menu

第366回生存圏シンポジウム
第17回宇宙太陽発電と無線電力伝送に関する研究会

更新日: 2018/03/12

開催日時 2018(平成30)年3月2日(金)10:00–16:30~3日(土)10:00–16:10
開催場所 京都大学宇治キャンパス総合研究実験1号棟 HW401
主催者 京都大学生存圏研究所
申請代表者 篠原真毅 (京都大学生存圏研究所生存圏電波応用分野)
関連ミッション ミッション2 太陽エネルギー変換・高度利用
関連分野 生存圏電波応用分野。

概要

全国共同利用設備METLABの利用者による成果発表会である。これまで電子情報通信学会無線電力伝送時限研究専門委員会と合同で行っていたが、2014年より同専門委員会が常設研究専門委員会へと格上げになり、さらに密に連携を深める。

目的と具体的な内容

全国共同利用設備METLABの利用者による成果発表会である。METLABを利用したマイクロ波送電、電波科学一般、生存圏科学等の研究成果を発表いただく。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

宇宙太陽発電所及びマイクロ波無線電力伝送は生存圏研究所のミッション2の中核研究である。また生存圏研究所の全国共同利用設備であるMETLABの成果報告会でもあるため、生存圏科学全般に深いかかわりがある研究集会である。全共設備の利用による研究状況を把握するとともに,その研究成果の周知と共有を促すことが期待される。

プログラム

3月2日(金)

WPT諸技術・一般
10:05–10:25 垂直方向マイクロ波無線送受電技術実証 受電部の開発 ~マイクロ波環境下におけるマルチコプタ動作確認~
○長野賢司・小澤雄一郎・田中直浩(IHIエアロスペース)・佐々木謙治(J-spacesystems)
10:25–10:45 電波天文用広帯域フィードの開発(V)
○氏原秀樹・岳藤一宏(NICT)・三谷友彦(京大)
10:45–11:05 垂直方向マイクロ波無線送受電技術実証 ~試験計画概要~
○佐々木謙治・中村修治・前川和彦・三原荘一郎(J-spacesystems)
11:05–11:25 無線電力伝送を利用した超軽量飛行機の遠隔操縦飛行(その2)
○飯島雄貴・米本浩一・藤川貴弘・杉町智紀(九工大)・三谷友彦・川島祥吾(京大)
アンテナ・一般
14:00–14:20 マイクロ波送電によるドローンの飛行に関する基礎検討 ~負荷と入力電力の変動を考慮したレクテナの設計手法~
橋本雄大・○袁 巧微(仙台高専)・篠原直毅(京大)
14:20–14:40 マイクロ波送電用高調波利用型レトロディレクティブシステムの研究
○川島祥吾・篠原真毅・三谷友彦(京大)
14:40–15:00 Measurement of SAR Antenna For Small Satellite At METLAB Part 2
○Prilando Rizki Akbar・Hirobumi Saito・Koji Tanaka(JAXA)・Jiro Hirokawa(Tokyo Tech)
15:00–15:20 Basic Experiment on Direction Finding and Beam Forming for Microwave Power Transmission System using Phased Array antenna System under near Field Conditions
○Raza Mudassir(Sokendai)・Koji Tanaka(JAXA)・Shotaro Katano(Sokendai)・Yoshiyuki Fujino・Toru Ishimura・Taichi Matsudo(Toyo Univ.)
レクテナ・回路・一般
15:30–15:50 パルス変調波を利用した整流回路の効率向上に関する研究
○平川 昂・篠原真毅(京大)
15:50–16:10 303 &nbsp:GHz レクテナのジャイロトロンを用いた評価実験
○皆川俊介・溝尻征・嶋村耕平・横田茂(筑波大)・斉藤輝雄・立松芳典・山口裕資・福成雅史(福井大)
16:10–16:30 マイクロ波刺激法を用いた植物有効育成のためのフェーズドアレイアンテナの開発
○堀越智(上智大)

3月3日(土)

WPTシステム・応用
10:00–10:20 3D球形巻受電コイルとマルチ整流を用いた磁気結合給電の全方位受電性能評価
○安倍秀明
10:20–10:40 非接触給電利用LED負荷群への同期協調制御の研究(その1) ~時分割周波数制御による多様な発光パターンのしくみ~
○安倍秀明
10:40–11:00 アームロボットの非接触給電用送電回路
○二ッ矢幹基・石崎俊雄(龍谷大)・粟井郁雄(リューテック)
11:00–11:20 5.8GHz人工衛星内部ワイヤレスシステム用チャージポンプ整流回路の設計と応用
○王策・篠原真毅・三谷友彦(京大)
マイクロ波・WPT
13:00–13:20 注入同期された5.8 GHzのマグネトロン特性について
○藤井知・前蔵遼(沖縄高専)・楊波・篠原真毅(京大)
13:20–13:40 フレネル領域におけるアレーアンテナ間マイクロ波伝送時の損失評価
○兒島清志朗・篠原真毅・三谷友彦(京大)
13:40–14:00 アクティブアレイアンテナを用いた低サイドローブ化手法の提案
○長谷川直輝・篠原真毅(京大)
14:00–14:20 クロススパイラルアンテナの原理ならびに左右両偏波アンテナへの応用
○松永真由美(東京工科大)・松永利明(福岡工大)
WPT技術応用・一般
14:30–14:50 トランシーバによるEV模型走行のためのGAによるアンテナ高利得化・小型化最適設計
○石佐栞・川森開斗・丸山珠美・大澤拓門・尾関剛成(函館高専)
14:50–15:10 廃線レールをフィーダーに応用した電界結合WPTによるEV走行中給電
○川森開斗・尾関剛成・丸山珠美(函館高専)・坂井尚貴(豊橋技科大)・大澤拓門(函館高専)
15:10–15:30 カプセル内視鏡への体内無線電力伝送
○高橋応明・甲斐重洋(千葉大)
15:30–15:50 外来電波による植込み型医療機器周辺の局所SAR上昇の推定 ~HF帯WPTおよび5G候補周波数帯~
○日景隆・大勝隆平(北大)・井山隆弘・大西輝夫(DoCoMo)
15:50–16:10 電磁界結合を利用した開放型マイクロ波加熱装置の開発
○西尾大地・篠原真毅・三谷友彦(京大)

ページ先頭へもどる
2017年12月22日作成,2018年3月12日更新

一つ前のページへもどる

〒 611-0011 京都府宇治市五ヶ庄
TEL: 0774-38-3346 FAX: 0774-38-3600
E-mail: webmaster@rish.kyoto-u.ac.jp