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2024(令和6) 年度 生存圏科学 共同研究 6

更新日: 2024/08/30

研究課題

高分子構造に基づくPET加水分解酵素の作用機序解明

研究組織

 代表者 今井 友也 (京都大学生存圏研究所)
 共同研究者 田所 大輔   (京都大学生存圏研究所)
林 重彦 (京都大学大学院理学研究科)
江尻 智森 (京都大学大学院理学研究科)
関連ミッション
  • ミッション1 環境診断・循環機能制御
  • ミッション2 太陽エネルギー変換・高度利用
  • ミッション4 循環材料・環境共生システム
  • ミッション5 高品位生存圏

研究概要

近年、汎用プラスチックの一つであるポリエチレンテレフタラート(PET)を分解できる酵素、PETase(ペターゼ)が自然界から複数発見され、その機能解析と改良が進められている。しかし多くの研究ではタンパク質に焦点を当てており、基質であるPETの高次構造に着目した研究はほとんど存在しない。同じく高分子固体であるセルロースを分解する酵素であるセルラーゼ研究では、セルロースの高次構造変化を調査することで、セルラーゼタンパク質の作用機序の理解が深まったことを考えると、同じくPETの高次構造変化の観点をPETase研究に持ち込むことが重要である。本研究では、PETaseを基盤とするPETリサイクル系の構築を目指し、分解されるPETの固体高分子構造の観点からPETaseのPET分解の作用機序を解明する。

補足テキスト: 2024(令和6)年度生存圏ミッション研究#06

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2024年8月6日作成

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