Research Institute for Sustainable Humanosphere

第458回生存圏シンポジウム
多糖の未来フォーラム2021

開催日時 2021(令和3)年11月12日(金)
開催場所 九州大学西新プラザ
申請代表者 秋吉一成 (京都大学大学院工学研究科)
所内担当者 矢野浩之 (京都大学生存圏研究所生物機能材料分野)

目的および内容

セルロースやデンプンに代表される多糖は、太陽の恵みを受けて地球上で持続的に生産・利用・分解されており、人類の生存にとって必須の食料資源・生活資源・産業資源・創薬資源・エネルギー資源である。「多糖の未来フォーラム」は、セルロース学会、日本化学会(糖鎖化学研究会)、日本応用糖質科学会、セルロース学会、日本キチン・キトサン学会、シクロデキストリン学会が結集して平成18年(2006年)に発足した多糖の利用について議論するフォーラムである。本フォーラムは、「食糧と、材料と、創薬」という異なった多彩な多糖分野の課題に取り組む研究者が専門の枠や産業の枠を超えて、地球的規模の問題や人類生存の課題について意見を交換する場であることから、運営委員である生存圏研究所 矢野浩之教授が生存圏における多糖の持続型利用について生存圏シンポジウムとして議論することを提案され、生存研と多糖の未来フォーラムの共同主催として平成30年度(2018年度)より開催することとなった。令和2年(2020年)はオンラインで144名の参加者を得て、材料、創薬、食糧における多糖の利用について活発な議論を行い、大変好評であった。今回のシンポジウムでは生存圏科学と多糖の科学の一層の融合を図るべく、多糖材料に関する基盤研究、技術開発、産業利用に関する話題を取り上げ、多糖の機能、利用を通じて、人類のこころ豊かな生存を実現するための可能性およびその限界を多面的に探ることを目的としている。

プログラム

13:00–13:10 開会の辞
13:10–13:50 真菌細胞壁多糖分解酵素を基盤とした抗真菌システムの構築
平良東紀(琉球大学)
13:50–14:30 多糖とリグニンをつなぐ結び目構造の解析と利活用展開
西村裕志(京都大学)
14:30–15:10 ペクチンを標的とする細菌の分子機構
橋本渉(京都大学)
15:10–15:30 休憩
15:30–16:10 多糖をわかるために有機合成化学者としてやってきたこと。
—βグルカン、マンナンおよびポリシアル酸の精密化学合成とその先—
田中浩士(東京工業大学)
16:10–16:50 水中カウンターコリジョン法を用いたセルロースII結晶をもつナノセルロースの調製
巽大輔(九州大学)
16:50–17:30 シクロデキストリンを利用した超分子材料
伊藤耕三(東京大学)
17:30–17:40 閉会の辞

Symposium-0458
ポスター PDF ファイル (173 256 バイト)

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2021年7月14日作成,2021年7月20日更新

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