Research Institute for Sustainable Humanosphere

フラッグシップ共同研究「赤道ファウンテン」

プロジェクト概要

「赤道ファウンテン」
 研究代表者:山本衛

 赤道大気中では積雲対流が活発であり、大気波動を発生させ上層大気にエネルギーと運動量を輸送します。また低中緯度地域に由来する物質は、赤道地域に収束し、上方に吹き上げられ地球全体に拡散します。我々はこれらのプロセスを「赤道ファウンテン」と名付け、インドネシアの赤道大気レーダーやその他の機器による観測、モデルやシミュレーションの取組みによって研究します。本プロジェクトでは、赤道MUレーダー計画も推進します。

活動概要

赤道MUレーダー (EMUレーダー)

インドネシア共和国西スマトラ州コトタバンに計画中の大気レーダー計画。MU レーダーと同等以上の感度と機能を有するレーダーであって、赤道ファウンテ ン の解明を目指します。

大型研究「太陽地球系結合過程の研究基盤構築」

赤道ファウンテン研究は、日本学術会議によってマスタープラン2017の重点大型 研究計画に認定された「太陽地球系結合過程の研究基盤構築」(計画番号 78)とともに推進されます。

マスタープラン2017公表文書
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/kohyo-23-t241-1.html
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-t241-1-19.pdf

赤道大気レーダー

地理赤道上で初めての2次元アクティブフェーズドアレイ方式を採用した大気レーダーであり、インドネシア航空宇宙庁と協同運営しています。2001年の完成から現在まで、赤道大気の長期連続観測を実施しています。

2017年 紫綬褒章受章   津田敏隆名誉教授(2017年11月3日) 
 業績:大気物理学研究

大気物理学の分野において、電波・光を利用した各種の大気計測装置(レーダー、RASS、ライダー等)を開発し、国内およびインドネシア等で先駆的なフィールド観測を成し遂げ、大気波動による大気大循環の駆動に関する研究で多大な成果を上げるとともに、斬新なGPS電波掩蔽データを用いて大気重力波および電離層擾乱の全球分布を世界で初めて明らかにするなど、顕著な功績を上げた。

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