目的および内容
京都生体質量分析研究会(KBMSS)は京都大学のサポートの下、京都地域で生体質量分析に携わる大学・企業・医療機関等の連携を部局や組織の垣根を越えて高め、異分野融合、産学連携、革新的アイデア創出に繋がる知的インキュベーションの場を立ち上げることを目的として立ち上げられた新しい組織である。
(2016年9月28日設立:http://www.kbmss.org)
本研究会では上記目的を達成するために、これまでに6回の国際シンポジウムを開催してきた。第1回は京都大学医学研究科、第2回は京都大学薬学研究科など主催してきたが、第6回からさらにスコープを拡げるため同志社大学生命科学科・大阪大学工学研究科が主催し、京都を中心して広く関西の高いポテンシャルを活かす研究会と発展してきた。第7回目となる今回は、京都大学の宇治キャンパスの研究所が主体となり、“持続可能社会”という、現在わが国が抱える最大の社会問題の一つであり、宇治キャンパスの特色である“持続可能性”に関わるテーマを掲げ、「質量分析が拓く持続可能社会」を主題として開催する。
本シンポジウムでは最前線で活躍する国内外の研究者の招待講演に加えて、若手研究者、学生によるポスターセッションを併催する。単にポスターを掲示するだけでなく、メインステージを使ったポスター発表者自身による紹介(フラッシュトーク)の時間を設けることによって、若手研究者育成に貢献する。また、シンポジウム全体を通して、若手研究者同士、若手研究者と最前線の研究者間、あるいは若手研究者と関連企業の技術者・開発者間の交流を促進し、進展著しい研究分野である生体質量分析の振興につながるよう努める。
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2023年8月28日作成