute […]
生存圏フォーラム 第9回連載コラム
- 2017.06.27
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生存圏フォーラム 第9回連載コラム
ときどき、一般向けの講演を依頼されることがある。特にスケジュールが詰まっていない限りはなるべく引き受けるようにしている。講演は当然、自分の研究の話が主で、そこに尾ひれはひれを付けたり、一般受けしそうな小話も盛り込んだりし […]
生存圏フォーラム 第7回連載コラム
- 2017.05.26
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生存圏フォーラム 第7回連載コラム
京大に赴任してから、多彩な先生方、特に「ザッツ京大!」とでもいうべき方々にお会いしてきたが、そのうちの一人に人間・環境学研究科のS先生がいる。S先生にはトークの引き出しが沢山あり(と私が勝手に思っており)、実験演習の担当 […]
生存圏フォーラム 第6回連載コラム
- 2017.05.10
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生存圏フォーラム 第6回連載コラム
米国で在外研究をしています。安価な中国製品が入ってきたことで、明らかに米国の生活は豊かになったと思います。しかし、玉石混淆の品物が入ってきているので、買い物には細心の注意が求められます。元々、添加物に抵抗感のない国民性も […]
生存圏フォーラム 第5回連載コラム
- 2017.04.20
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生存圏フォーラム 第5回連載コラム
「セルロースナノファイバー」 20世紀を支えた化石資源由来の材料から、持続型資源由来の材料への産業資材転換が叫ばれる中、太陽の光により大気中の二酸化炭素を吸収固定して生産される植物バイオマスのマテリアル利用に関心が集ま […]
生存圏フォーラム 第4回連載コラム
- 2017.04.11
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生存圏フォーラム 第4回連載コラム
米国のオクラホマで在外研究をしています。オクラホマと言えば何を思い浮かべますか? オクラホマミキサー?いえいえ、オクラホマと言えば、竜巻で有名なのです。町中にトルネード・シェルターがあります。 こちらの人に話を聞けばほ […]
生存圏フォーラム 第3回連載コラム
- 2017.03.27
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生存圏フォーラム 第3回連載コラム
10年前に、初めて「生存圏科学」そして「生存圏フォーラム」という言葉を聞いたときに、やはり、「生存圏ってなに?」と思わずにはいられなかった。今では、単純に、「人々の生活を守るための科学」と認識し、いろいろな方に説明してい […]
生存圏フォーラム 第2回連載コラム
- 2017.03.09
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生存圏フォーラム 第2回連載コラム
現在、オクラホマ大学に長期出張しています。異国に住みながら、地域ごとに異なる言語や、歴史に裏打ちされた文化が地球上に多数ある現実の中で、普遍的な「生存圏」とは何なのかを考えます。 最近、地政学という言葉が流行して […]
生存圏フォーラム 第1回連載コラム
- 2017.01.15
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生存圏フォーラム 第1回連載コラム
「生存圏」という単語は生存圏研究所が発足した2004年の前に、関係者が新研究所の名前としてふさわしいものを、と議論した末に生まれた新しい概念、単語である。と思っていたら、生存圏の単語そのものはもともとドイツ語のLeben […]