人材育成について
更新日: 2022/05/27
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生存圏研究所では、学生、若手研究者の人材育成にも力を注いでいます。生存圏アジアリサーチノード(ARN)や生存圏科学スクール(HSS)を通して学生の海外派遣や国際シンポジウムでのポスター発表を推進しています。また修士修了予定の学生による修士発表会も行っています。 |
学生受賞
令和3年度受賞
受賞18件 リストPDF
山本千莉 | Poster Presentation Award |
菊川素如 | 日本地球惑星科学連合2021年大会学生優秀発表賞 |
Yin LIU | Solar Terrestrial Sciences Section: Best Student Poster Award |
Yin LIU | AAPPS-DPP Poster Prize |
楊波 | 2021 IEEE MTT-S Japan Young Engineer Award |
木村智洋 | 第66回リグニン討論会 学生優秀発表賞 |
鎌田紘行 | Best Presntation Award (3rd) |
片岡瑞貴 | Distinguished Service Award |
片岡瑞貴 | 2nd Best of Student Best Paper Award |
間瀬瑞季 | Award of Student Best Paper Award |
古澤知也 | 2021年度日本建築学会大会学術講演木質構造部門優秀発表賞 |
見渡洸揮 | Best Poster Award |
片岡瑞貴 | Best Poster Award |
豊永雄郎 | Best Poster Award |
鎌田紘行 | Best Presentation Award |
Team Kyoto Revengers |
Top 10 1st Stage Proposal Award |
難波宗功 | 2021年度wallstat最優秀卒業論文賞 |
令和2年度受賞
受賞20件 詳細はこちから
令和元年度受賞
受賞20件 詳細はこちらから
平成30年度受賞
受賞15件 詳細はこちらから
平成29年度受賞
受賞21件 詳細はこちらから
平成28年度受賞
受賞18件 詳細はこちらから
学生の海外派遣
生存圏アジアリサーチノード(ARN)
生存圏研究所では、国際化をさらに進めるため、平成28年度から「生存圏アジアリサーチノード(Humanosphere Asia Research Node (以下ARN))」プログラムをスタートさせました。これは、インドネシアにARNを整備・運営することで、生存圏科学を支え、さらに発展させる国際的な人材育成を進めるとともに、国際共同研究のハブ機能を強化することを目指しています。平成29年度2月には第1回ARN国際シンポジウムをインドネシアのペナンで開催し、同年7月には第2回ARN国際シンポジウムを京都大学宇治キャンパスで開催し、当研究所からは25名の学生がポスター発表するとともに、各1分間のショートスピーチを壇上にて行いました。平成30年9月には、第3回ARN国際シンポジウムを開催しました。 参加者は外国人163名、学生140名を含む201名となりました。令和元年12月には、学生151名を含む237名の参加者のもと第4回生存圏アジアリサーチノードシンポジウムを中国の南京市において開催しました。
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ARNにおける人材育成 |
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京都大学広報誌「KYOTO U」Research News 2017 Autumn に「生存圏アジアリサーチノード(ARN)」が特集されました。
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生存圏科学スクール Humanosphere Science School (HSS)
日本・インドネシア両国の特に若手研究者・学生を対象としたスクール、「生存圏科学スクール(HSS)」をインドネシア科学院(LIPI)との共催により平成20年度から毎年開催し、平成23年度からは「国際生存圏科学シンポジウム(ISSH)」も併催しています。令和元年度は、インドネシア共和国ボゴールにおいて開催し、JASTIPやSATREPSなど多くの共催のもと、生存圏科学全般についての講演および発表が行われました。2日間で延べ211名の参加者を集めました。
修士発表会
研究所開設時より、修士修了予定の学生による修士発表会を開催しています。
さまざまな分野にまたがる発表は、研究者にとって自身の専門分野以外の研究を知る良い機会であり、また学生教育という点においても大変意味のあるものとなっています。
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<令和2年度プログラム>
発表者 | 分野名 |
表題 |
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1 | 松⽥ 陽菜⼦ | 森林圏遺伝⼦統御分野 | ダイズ根圏におけるイソフラボン及びソヤサポニン代謝の⽇周制御 |
2 | ⾐笠 ⼤樹 | ⽣活圏構造機能分野 | CLT連層並列壁にせん断パネルダンパーを組み込んだ耐震システムの実⼤静加⼒実験 |
3 | 嶋本 紘⼰ | ⽣存科学計算機実験分野 | 地球内部磁気圏における電磁イオンサイクロトロン波の発⽣領域に関するシミュレーション |
4 | ⼭本 千莉 | 森林代謝機能化学分野 | イネ科植物におけるフェルラ酸エステル類の⽣合成に関与するアルデヒドデヒドロゲナーゼ 遺伝⼦の探索 |
5 | 滝 朋恵 | 宇宙圏電磁環境探査分野 | あらせ衛星で観測された孤⽴静電ポテンシャル構造の解析 |
6 | 松井 茉優 | ⽣活圏構造機能分野 | 構造性能の⾒直しによるCLT建築物のコスト分析事例 |
7 | 豊福 美和⼦ | 森林圏遺伝⼦統御分野 | 植物代謝物及び⼟壌微⽣物の動態解析 |
8 | ⿊川 浩規 | レーダー⼤気圏科学分野 | 観測ロケットに搭載するTEC観測のための2周波ビーコン送信機・アンテナの開発 |
9 | LUO CHEN | バイオマス変換分野 | 溶解性多糖モノオキシゲナーゼのマイクロ波効果の解析 |
10 | ⼭⽥ 笙太 | ⽣活圏構造機能分野 | 任意⾓度の荷重が作⽤するCLTの剛性、強度に関する研究 |
11 | 藤⽥ 陽⼀郎 | ⼤気圏精測診断分野 | 多波⻑分光計を⽤いた気温計測⽤ラマンライダーの地上校正⼿法に関する研究 |
12 | ⽮崎 渉 | 森林圏遺伝⼦統御分野 | ダイゼインを介したダイズと根圏微⽣物相互作⽤の解明 |
13 | 楚 杰 | ⽣存圏電波応⽤分野 | ⼆次⾼調波を⽤いた閉ループ制御型位置追従システムの開発 |
14 | 橘 頼之 | 森林圏遺伝⼦統御分野 | イチゴ果実におけるモノテルペン⽣合成機構の解明 |
15 | ZHAO JIANCHI | ⽣活圏構造機能分野 | omparative Study of Japanese and Foreign Building Standards and Feasibility for Adopting a Connection System in Japan |
16 | 椴⽊ 涼介 | ⽣存圏電波応⽤分野 | 電磁界結合型マイクロ波加熱装置の⾼効率化に関する研究 |
17 | 中⻄ 浩平 | 森林圏遺伝⼦統御分野 | ムラサキのゲノム編集によるシコニン⽣合成関連酵素の解明 |
18 | 橋野 桃⼦ | ⼤気圏精測診断分野 | 熱帯対流圏界層における乱流層とオゾンの鉛直分布の変動 |
19 | 豊⽥ 健⼈ | 森林圏遺伝⼦統御分野 | ムラサキ細胞における膜融合関連遺伝⼦の機能解明とシコニン分泌への関与 |
20 | 古元 泰地 | レーダー⼤気圏科学分野 | GAIAモデルとの結合に向けた⾚道プラズマバブルシミュレーションの改良 |
21 | ⽶井 快⼈ | ⽣物機能材料分野 | ポリ乳酸ラミネートシュガービートパルプシートの製造及び性能評価 |
22 | 河合 勝⼰ | ⽣存圏電波応⽤分野 | 室内バイタルセンサ駆動⽤920MHz整流回路の開発 |
23 | ⾕⽥ 悠⼀ | バイオマス変換分野 | 選択的⽩⾊腐朽菌が分泌する細胞外⼩胞に関する研究 |
24 | ⻄⽥ 悠⼀郎 | ⽣存科学計算機実験分野 | ⽇本の送電網を流れる地磁気誘導電流のシミュレーション |
25 | 廣⽥ 光希 | 森林代謝機能化学分野 | フジモドキPLRのキャラクタリゼーション |
26 | ⾼⽊ 理絵⼦ | レーダー⼤気圏科学分野 | ⾚道⼤気レーダーによる2019年12⽉の⾦環⽇⾷時の電離圏観測 |
27 | 丹治 拓也 | ⽣物機能材料分野 | インプリント法を⽤いたセルロースナノファイバーシートの微細構造制御と濡れ性変化 |
28 | 松原 広之 | ⽣存圏電波応⽤分野 | ⾼効率マイクロ波電⼒伝送に向けた⽅向及び距離推定 |
オープンセミナー
「オープンセミナー」は水曜日の昼食時に開く気軽な研究所内の研究会です。研究所内外から講師を招き、研究所内における成果の共有、新しい研究シーズの発見、研究協力の強化に努めています。学生も聴講しています。令和元年度はオープンセミナーを10回開催し、通算では253回に達しています。生存圏アジアリサーチノードと連動して、インターネットを通じた講演の海外配信も行っています。
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