Research Institute for Sustainable Humanosphere

定例オープンセミナー

案内

  • 第271回定例オープンセミナーは2021年9月22日(水)12時30分~13時20分にオンライン(Zoom)のみでの開催となります
  • 聴講希望の方は、要旨ページ記載のGoogleフォームへご登録ください。
    Googleフォームへご登録ができない方は、ご所属、お名前、連絡先等記してメールにてお問い合わせください。
    オープンセミナー事務局: rish-center_events@rish.kyoto-u.ac.jp
    開催日当日午前10時までにご連絡ください。
  • 第34回からオープンセミナーの回数は2004 (平成16)年度からの通し番号表示にしました。
  • 2008年度より開始時刻および終了時刻は12:30~13:20になりました。
  • 年度末に萌芽ミッション研究の総決算として「生存圏ミッションシンポジウム」を開催します。

第271回定例オープンセミナー(2021年9月22日 12:30,Zoom)

【発表者】 松尾美幸(京都大学生存圏研究所・准教授)
【題目】 樹に発生する内部応力:その役割と評価
Internal stresses of trees: role and characterization
【内容】 樹木は,自身の体(樹体)を支えるための戦略として幹や枝の力学的性能を高めている.その手段は大きく分けて二つあり,一つ目は,細胞壁成分,細胞構造,異なる細胞の配置といった階層的構造を利用して軽くて強い材料特性を獲得することである.二つ目は,樹体内部に自発的に応力を発生させることにより姿勢の制御や樹体の保護を可能にしていることである.この内部応力を樹木の成長応力あるいは残留応力と呼ぶ.
地面に対して真っ直ぐに立つ樹の場合,残留応力として幹の表面側では引張応力が,中心側には圧縮応力が観測され,表面側から中心側へと応力が傾斜して分布していることが分かっている.これにより,風などの外力を受けて幹が曲がっても,曲げによる圧縮応力と元々存在する引張応力が相殺することで,曲げ内側での座屈を免れると言われている.これは樹木にとって重要な生存戦略であることから,その実態や発生メカニズムについて植物学的な見地から興味を集めてきた.一方で,大きな残留応力は伐採や製材によって力学的に解放され,木材の割れや変形をもたらす.その結果,木材の生産性を大きく低下させることから,木質科学においてはその制御や低減の可能性を探って研究が進められてきた.
本セミナーでは成長応力・残留応力の役割について概説するとともに,発表者らが近年進めてきたスギおよびケヤキの残留応力に関する研究を通して,その樹種内・樹種間多様性について紹介したい.
【資料】 第271回 Web ページ | PDF ファイル(198 443 バイト)

第272回定例オープンセミナー(2021年9月29日 12:30,Zoom)

【発表者】 Hubert LUCE (professor, RISH Kyoto University)
【題目】 Characterization of atmospheric turbulence from remote sensing and in situ observations: achievements and prospective
【内容】 As a new RISH member at the Laboratory of Atmospheric Observation Data Analysis, the first part of my presentation will show some of my research achievements mainly obtained with the MU radar, in an ongoing collaboration with RISH since 1997. The second part of my talk will describe several projects in progress or incoming for the next few years through national and international collaborations. Using recent observation techniques, these projects will allow us to study in more detail the characteristics of atmospheric turbulence (occurrence, intensities, scales,…) from the planetary boundary layer up to the lower stratosphere and at various latitudes. These studies aim to provide information to better understand the consequences of turbulence on many aspects of the humanosphere (e.g., pollutant dispersion, aviation safety, weather forecast). For these projects, the instrumental resources of the Shigaraki MU observatory and of the Syowa station (Antarctica) gathered around the MU and PANSY radars will be used. Depending on implementation constraints, they will be complemented by additional newly developed in-situ devices (such as unmanned aerial vehicles, tethered balloons, stratospheric balloons, all equipped with turbulence sensors) and ground-based remote sensing instruments (Doppler lidars and weather radars).
【資料】 第272回 Web ページ | PDF ファイル(220 173 バイト)

今後の開催日

  • 2021-10-20 第273回定例オープンセミナー
    Link the cell wall to protein — from cellulose synthase to wood cell wall synthesis
    (細胞壁とタンパク質の接点 — セルロース合成酵素から木材細胞壁の合成へ)
    今井友也 (京都大学生存圏研究所・教授)
  • 2021-10-27 第274回定例オープンセミナー
    Study on Allelopathy and Utilization for Agriculture and Forestry
    植物のアレロパシーの探索と農林業への利用
    藤井義晴 (東京農工大学大学院農学研究院・特任教授)
  • 2021-11-24 第275回定例オープンセミナー
    氏原秀樹 (京都大学生存圏研究所・ミッション専攻研究員)
  • 2021-12-22 第277回定例オープンセミナー
    島田浩章 (東京理科大学・教授)
  • 2022-01-19 第278回定例オープンセミナー
    袁巧微 (東北工業大学・教授)
  • 2022-01-26 第279回定例オープンセミナー
    市川隆一 (情報通信研究機構電磁波研究所時空標準研究室・研究マネージャー)

オープンセミナーの風景

オープンセミナーの風景 1オープンセミナーの風景 2

終了したオープンセミナー

過去の定例オープンセミナー

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