人材育成について
更新日: 2023/10/17
生存圏研究所では、学生、若手研究者の人材育成にも力を注いでいます。生存圏アジアリサーチノード(ARN)や生存圏科学スクール(HSS)を通して学生の海外派遣や国際シンポジウムでのポスター発表を推進しています。また修士修了予定の学生による修士発表会も行っています。 |
学生受賞
令和4年度受賞
受賞14件 リストPDF
中西浩平 | 日本植物バイオテクノロジー学会学生優秀発表賞 |
鈴木健斗 | 第16回JEMEAシンポジウム安立計器株式会社賞 |
鈴木健斗 | 安立計器株式会社賞 |
山本千莉 | 細胞壁研究者ネットワーク・第16回定例研究会優秀発表賞 |
Ji Pingping | 第67回リグニン討論会/リグニン学会第4回年次大会 学生優秀口頭発表賞 |
鈴木健斗 | IEEE MTT-S Kansai Chapter Best Presentation Award (1st) |
傅 維正 | 地球電磁気・地球惑星圏学会学生発表賞(オーロラメダル) |
鎌田紘行 | 2022 Asian Wireless Power Transfer Workshop WiPoT Award |
鎌田紘行 | 2022 Asian Wireless Power Transfer Workshop Best Student Award |
鈴木健斗 | IEEE AP-S Kansai Joint Chapter Best Presentation Award |
河合勝己 | IEEE MTT-S Kansai Chapter Best Poster Award |
鈴木健斗 | IEEE MTT-S Kansai Chapter Best Young Presentation Award |
片岡瑞貴 | 電子情報通信学会無線電力伝送研究会2022若手奨励賞 |
河合勝己, 梶原豪, 鈴木健斗, 高原麦 | 電子情報通信学会無線電力伝送研究会第20回WPTコンテスト整合回路コンテスト2.45GHz部門 優秀賞 |
令和3年度受賞
受賞18件 リストPDF
令和2年度受賞
受賞20件 詳細はこちから
令和元年度受賞
受賞20件 詳細はこちらから
平成30年度受賞
受賞15件 詳細はこちらから
平成29年度受賞
受賞21件 詳細はこちらから
平成28年度受賞
受賞18件 詳細はこちらから
学生の海外派遣
生存圏アジアリサーチノード(ARN)
生存圏研究所では、国際化をさらに進めるため、平成28年度から「生存圏アジアリサーチノード(Humanosphere Asia Research Node (以下ARN))」プログラムをスタートさせました。これは、インドネシアにARNを整備・運営することで、生存圏科学を支え、さらに発展させる国際的な人材育成を進めるとともに、国際共同研究のハブ機能を強化することを目指しています。平成29年度2月には第1回ARN国際シンポジウムをインドネシアのペナンで開催し、同年7月には第2回ARN国際シンポジウムを京都大学宇治キャンパスで開催し、当研究所からは25名の学生がポスター発表するとともに、各1分間のショートスピーチを壇上にて行いました。平成30年9月には、第3回ARN国際シンポジウムを開催しました。 参加者は外国人163名、学生140名を含む201名となりました。令和元年12月には、学生151名を含む237名の参加者のもと第4回生存圏アジアリサーチノードシンポジウムを中国の南京市において開催しました。
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ARNにおける人材育成 |
学生によるARN座談会の様子 |
京都大学広報誌「KYOTO U」Research News 2017 Autumn に「生存圏アジアリサーチノード(ARN)」が特集されました。
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生存圏科学スクール Humanosphere Science School (HSS)
日本・インドネシア両国の特に若手研究者・学生を対象としたスクール、「生存圏科学スクール(HSS)」をインドネシア科学院(LIPI)との共催により平成20年度から毎年開催し、平成23年度からは「国際生存圏科学シンポジウム(ISSH)」も併催しています。令和元年度は、インドネシア共和国ボゴールにおいて開催し、JASTIPやSATREPSなど多くの共催のもと、生存圏科学全般についての講演および発表が行われました。2日間で延べ211名の参加者を集めました。
修士発表会
研究所開設時より、修士修了予定の学生による修士発表会を開催しています。
さまざまな分野にまたがる発表は、研究者にとって自身の専門分野以外の研究を知る良い機会であり、また学生教育という点においても大変意味のあるものとなっています。
令和4年度プログラム
発表者 | 分野 | 発表タイトル | |
1 | 山碕 悠真 | 生物機能材料分野 | 木材の組織構造を維持した透明木材の光学特性 |
2 | 高江洲 広司 | 森林代謝機能化学分野 | シロイヌナズナ種子ネオリグナンの生成における立体制御機構の解明 |
3 | 百瀬 奏 | 生活圏木質構造科学分野 | 低層CLTパネル建築物の大変形領域での抵抗機構と倒壊限界 |
4 | 的場 貴大 | バイオマス変換分野 | 低変性リグニンから創製する微粒子の特性解析 |
5 | 江田 大輝 | 宇宙圏電磁環境探査分野 | あらせ衛星で観測されるコーラスに関連した静電波の出現特性に関する研究 |
6 | 青木 愛賢 | 森林圏遺伝子統御分野 | ダイズ根圏細菌におけるイソフラボン代謝関連遺伝子群の解析 |
7 | RAUFELINA FEBRIAMA | 居住圏環境共生分野 | Decay and Termite Resistance of Microwave extract of Toona sinensis |
8 | 寺野 真季 | 森林代謝機能化学分野 | イネの細胞壁木化に関わるラッカーゼの探索 |
9 | 鎌田 紘行 | 生存圏電波応用分野 | 間引き給電を用いたフェーズドアレイアンテナの簡易化検討 |
10 | 小池 莉穂 | バイオマス変換分野 | 白色腐朽菌が分泌する細胞外小胞の単離と構造・特性評価 |
11 | 王 元 | 大気圏精測診断分野 | バイスタティックレーダーによる低高度域観測技術の開発 |
12 | 火ノ川 開都 | バイオマス変換分野 | マイクロ波反応によるスギからの抗ウイルス活性物質の生産 |
13 | 堀江 優一 | 生活圏木質構造科学分野 | CLT連層耐震壁を用いた構造物の振動台実験と性能検証 |
14 | 正木 泰斗 | 森林圏遺伝子統御分野 | ムラサキのシコニン分泌における膜融合因子EXO70の解析 |
15 | 中田 雅彦 | 宇宙圏電磁環境探査分野 | 基本波型直交フラックスゲート磁力計電子回路部の小型化に関する研究 |
16 | FERNANDO SATOSHI TUTIHASHI |
森林代謝機能化学分野 | Characterization of Pinoresinol/Lariciresinol Reductase and Secoisolariciresinol Dehydrogenase from D. genkwa |
17 | RICHARD YIP JE TOO | 生活圏木質構造科学分野 | Seismic Performance of Frame Structures with Infill CLT Shear Walls |
18 | 豊永 雄郎 | 生存圏電波応用分野 | リピータを用いた電磁界結合型マイクロ波加熱装置の検討 |
19 | 内田 貴己 | バイオマス変換分野 | セルラーゼ糖質結合モジュールと人工リグニンの相互作用解析 |
20 | 高橋 和 | 大気圏環境情報分野 | 南極域におけるAtmospheric Riverの発生について |
オープンセミナー
「オープンセミナー」は水曜日の昼食時に開く気軽な研究所内の研究会です。研究所内外から講師を招き、研究所内における成果の共有、新しい研究シーズの発見、研究協力の強化に努めています。学生も聴講しています。令和元年度はオープンセミナーを10回開催し、通算では253回に達しています。生存圏アジアリサーチノードと連動して、インターネットを通じた講演の海外配信も行っています。