Research Institute for Sustainable Humanosphere

第14回公開講演会を開催しました

2017年10⽉29⽇(⽇)、第14回⽣存圏研究所公開講演会を開催しました。台風接近に伴う大雨の中にも関わらず、83名が聴講に訪れました。⽣存圏において、⼈⼝爆発、資源枯渇、感染病の蔓延、環境破壊といった諸問題が⽣じる中で、当研究所では、ミッション(=すべきこと)という形をとって、これらの問題に学際的・総合的に取り組んでいます。講演会ではミッションと密接に結び付いたテーマについて、当研究所に所属する三⼈の教員が講演を⾏いました。

渡辺隆司所長による開会挨拶
開会の様子

 

「セルロースナノファイバー -木の国ニッポンの資源ー」  生物機能材料分野 矢野浩之 教授

植物の細胞を形作るセルロースナノファイバーが世界中で注目されています。セルロースナノファイバーの魅力と可能性を、ビデオを使いながらわかりやすく解説しました。また、食品、化粧品、といった幅広い用途への応用例についても紹介しました。

 

「基礎科学とセルロースの接点 -科学の発展を支えた物質ー」  バイオマス形態情報分野 今井友也 准教授

セルロースナノファイバーの生物学的、基礎科学的な解説をしました。X線回折現象の発見や電子顕微鏡の開発といった近代科学史上、重要なターニングポイントでセルロースナノファイバーが試料として用いられました。さらに、生物によるセルロース合成の最前線の研究紹介を行いました。

 

「レーザーで照らし出す地球の大気環境」  大気圏精測診断分野 矢吹正教 助教

地球下層大気の物質の種類や大きさは、夕焼けの色や空の青さへ影響します。大気光学現象は、大気を構成する様々な物質の光学特性を反映するのです。レーザーを使ったレーダー手法であるライダーによる大気計測を中心に、最近の研究成果を交えて地球の大気環境の特徴を紹介しました。

 

全講演の講演要旨はこちらから

 

質疑応答の様子
塩谷雅人副所長による閉会挨拶

一つ前のページへもどる