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第317回生存圏シンポジウム
DASH/FBAS全国共同利用成果報告会 —第7回— (非公開)

更新日: 2016/07/01

開催日時 2016(平成28)年6月17日(金) 10:00–15:40
主催者 京都大学 生存圏研究所・生態学研究センター
申請代表者 矢崎一史(京都大学生存圏研究所森林圏遺伝子統御分野)
関連ミッション ミッション1 環境診断・循環機能制御
関連分野 植物生命科学、化学生態学、農芸化学、細胞分子生物学、天然物有機化学。

概要

全国共同利用DASH/FBASの平成27年度実施分(27DF)の成果報告会を行った。

目的と具体的な内容

生存圏研究所と生態学研究センターが中心になって運用している全国共同利用DASH/FBASの成果報告会。

2015(平成27)年度も前年に引き続きDASH/FBASのすべてを稼働して全国共同利用の運営に当たった。2015(平成27)年度の共同利用採択課題数は、分析機器利用のみの課題とあわせて16件の利用を受け入れた。この全国共同利用から生まれた各研究課題の成果について発表し、議論を行った。

本シンポジウムは、論文未発表の研究データに加え、国家プロジェクトとして推進中の課題も複数含まれており、知財に絡んだ課題や産業界との共同研究もあることから、関係者以外非公開として行った。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

DASH/FBASにおける分析サブシステムと植物育成サブシステムを利用した全国共同利用を推進し、植物の代謝化学、環境応答、植物微生物相互作用、化学生態学に関するコミュニティーの基礎研究に貢献するとともに、様々な有用遺伝子を用いた高機能性植物の創出に関する応用研究や、微生物代謝産物の研究者コミュニティーの発展に貢献をした。

プログラム

10:00–10:10 開会の挨拶
10:10–10:25 植物種子の特性を利用した物質生産技術の基盤研究
10:25–10:40 組換えポプラを用いた木部細胞壁におけるマトリックス糖鎖の機能解析
10:40–10:55 プレニル化酵素遺伝子の機能解明と生合成工学の研究
10:55–11:00 休憩
11:00–11:15 揮発性物質が媒介する生物間情報ネットワークの解明
11:15–11:30 二次壁多糖類の生合成、輸送、修飾とゴルジ体の空間的・時間的挙動の解明
11:30–11:45 遺伝子組換え交雑ヤマナラシおよびユーカリ・カマルドレンシスの栽培と分析
11:45–12:00 イネリグニン合成パスウェイの改変
12:00–13:00 休憩
13:00–13:15 植物香気成分の生成機構に関する研究
13:15–13:30 微細気泡水が植物生育に与える影響の検証
13:30–13:45 根圏での植物と微生物の相互作用に関する根分泌物の研究
13:45–14:00 リグナン生合成酵素遺伝子の探索
14:00–14:15 食物リグニンの生理作用の解明
14:15–14:30 休憩
14:30–14:45 セルロース合成活性と各種リガンド・脂質成分との相関解析
14:45–15:00 木質バイオマスの生分解機構の解析
15:00–15:15 食物プランクトンが産生する細胞外マトリクス組成の解析
15:15–15:30 農業関連生物の脂質成分分析
15:30–15:40 閉会の挨拶

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2016年7月1日作成

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