研究課題
新規エネルギー原料熱帯樹木の探索
研究組織
代表者 | 林隆久 (京都大学・生存圏研究所) |
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共同研究者 | 海田るみ (京都大学・生存圏研究所) 池谷仁里 (京都大学・生存基盤科学研究ユニット) Suprapedi (R & D Unit Biomaterials-LIPI) Wahyu Dwianto (R & D Unit Biomaterials-LIPI) |
関連ミッション |
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研究概要
アラビドプシスやポプラで全ゲノムが解読されたにもかかわらず、植物細胞壁の構造と糖化に対する知見が明らかになるには、まだかなりの道のりがある。インドネシアには、25,000 種の植物資源が存在すると言われている。その中から、人類は長い歴史の中で食用になるものと材料になるものを選抜し、利用してきた。後者については林木として 30 種余りの樹種が植林されているに過ぎない。強くて通直なもの、紙・パルプにしやすいものが選ばれてきた。しかしながら、糖化しやすい樹木という視点から調べられたことは未だかってない。インドネシア科学院 (LIPI)バイオマテリアル研究所と新原料植物のスクリーニングを共同で進めることで合意した。まずは、インドネシアの各島に散在する自然林から、植林に用いられていない樹種の木部について糖化性の高いものをスクリーニングする。
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2009年9月15日作成