研究課題
熱帯産業造林樹種の代謝工学
研究組織
代表者 | 梅澤俊明 (京都大学生存圏研究所) |
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共同研究者 | 矢崎一史 (京都大学生存圏研究所) 杉山暁史 (京都大学生存圏研究所) 鈴木史朗 (京都大学生存圏研究所) 柴田大輔 (かずさDNA研究所) 三位正洋 (千葉大学園芸学部) |
関連ミッション |
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研究概要
アジアの熱帯森林はなお減少を続けており、熱帯天然林の更なる伐採を伴わない森林バイオマスの増産、有効な資源利用に向けた技術革新が必須となっている。すなわち、食糧生産との競合を避け、比較的劣等な条件の土地を使いつつ、単位面積当たりの高成長性を達成することが求められる。このためには、植物分子育種等の技術革新の導入が不可欠である。以上の背景の下、本研究では、熱帯産業造林樹種の分子育種に対する基盤構築とその応用に関する研究を一層進展させる。具体的には、既に確立したアカシアの高効率形質転換系やアカシア遺伝子発現データベース解析に基づきアカシア代謝工学を進めるとともに、ユーカリ(Eucalyptus camaldulensis)の形質転換による代謝工学等を通じて、熱帯産業造林樹種の分子育種を進展させる。
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2012年7月18日作成