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水星国際研究会2024~メッセンジャーからベピコロンボへ~ 
Mercury 2024: From MESSENGER to BepiColombo

更新日: 2024/03/25

開催日時 2024/06/04(火曜日) - 2024/06/07(金曜日)
開催場所 宇治キャンパス おうばくプラザ
申請代表者 村上 豪(宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所)
所内担当者 小嶋 浩嗣(生存圏研究所)

詳細は、こちらのページでご案内いたします。

目的および内容

水星に関するあらゆる科学研究を進める研究者を国内外から集め、水星研究の最新状況を共有・議論するとともに、2025年末に水星へ到着するBepiColomboミッションの準備状況や観測計画についても議論する。
 水星は太陽系最内縁に位置し、地球型惑星の中で最も特異な惑星として知られている。水星は地球・金星・火星と比べてはるかに大きな金属コアを有しているが、その起源と形成過程は未だに解明されていない。また固有磁場を有し強大な太陽風にさらされる水星周辺の宇宙環境では、地球と全く異なる時間・空間スケールの物理現象が引き起こされている。水星は探査が困難な惑星であり、過去の水星周回探査機は米国のメッセンジャー探査機のみである。メッセンジャーによる観測は新たな知見を多くもたらしたが、水星の起源、形成、進化、そして環境にはいまだ多くの未解決課題が残されている。日欧共同の国際水星探査計画ベピコロンボは2018年に打ち上げられ、2025年12月の水星周回軌道投入に向けて現在も航行を続けている。ベピコロンボでは2機の周回探査機による総合観測を同時に行い、水星における未解決課題の解明に迫る。
 本研究集会では国内外の水星に関する最新研究状況を共有・整理するとともに、2025年末に迫るベピコロンボ水星到着に向けて検討・議論を行う。本研究集会は2年ごとに世界各地で開催されてきた水星国際研究会の日本での開催を担うものとなる。”

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2024年3月22日作成

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