木質材料実験棟
更新日: 2022/12/01
木質材料実験棟は、大断面集成材を構造材とする3階建ての大型木造建築物です。木質材料およびそれらで構成される接合部・架構の強度性能評価や新素材開発研究に供する共同利用設備です。3階には、講演会場や会議室、セミナー室としても利用できる自由度の高い空間をそなえています。
鋼製反力枠
容量500kN、ストローク500mmのオイルジャッキをコンピュータで制御することにより、耐力壁や木質構造要素の静的正負繰り返し実験が可能です。
1000 kNアクチュエータ試験機
縦型試験に対応したこの試験機は、3mと懐が深いため、大型材料の引張、長柱座屈、曲げ試験が可能です。接合部などの部分実験や新たに開発した架構の評価試験にも対応できます。
直パルス通電加熱装置
試料を所定の熱処理温度、加熱速度、雰囲気ガスで炭素化ができる装置です。微小時間プラズマ現象を物質間に断続的に発生させることで、材料の結晶化を促進します。