目的および内容
申請者らのグループは、2016年度よりプラズマとウルトラファインバブルを融合した合計6回の国際研究集会を開催し、中国およびタイ王国の連携研究を強めてきた。2022年度においては中国の研究者が中心となってオンライン開催している(The International Symposium on Plasma & Fine Bubbles, ISPFB, 8/22-23, 2022)。
継続申請するプラズマ・ウルトラファインバブル研究会については、静電気学会の各支部と連携して、分野横断型の研究会として開催してきている。2022年度は、岩手大学とオンライン併催(10/28-29, 62名)を行い、活発な研究議論を続ける事が出来た。水中の微細気泡としてのウルトラファインバブルと、水中での放電との相性は良いため、分野間連携として共同研究も活発に進みつつある。また、今年度より、生存圏研究所内の研究者(渡邊崇人助教)を新たに加えた新しい共同研究も開始している(水中プラズマとファインバブルの組み合わせによる水処理技術の開発)。
2023年度での開催では、今のところ京都大学において研究会開催を計画している。2023年度の静電気学会全国大会においても開催の周知を行う予定であり、静電気学会の各支部の協力のもとに、オンライン併催も行いつつ国内全域の研究者を集め、異分野融合としてのシンポジウム開催を行いたい。
プログラム
【12月8日(金)】
講演 | |
【講演1】#生存圏シンポジウムと水処理委員会より3件(各25分) 司会:高木浩一(岩手大) |
|
13:00~13:10 | 開会挨拶(金澤支部長、上田生存圏シンポ代表) |
13:10~13:35 | 南谷靖史(山形大学): 水処理研究委員会 「題目」 |
13:35~14:00 | 佐藤岳彦(東北大学):水処理研究委員会 「プラズマファインバブル」 |
14:00~14:25 | 上田義勝(京都大学):生存圏 「微細気泡の帯電特性に関する報告」 |
14:25~14:45 | 休憩 |
【講演2】 #生存圏シンポジウムと九州支部と水処理委員会より3件(各25分) 司会:佐藤岳彦(東北大) |
|
14:45~15:10 | 安田啓司(名古屋大学):生存圏 「ソノケミストリーによる水処理」 |
15:10~15:35 | 古閑一憲(九州大学):九州支部 「プラズマと水蒸気を用いたCO2変換反応場の創成」 |
15:35~16:00 | 浦島邦子(岩手大学)、高木浩一(岩手大学):水処理研究委員会 「水に流せない話」 |
16:00~16:10 | 事務連絡、準備 |
【散策&議論】 | |
16:30~18:00 | 小倉城コース(営業時間:9時から19時まで) 松本清張記念館コース(営業時間:9時30分から18時まで、入館17:30まで) |
情報交換会 司会:川崎敏之(西日本工業大学) |
|
19:00~21:00 | 「百舌のしわざ」 https://www.hotpepper.jp/strJ001108956/ 会費:8,000円(予定) |
【12月9日(土)】
講演および自由放談 | |
【講演3】#九州支部と九州支部以外より3件(各25分) 司会:竹内 希(東工大) |
|
9:00~9:25 | 猪原 哲(佐賀大学)九州支部、水処理研究委員会 「題目」 |
9:25~9:50 | 金澤誠司(大分大学):水処理研究委員会、九州支部 「放電プラズマ水処理用の新規リアクター開発への挑戦」 |
9:50~10:25 | 全参加者 「フリーディスカッション」 全体を通した質疑応答、静電気学会支部報告、生存圏報告 企業参加者からのコメント、学生さんの感想、学会案内、その他 |
10:25~10:45 | 休憩 |
研究会企画 【パネルディスカッション】 |
|
10:45~11:45 | 「放電プラズマ研究委員会の総括と明日への展望」(静電気学会:研究委員会) コーディネータ:金澤、パネリスト:大澤、川崎、佐藤、高木、竹内 |
11:45~11:50 | 閉会挨拶(川崎敏之) |
その他:終了後、次年度の北九州での全国大会の開催予定場所の下見を予定しています。昼食をどこかでとり、更に議論もできますので、ご興味のある方はご参加下さい.
ページ先頭へもどる
2023年4月5日作成/2023年11月27日更新