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第396回生存圏シンポジウム
第18回宇宙太陽発電と無線電力伝送に関する研究会

更新日: 2019/03/18

開催日時 2019(平成31)年3月7日(木)9:30~8日(金)17:00
開催場所 京都大学生存圏研究所 木質ホール3階
主催者 京都大学生存圏研究所
申請代表者 篠原真毅 (京都大学生存圏研究所生存圏電波応用分野)
関連ミッション ミッション2 太陽エネルギー変換・高度利用
関連分野 生存圏電波応用分野。

概要

全国共同利用設備METLABの利用者による成果発表会である。これまで電子情報通信学会無線電力伝送時限研究専門委員会と合同で行っていたが、2014年より同専門委員会が常設研究専門委員会へと格上げになり、さらに密に連携を深める。

目的と具体的な内容

全国共同利用設備METLABの利用者による成果発表会である。METLABを利用したマイクロ波送電、電波科学一般、生存圏科学等の研究成果を発表いただく。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

宇宙太陽発電所及びマイクロ波無線電力伝送は生存圏研究所のミッション2の中核研究である。また生存圏研究所の全国共同利用設備であるMETLABの成果報告会でもあるため、生存圏科学全般に深いかかわりがある研究集会である。全共設備の利用による研究状況を把握するとともに,その研究成果の周知と共有を促すことが期待される。

プログラム

3月7日(木)

WPTシステム・応用
09:30–09:50 管内検査ロボットへの無線給電に関する研究
○佐藤勇海・篠原真毅(京大)
09:50–10:10 非接触給電利用LED負荷群への同期協調制御の研究(その2) ~2次負荷密接配置における発光パターン変化の仮説と検証~
○安倍秀明
10:10–10:30 往復密接フラットケーブル巻線による非接触給電の有用性評価 ~ブロック線図による多重磁気結合での2つの負荷の相互影響考察と試作検証~
○安倍秀明
10:30–10:50 ドローンを用いた近距離マイクロ波無線電力伝送における受電アレイアンテナの効率評価
○高林伸幸・篠原真毅(京大)・藤原暉雄(翔エンジニアリング)
10:50–11:10 “導場路”のWPTシステムへの応用 ~kQ積からのアプローチ~
○粟井郁雄(リューテック)・大黒康平・植村渉(龍谷大)
11:20–12:00 【特別企画】 「無線通信との干渉制御技術の要素研究デモ」
SPS・一般(1)
12:50–13:10 無線通信との干渉制御技術の要素研究
○安間健一(MHI)・佐々木謙治・中村修治・前川和彦(J-spacesystems)
13:10–13:30 垂直方向マイクロ波無線送受電技術実証 ~受電部の開発~
○長野賢司・小澤雄一郎・田中直浩(IHIエアロスペース)・佐々木謙治(J-spacesystems)
13:30–13:50 垂直方向マイクロ波無線送受電技術実証 ~試験概要~
○中村修治・佐々木謙治・前川和彦・三原荘一郎(J-spacesystems)
13:50–14:10 5.8GHzマグネトロンを用いる無線電力伝送システムの開発
○楊波・王策・三谷友彦・篠原真毅(京大)
SPS・一般(2)
14:15–14:35 成層圏プラットフォームに向けたマイクロ波無線電力伝送システム検討
○中本悠太・篠原真毅(京大)
14:35–14:55 チェビシェフ指向性合成によるフラットビーム形成手法
○兒島清志朗・篠原真毅・三谷友彦(京大)
14:55–15:15 Experiment for Wireless Power Transfer to movable target using phased array antenna system
○Mudassir Raza・Shotaro Katano(SOKENDAI)・Koji Tanaka(JAXA)・Yoshiyuki Fujino(Toyo Univ.)・Kento Monji(TUS)・Yuki Ito(Toyo Univ.)
15:15–15:35 マイクロ波送電用マルチパスレトロディレクティブ方式の研究
○佐々木太一・篠原真毅(京大)
アンテナ・一般
15:40–16:00 UHF帯4周波円偏波アンテナの開発
○松永真由美(東京工科大)

16:00–16:20 ARAニュートリノ望遠鏡のアンテナの絶対較正
○間瀬圭一(千葉大)・篠原真毅(京大)・Simon Archambault・キム ミョンチュル・久留須賢太郎(千葉大)
16:20–16:40 IoT電波伝搬環境改善用ダイオード装荷メタサーフェスの解析設計
○尾関剛成・山本愛理・大澤拓門・丸山珠美(函館高専)・末松憲治・佐藤弘康・本良瑞樹(東北大)・大宮学(北大)
16:40–17:00 PSOを用いた2周波共用メタサーフェスの解析設計と試作測定
○大澤拓門・山本愛理・丸山珠美(函館高専)・大宮学(北大)・末松憲治・佐藤弘康(東北大)

3月8日(金)

マイクロ波回路・一般
09:00–09:20 kQ積による最大伝送効率と整合回路の素子損失を考慮した結合器設計指標
○北岡 晃・柳沼大貴・馬場涼一・大平孝(豊橋技科大)
09:20–09:40 多層基板フィルタを利用した小型マイクロ波整流回路の開発
○岡﨑光汰(京大)・石野祥太郎(古野電気)・篠原真毅(京大)
09:40–10:00 整流動作を用いた6.78MHz 250 W半導体切替整合回路
○宜保遼大・阿部晋士・西岡正悟・北林智・坂井尚貴・大平孝(豊橋技科大)
10:00–10:20 カットオフ平行平板導波路を用いた高効率無線電力伝送システムの実験的評価
○佐藤弘康・中道大輔・陳強(東北大)
干渉・効率・一般
10:25–10:45 OTA測定による無線電力伝送の与干渉評価に関する一検討
○佐藤啓介・関野昇・木本颯・吉田翔・大島一郎(電気興業)・西森健太郎(新潟大)
10:45–11:05 バックヨークの材質がワイヤレス電力伝送コイルの伝送効率に与える影響
○稲本恭兵・川原翔太・遠藤俊・卜穎剛・水野勉(信州大)
11:05–11:25 磁性塗布材料の磁気特性がワイヤレス電力伝送向け磁性塗布アルミニウムパイプコイルの伝送効率に与える影響
○周浩・遠藤俊・卜穎剛・水野勉(信州大)
11:25–11:45 人工衛星内部無線システム用多段チャージポンプ整流回路の設計
○王策・篠原真毅・三谷友彦(京大)
レクテナ・一般
14:15–14:35 [依頼講演]LCブースター方式を用いた1つの送電コイルでの移動体用ワイヤレス給電
○池田勇希・佐藤拓(仙台高専)
14:35–14:55 ドローン搭載用軽量レクテナの開発
○青木拓海・袁巧微(仙台高専)
14:55–15:15 マイクロ波整流回路設計用ダイオードパラメータに関する研究
○平川昂・篠原真毅(京大)
15:15–15:35 ラミネート型二次電池への無線充電の実験的検討
○今野佳祐・陳強(東北大)
マイクロ波・一般
15:40–16:00 マイクロ波帯におけるベルトラミ場の研究
○望月諒(京大)・高野佑磨(阪大)・篠原真毅(京大)・真田篤志(阪大)
16:00–16:20 電波天文用広帯域フィードの開発(VI)
○氏原秀樹・岳藤一宏(NICT)・三谷友彦(京大)
16:20–16:40 小型合成開口レーダ衛星用スロットアレイアンテナパネルのMETLABでの計測(その3)
アクバル プリランド リズキ(慶大)・○齋藤宏文・田中孝治・パイン ブダディット(JAXA)・広川二郎・戸村崇(東工大)
16:40–17:00 Results of near-field antenna measurements of a deployable SAR mesh reflector
○Nagamine Urata Katia,Josaphat Tetuko Sri Sumantyo,Edi Santosa Cahya,Viscor Tor,Chua Ming Yam,Peberlin Sitompul,Mirza Waqar

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2018年12月5日作成,2019年3月18日更新

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