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ジオスペースの低エネルギープラズマ研究集会 
Workshop on Low-energy plasma in the Geospace

更新日: 2025/04/07

開催日時 2026/03/05(木曜日) 予定
開催場所 九州大学
申請代表者 尾花 由紀(九州大学)
所内担当者 海老原 祐輔(生存圏研究所)

詳細は、こちらのページでご案内いたします。

目的および内容

ジオスペースにはeV からMeV に及ぶ幅広いエネルギー帯に属すプラズマが存在しており、プラズマ波動を介して互いに影響を及ぼしあっている。本研究集会では、その中でも低エネルギーのプラズマをターゲットとする。磁気圏プラズマのうち、エネルギーの高い環電流や放射線帯は、宇宙機や宇宙飛行士等へ及ぼす直接的な害があり、注目され研究が進んでいる。しかし、低エネルギーのプラズマ圏(<数eV)やcloak (eV~100eV)は、粒子計測機による直接計測が難しく、研究が進んでいない。一方で、これらは磁気圏において最も質量の大きなプラズマ群でり、波動-粒子間の共鳴条件や、波動の成長速度を決定づけるなど、磁気圏ダイナミクスにおいて重要な役割を担っている。よって磁気圏の低エネルギープラズマに関する最新の知見を持ち寄る場をつくり、我が国のこの分野のコミュニティを発展させることを目的として、本研究集会を開催する。
 研究のターゲットが比較的近い他の研究集会(STP 現象報告会、SuperDARN 研究集会)との共同開催の形をとり、かつ現地参加とオンライン参加のハイブリッド形式で開催する。低エネルギープラズマ研究集会独自の取り組みとしては、いくつかのサブトピックを設定し、集中した議論を行うほか、国内外から数名の招待講演者を招聘して、最新の研究成果に関する知見を高める機会を設ける。

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2025年4月7日作成

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