目的と具体的な内容
本研究集会は、DOL/LSF全国・国際共同利用研究課題として平成27年度に採択された16課題について、その研究成果を報告し、種々の分野の専門家とのディスカッションによって、より発展・深化させることを目指して行われたものである。
京都大学生存圏研究所における全国・国際共同利用研究をより一層発展させるためには、共同利用研究を実施している研究者どうしが互いの研究成果について真摯に討論しあい、研究の深化とネットワーク化を進めることが必要である。本シンポジウムでは16課題の研究成果が報告され、各課題の将来の方向性や共同利用のありかたについて討論された。
生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献
本研究集会では、DOL/LSF全国・国際共同利用研究課題として平成27年度に採択された課題について、その研究成果を報告し、種々の分野の専門家とのディスカッションによって、より発展・深化させることを目指している。
このことによって、木質科学、微生物工学、生態学などにおけるコミュニティー全体の研究の発展をサポートすることができるとともに、異分野の研究者との交流によって、新しい研究テーマの発掘や創成に結びつくことが期待される。また、研究課題には多くの学生も参加しており、本研究集会への参加及び発表については、教育的効果も大きい。
上述した通り、DOL/LSF全国・国際共同利用研究は、木質科学、微生物工学、生態学などの多くのの研究分野にわたっており、本報告会の開催によって異分野との融合による新しい研究テーマの発掘につながることが大きく期待される。
これらの研究分野における新しい融合的研究課題の創成は、まさに生存圏研究所が主導してきた生存圏科学そのものであると言える。特に、ミッション1-環境計測・地球再生、およびミッション4-循環型資源・材料開発、に関係が深い。また、専門委員会・国際アドバイザリー委員にも本研究集会に参加いただくことによって、生存圏科学の国際的認知度の向上にも大きく貢献している。
プログラム
13:00–13:05 | 開会挨拶 |
13:05–14:50 | 課題番号01~08の発表
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14:50–15:10 | 休憩 |
15:10–16:55 | 課題番号09~16の発表
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16:55 | 閉会挨拶 |
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2016年2月26日作成,2016年3月18日更新