研究課題
新型ソフトウェア受信機を用いた大気レーダーの乱流解像手法の開発
Development of measurement method for resolving fine-scale structure of turbulence using the new software-defined radar receiver
(国際共同研究) 6
研究組織
代表者 | 山本真之 (京都大学生存圏研究所) |
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共同研究者 | Tian-You Yu (オクラホマ大学 大気レーダー研究センター (ARRC)) 山本衛 (京都大学生存圏研究所) 橋口浩之 (京都大学生存圏研究所) |
関連ミッション |
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研究概要
大気乱流の高解像度観測は航空機の安全運航や気象数値モデルの精度向上に貢献する。レンジイメージング(RIM)は多周波切替え送信と適応信号処理を用いて大気レーダーの鉛直分解能を従来の 1/3~1/5 (数 10 m)に高める技術であり、乱気流検出手段としての実用化に向けた検討が進められている。さらに近年、オーバサンプリング(OS)を用いた鉛直分解能向上手法の開発が進められている。OS は RIM における問題点(送信パルス幅に相当するレンジ間隔毎の受信感度の低下)の影響低減にも有用である。本研究では、研究代表者が開発した RIM と OS 測定機能の双方を備えたウィンドプロファイラー観測を活用することで、RIM と OS を組み合わせた新たな乱流解像手法を開発する。
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2012年7月6日作成