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2005(平成17) 年度 生存圏科学 萌芽研究 1

更新日: 2017/09/22

研究課題

2005(平成17)年度萌芽ミッションプロジェクト 1
マイクロ波照射による植物遺伝子の発現変動に関わる分子生物学的解析

研究組織

 代表者 矢崎一史 (生存圏研究所)
 共同研究者 篠原真毅 (生存圏研究所)
三谷友彦 (生存圏研究所)

研究概要

マイクロ波は我々の生活の中で様々な形で利用されており、その有用性は今後も拡大していくことは必至である。しかし利便さの反面で、マイクロ波の生物に対する影響は科学的に追及されるべき重要な課題である。従来よりマイクロ波の生物学的影響は、ヒトを中心とした動物で活発に研究されているが、植物など他の生物を対象とした研究はほとんど例がない。そこで、本萌芽プロジェクトでは、将来の宇宙太陽発電所構想に伴うマイクロ波の植物に対する影響を、様々な波長帯、エネルギーで検討する一方で、電磁波を生物機能制御のツールとして開発する方向の研究も行う。具体的には、マイクロ波照射による植物遺伝子発現の人為的制御技術の開発を視野に入れた、分子生物学的解析を行う。この萌芽ミッションにおいて、矢崎はマイクロ波照射によるアラビドプシスの遺伝子発現変動の解析を、篠原および三谷はマイクロ波照射装置の構築とマイクロ波エネルギーの測定を担当する。

Yazaki 2005

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