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2025(令和7) 年度 生存圏科学 共同研究 0

更新日: 2025/07/14

研究課題

植物由来分子を用いた高速光応答性分子集合体の構築とDDSキャリアへの応用

研究組織

 代表者 赤松 允顕 (京都大学生存圏研究所)
 共同研究者 吾郷 万里子 (鳥取大学工学部)
関連ミッション
  • ミッション4 循環材料・環境共生システム
  • ミッション5 高品位生存圏

研究概要

光応答性分子集合体は、薬剤を目的とする時間・場所・量を制御して送達し、副作用を低減できるドラッグデリバリーシステム(DDS)キャリアとして応用が期待されている。一方、従来の光応答性分子集合体の代表例であるミセルは、そのサイズから低分子薬剤の内包に限られ、近年薬剤として注目されている中分子から高分子の薬剤(ペプチド、核酸、タンパク質など)を対象とすることは困難である。本研究では、木材をはじめとする植物由来原料の糖やグリセリンの水素結合能を活用し、高次元分子集合体が内部に形成するナノメートルスケールの空隙を用いて、中分子や高分子薬剤の光刺激にともなう内包・放出制御を試みる。

補足テキスト: 2025(令和7)年度生存圏ミッション研究#02

 

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2025年7月14日作成

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