Research Institute for Sustainable Humanosphere

学際萌芽研究センター (共同研究)

生存圏学際萌芽研究センターは、生存研の5つのミッションにかかわる萌芽・学際的な研究を発掘・推進し、中核研究部および開放型研究推進部と密接に連携して新たな研究領域の開拓をめざすことを目的に設置しました。所内教員のほか、ミッション専攻研究員、学内研究担当教員、学外研究協力者と共同で生存圏学際新領域の展開に努めています。 
生存研が平成22年度から共同利用・共同研究拠点研究所として活動するなかで、当研究センターはプロジェクト型共同研究の拠点活動を担っています。なかでも、若手を対象とする学際・萌芽的な研究公募による「生存圏科学萌芽研究」、学内・学外研究者を対象に広く公募して生存研の5つのミッションを遂行する「生存圏ミッション研究」、生存圏に特徴的なプロジェクト型共同研究の「生存圏フラッグシップ共同研究」の3つの連携研究活動を推進しています。これらの公募型研究にくわえて、学内・学外のさまざまな教育・研究プログラムをとおしての国際共同研究を推進するとともに、「生存圏シンポジウム」や「オープンセミナー」などの共同研究集会を実施しています。 exploratory_center_01

オープンセミナーの開催

オープンセミナーの開催をとおして、研究成果の公開、生存圏科学の啓発と関連コミュニティの拡大に努めています。

詳細はオープンセミナーのページを参照してください。

オープンセミナーの例

  • 大気微量成分観測に基づく大気輸送過程の評価
  • やけど虫:農業益虫と有毒害虫の狭間で
  • シロアリ多様性への野火のインパクト:スマトラ泥炭地におけるケーススタディ
  • 太陽惑星圏進化の理解に向けて:太陽変動と地球型惑星からの大気散逸
  • 超高感度溶液NMR法によるライフイノベーション・グリーンイノベーション研究

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シンポジウムの開催

生存圏学際萌芽研究センターは、生存圏シンポジウムを公募・運営し、共同利用・共同研究拠点活動の研究成果の公開、生存圏科学の啓発と関連コミュニティの拡大に努めています。年度末には、生存圏研究所の活動を総括するとともに、今後の活動指針を討議する「生存圏ミッションシンポジウム」を企画・運営します。exploratory_center_02

ミッション専攻研究員による萌芽研究

生存研は、生存圏科学の共同利用・共同研究拠点として、人類の生存に必要な領域と空間、すなわち人間生活圏、森林圏、大気圏、および宇宙圏を「生存圏」としてグローバルにとらえ、その「科学的診断と技術的治療」に関する革新的学際領域の開拓と発展をはかることをめざしています。ミッション専攻研究員は、研究所の学際萌芽研究センターに所属し、生存圏科学の創成をめざす5つのミッションに関わる萌芽・融合的な研究プロジェクトに取り組む若手研究者です。

成田亮:植物バイオマス由来抗ウイルス活性物質の探索

exploratory_center_03本研究では、さまざまな生理活性を有するバイオマスである木竹酢液、および植物の二次代謝産物であるシコニンやベルベリンなどの天然化合物の抗ウイルス活性を解析する。

Yao YAO:グローバル電磁流体シミュレーションを用いた仮想実験に基づくサブストームの研究

exploratory_center_04近地球領域で観測したサブストームという擾乱現象は、生存圏に大きな影響を与える。本研究では、衛星観測とMHD シミュレーションの比較研究に基づき、プラズマシートにおける高圧領域の形成に着目し、サブストームオンセットのトリガーメカニズムを明らかにした。

高橋良香:スギ材がヒトの心理生理に及ぼす作用 ~受容感覚間の相互作用~

exploratory_center_05視覚情報が温冷感に影響を与えるかを調べた結果、材料を見ることによる先入観なしに、目から光が入るか否かで温冷感が変化することがわかった。

新堀淳樹:多様な観測データベースを用いた地球大気環境の長期変動に関する研究

exploratory_center_06本研究では、地上観測ネットワークから得られたさまざまな長期観測データを取り扱うIUGONET データ解析システムを用いて地球大気環境の長期変動特性を解明している。

共同研究

生存圏科学萌芽研究

人類の持続的生存の基盤となる生存圏科学に関わる萌芽的研究を発掘・推進するために、平成21年度から学内外の40歳以下の若手研究者を対象に共同研究を公募・実施しています。平成20年度までの萌芽ミッションプロジェクトを学外に発展させるプロジェクトです。

採択課題一覧

生存圏ミッション研究

生存研は、人類の生存に関わる直近の課題に対し、5つのミッションについての先端・融合研究を推進しています。当研究センターでは、これらの生存圏ミッションを進展させるために、学内外の研究者を対象に平成21年度から共同研究を公募・実施しています。

採択課題一覧

生存圏フラッグシップ共同研究

生存圏フラッグシップ共同研究
生存研に特徴的なプロジェクト型共同研究を支援するためのフラッグシップ共同研究を立ち上げ、公募によって3件を採択しました。フラッグシップ共同研究は、中核研究部などで個別に実施していた従来のプロジェクト型共同研究を可視化・研究支援することを主な目的としています。

熱帯産業林の持続的生産利用に関する多角総合的共同研究

研究代表者: 梅澤俊明

生存研が蓄積してきた熱帯アカシア人工林に関する成果に基づいて、熱帯樹木および草本系バイオマス資源の持続的な生産と利用の基盤を確立することを目的としています。

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バイオナノマテリアル共同研究

研究代表者: 矢野浩之

持続型の植物資源から、セルロースナノファイバーの製造・機能化・構造化に関する次世代基盤技術の開発とその実用化を、異分野連携、垂直連携の体制で進めています。

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バイオマス・物質変換のためのマイクロ波高度利用共同研究

研究代表者: 篠原真毅

マイクロ波プロセスを応用した木質バイオマスからのバイオ燃料、バイオケミカルス生成の高効率化、及び無機系の材料創成を目的とする研究です。

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