研究課題
熱帯域における降水システム及び大規模人工林と大気の相互作用解明に資する気象データベースの充実化
研究組織
代表者 | 山根悠介 (常葉学園大学教育学部) |
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共同研究者 | 塩谷雅人 (京都大学生存圏研究書) Slamet Riyanto (Musi Hutan Persada社) |
研究概要
本研究は、京都大学生存圏研究所がインドネシア南スマトラ島アカシア大規模造林地において実施している地上気象観測によって得られたデータから構築されているデータベースのさらなる充実化を図るものである。造林地の各観測点における降水量や気温などの経年変化、季節変化、日変化などの様々な時間スケールの変動についての情報と併せて、客観解析データや衛星データ、南方振動指数などの多様なグローバル大気データについての情報も示すことで、林地の気象環境を総合的に把握できるよう情報提示を行う。さらに今後、継続的で安定的に気象観測を実施するため、老朽化により今後の観測への影響が懸念されるデータロガーの交換を全観測点(8地点)で実施する。これらのことを通して、今後の熱帯域降水及び熱帯域人工林と大気の相互作用解明の研究に資する有用な研究資源となるようにデータベースの充実化を図っていく。
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2012年8月1日作成