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第112回生存圏シンポジウム
メタボロミクスに基づく人類の生存基盤構築

更新日: 2015/05/22

開催日時 2009/03/18(水曜日) 13:00–18:00
開催場所 京都大学大学院農学研究科大講義室 (W100)
主催者 京都大学生存圏研究所
申請代表者 梅澤俊明 (京都大学生存圏研究所森林代謝機能化学分野)
関連ミッション ミッション 1 (環境計測・地球再生)
ミッション 2 (太陽エネルギー変換・利用)
ミッション 4 (循環型資源・材料開発)
関連分野 森林代謝機能化学分野。

協賛: 京都大学大学院農学研究科

目的・内容

人類の持続的生存には、エネルギーおよび原材料の生産と利用、環境保全、および食糧生産が必須であることは論を俟たない。これらの領域の研究では、生命科学を基盤としつつ代謝物を対象とすることが多い。今世紀に入り、生命科学はオミクスの時代を迎え、網羅解析科学の導入による長足の進歩を遂げている。したがって、上記のそれぞれの学問領域に於いても代謝物を包括的に捕らえる方法論(メタボロミクス)の適用に向けた基盤整備が急務となっている。

本シンポジウムでは、これまで農学及び関連分野が蓄積してきた「智」の包括的利活用について討議し、研究分野の垣根を越えたメタボロミクスを推進するための連携模索を図った。

プログラム

13:00–13:10 開会挨拶
13:10–14:00 オミックス:データベースのなかに棲む生物
柴田大輔 (かずさDNA研究所)
14:00–14:25 化合物元素組成変化を酵素反応に帰属するための新規 FT-ICR/MS メタボロミクス
太田大策 (大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)
14:25–14:50 生物種-代謝物関係データベース KNApSAcK の構築とメタボロミクス研究への応用
金谷重彦 (奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科)
14:50–15:10 休憩
15:10–15:35 分子遺伝学と分子進化からみたメタボロームへの期待
河内孝之 (京都大学大学院生命科学研究科)
15:35–16:00 ダイズ成分とトランスポゾン転移活性化に関する遺伝解析
中﨑鉄也 (京都大学大学院農学研究科)
16:00–16:25 食品科学とメタボロミクス: フードオミクスが変える食品研究
河田照雄 (京都大学大学院農学研究科)
16:25–16:45 休憩
16:45–17:10 第二世代バイオ燃料開発における代謝物ネットワーク解析
梅澤俊明 (京都大学生存圏研究所)
17:10–17:35 木材のガス化におけるリグニンの挙動
河本晴雄 (京都大学大学院エネルギー科学研究科)
17:35–17:55 総合討論
17:55 閉会挨拶

 

Symposium-0112   ポスター PDF ファイル (6 378 804 バイト)
ポスター制作: 山村正臣 (京都大学)

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