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目的および内容
2011 年3 月の東日本大震災に関するシンポジウムとして、これまでに合計15 回の生存圏シンポジウム「東日本大震災以降の福島県の現状及び支援の取り組みについて」を毎年開催してきた。本シンポジウムでは、福島県を中心として、人類生存圏に関わる支援研究についての議論を一般向に公開し、総計約900 名の参加者と共に活発な議論を行ってきている。令和3 年度より、複合原子力科学研究所との共同開催としての新しいシンポジウム名称として、「福島県への支援取り組み及び放射線マッピング研究会」として開催を行ってきた。令和6年度も東京での現地開催およびオンライン併催となったが、引き続き活発な議論を行う事ができ、総計84 名の参加があった。ここ最近の参加では、島根県、石川県、茨城県、青森県など、国内各地の防災に向けた発表や参加が増えつつある。また、令和6 年度においては、福島だけではなく、愛知県立旭丘高校天文部の高校生達によるスペースバルーンプロジェクトの講演や、スリランカからのオンライン講演として、災害復興に向けた幅広い取り組みの紹介などもあった。
本申請では、令和7年度も引き続き複合原子力科学研究所と共同で研究集会を開催し、震災復興に関する議論を活発に行いたい。令和7年度では、福島県で開催を予定しており、環境修復に向けた話題として研究者を中心としたシンポジウム開催を予定しており、これまで築いてきた国内外の研究者との連携を今後も継続し、連携支援活動につながる活発な議論を行う。
プログラム
| 13:00-13:05 | 開会挨拶 | 谷垣実 | 京都大学 | |
| 13:05-13:25 | KURAMA/KURAMA-IIの開発と展開 | 谷垣実 | 京都大学 | 座長(上田) |
| 13:25-13:45 | 自動車走行サーベイシステム ASURA の調査結果などの紹介 2025 | 後藤淳 | 新潟大学 | |
| 13:45-14:05 | ASURA測定データに対するスパースモデリングによる放射線源位置推定の研究 | 小川拓海 | 新潟大学 | |
| 14:05-14:25 | Natural Radioactivity and Radiogenic Heat Production in the Lutzow-Holm Complex, East Antarctica: Insights from Gamma-Ray Spectrometry and Geochemistry. | Devika Swapna Panicker | 新潟大学 | |
| 14:25-14:45 | 島根県原子力環境センターの監視情報システムに関する取り組み | 田中孝典 | 島根県原子力環境センター | |
| 14:45-15:05 | 島根県環境放射線モニタリングにおけるLPWA通信の整備状況 | 加藤季晋 | 島根県原子力環境センター | |
| 15:05-15:20 | 休憩 | |||
| 15:20-15:40 | TBA | TBA | 高知工科大 | 座長(谷垣) |
| 15:40-16:00 | 福島県農業総合センターにおける農林水産物放射線モニタリングの取り組み | 小野勇治 | 福島県農業総合センター | |
| 16:00-16:20 | 原発事故による福島県の森林・林業への影響と県によるモニタリングの取り組み | 櫻井哲史 | 福島県農業総合センター | |
| 16:2016:40 | 福島県産玄米の放射性セシウム濃度 | 藤村恵人 | 農研機構 | |
| 16:40-17:20 | 福島イノベーション・コースト構想の取組と課題について・復興知事業に関する説明 | 植木健司・安田吉紀 | (公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構 | |
| 17:20-17:55 | 総合討論(今後の復興支援や技術開発のあり方) | |||
| 17:55-18:00 | 閉会挨拶 | 上田義勝 | 京都大学 | |
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2025年4月7日作成/12月3日更新


