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2012(平成24) 年度 生存圏科学 萌芽研究 13

更新日: 2017/09/23

研究課題

超高解像度数値モデルと稠密観測による交通障害をもたらす局地的おろし風の解明

研究組織

 代表者 古本淳一 (京都大学生存圏研究所)
 共同研究者 邦昭 (京都大学生存圏研究所)
橋口浩之 (京都大学生存圏研究所)

研究概要

琵琶湖周辺の大気現象は非常に複雑で、特に湖の西側の山地は琵琶湖と近接している上、急峻で大小様々な谷が存在し、わずか 1~2 km の区間で風速 30 m/s 以上の強風(比良おろし)が吹き荒れるなど非常に変化が激しい。特にこのおろし風は交通障害を引き起こし人間生活に大きな影響を与えており社会的にも問題となっている現象である。本研究ではJR西日本が設置している沿線の既存の地上気象観測点、南小松に設置されている気象庁アメダス観測点に加えて、地上気象観測を行っている民間企業とも連携し地上気象稠密観測網を構築する。そして数多くのおろし風を観測的に捉え、超高解像度数値モデルによる再現実験と観測結果との比較検討によっておろし風のメカニズムを明らかにすることを目的とする。また、得られた知見を基におろし風の予測方法についても検討する。

古本淳一: 2012(平成24)年度 生存圏科学萌芽研究

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2012年8月1日作成

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