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第531回生存圏シンポジウム
太陽地球系物理学分野のデータ解析手法、ツールの理解と応用

更新日: 2024/07/18

開催日時 2024/09/17(火曜日) - 2024/09/20(金曜日)
開催場所 九州工業大学戸畑キャンパス および オンライン
申請代表者 新堀 淳樹(名古屋大学 宇宙地球環境研究所)
所内担当者 山本 衛、橋口 浩之(生存圏研究所)

9月17~20日に本研究集会と関連する「中間圏・熱圏・電離圏研究会」「STE研究連絡会現象報告会および現象解析ワークショップ」の2つの研究集会と合同で開催する。


09/17 (火) 午前 (09:30 開始予定) 超小型, 午後 データ解析
09/18 (水) 午前 データ解析 & MTI, 午後 現象報告会, 夕方 懇親会 (小倉駅周辺)
09/19 (木) 午前 現象報告会, 午後 MTI & データ解析
09/20 (金) 午前 ポスター, 午後 データ解析講習会


目的および内容

本研究集会は、「超高層大気長期変動の全球地上ネットワーク観測・研究(略称:IUGONET)」プロジェクトが主催する研究集会である。地球の超高層大気は、太陽系空間からのエネルギー入力に加えて、下層大気からの影響も受けて変動する。よって、超高層大気における多様な現象を解明するには、全球にわたる3次元結合系を考慮する必要があり、極域から赤道に至る全球的な地上観測や宇宙空間からの衛星観測から得られた多様な観測データ、及び、シミュレーションデータを組み合わせた複合解析が欠かせない。このような背景の下、各々のデータに効果的な解析手法(機械学習などのデータサイエンス手法等)とそれに必要な様々な解析ツールやデータベース(例えば、データ検索・取得・可視化サービスや統合解析ツール)が開発されてきた。しかしながら、これらの解析手法やツールの情報は、世代を超えた研究者間で共有されるようになってきたが、学生や若手研究者が自らの研究課題に対しての成果創出には多くの時間と自助努力が必要である。
 本研究集会では、太陽地球系物理学分野の研究者・学生、データ所有者、データベース・解析ツール開発者が一堂に会し、お互いの知識を共有し、各々の研究者にとって最適な解析方法、研究フローを構築することを目的とする。そのためには、これまで本研究集会に参加し、顕著な研究成果を上げた若手研究者とシニアの先生方による「招待講演セッション」を設け、次世代の研究を担う学生らに各分野の研究方法を継承させる。また、彼らが主体的にデータ解析手法を学べるように、実際の解析ツールを用いた「データ解析講習セッション」も開催する。

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2024年3月22日作成

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