menu

第506回生存圏シンポジウム
太陽地球系物理学分野のデータ解析手法、ツールの理解と応用

更新日: 2023/10/19

開催日時 2023/11/09(木曜日) - 2023/11/10(金曜日)
開催場所 京都大学 (吉田キャンパス)およびオンライン
申請代表者 新堀淳樹(名古屋大学宇宙地球環境研究所)
所内担当者 山本衛、橋口浩之(京都大学生存圏研究所)

概要

本研究集会は、STE(太陽地球環境)現象報告会(第504回生存圏シンポジウム)、中間圏・熱圏・電離圏研究会(第505回生存圏シンポジウム)、宇宙空間からの地球超高層大気観測に関する研究会、の4集会合同での開催です。。

詳細案内:https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/logos/wp-content/uploads/2023/04/IS-rI_202311.pdf
第504回生存圏シンポジウム:https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/events/symposium-0504/
第505回生存圏シンポジウム:https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/events/symposium-0505/

目的および内容

本研究集会は、「超高層大気長期変動の全球地上ネットワーク観測・研究(略称:IUGONET)」プロジェクトが主催する研究集会である。地球の超高層大気は、太陽系空間からのエネルギー入力(太陽放射や太陽風、磁気圏からの粒子注入等)に加えて、下層大気からの入力(大気重力波等)の影響も受けて変動する。よって、超高層大気で観測される多様な現象を解明するには、全球にわたる3次元結合系を考慮する必要があり、極域から赤道に至る全球的な地上観測や宇宙空間での衛星観測で得られた多様な観測データ、及び、シミュレーションデータを組み合わせた複合解析が欠かせない。このような背景の下、各々のデータに効果的な解析手法(例えば、相関解析、スペクトル解析、データサイエンス手法等)、並びに、複合解析を実施するための様々な解析ツールやデータベース(例えば、データ検索・取得・可視化サービスや統合解析ツール)が開発されてきた。しかしながら、これらの解析手法やツールの情報は、世代を超えた研究者間で必ずしも十分に共有されておらず、学生や若手研究者が自らの研究課題に対しての成果創出には多くの時間と自助努力が必要であった。
 本研究集会では、太陽地球系物理学分野の研究者・学生、データ所有者、データベース・解析ツール開発者が一堂に会し、お互いの知識を共有し、各々の研究者にとって最適な解析方法、研究フローを構築することを目的とする。そのためには、これまで本研究集会に参加し、顕著な研究成果を上げた若手研究者らによる「招待講演セッション」を設け、次世代の研究を担う学生らに各分野の研究方法を継承させる。また、彼らが主体的にデータ解析手法を学べるように、実際の解析ツールを用いた「データ解析講習セッション」も開催する。なお、本申請書に記載されている必要経費は、招待講演者や研究集会世話人の旅費を計上している。

ページ先頭へもどる
2023年4月5日作成

一つ前のページへもどる

〒 611-0011 京都府宇治市五ヶ庄
TEL: 0774-38-3346 FAX: 0774-38-3600
E-mail: webmaster@rish.kyoto-u.ac.jp