目的・内容
本シンポジウムは、ミッション 2 の太陽エネルギー変換・利用に関連した生存圏学際新領域の開拓のために、毎年開催しており、本年度も企画・開催した。宇宙太陽発電、バイオマス変換の領域から招待講演者を招いた。本年はマイクロ波が生体に与える影響を研究している方およびバイオ燃料の企業の方を招いた。さらに内部の教員による講演ならびに研究発表がおこなわれた。お互いに相手の分野に関する質問も多くあり活発な議論があった。また相互理解が増えてきており毎年開催している成果と考えられる。
プログラム
13:00–13:10 |
開会挨拶 川井秀一 (生存圏研究所所長) |
13:10–14:10 |
招待講演
- 「マイクロ波の生体影響と安全性」
藤原修 (名古屋工業大学)
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14:10–15:10 |
講演(各20分)
- 「宇宙太陽発電所 SPS のための実験衛星提案」
篠原真毅 (生存圏研究所)
- 「マイクロ波による電力と情報の同時伝送に関する研究」
橋本弘藏、山川宏、篠原真毅、三谷友彦、川崎繁男 (生存圏研究所)、高橋文人、米倉秀明、平野敬寛(京大大学院工学研究科)、藤原暉雄 (翔エンジニアリング)、長野賢司 (スペーステクノロジー)
- 「太陽光発電衛星での利用をめざした SiC ロッドを含む SiC/C 複合材料の開発」
畑俊充、JOKO SULISTYO (生存圏研究所)、藤澤匡志 (秋田県大)、橋本弘藏、今村祐嗣 (生存圏研究所)
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15:10–15:30 |
休憩 |
15:30–16:30 |
招待講演
- 「バイオ燃料産業分野でのアジアとの連携」
澤一誠 (三菱商事株式会社)
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16:30–17:30 |
講演(各20分)
- 「木質バイオマスからのバイオエタノール生産を目指したマイクロ波照射前処理用装置の研究開発 —バッチ処理から連続処理へ—」
三谷友彦 (生存圏研究所)
- 「インドネシア・東カリマンタンのバイオ燃料開発の動向 —バイオエタノール原料としての南洋材のポテンシャルについて–」
大橋康典 (生存圏研究所)
- 「湿式粉砕実証プラントを用いたスギ材糖化前処理技術の開発」
米田基人、渡辺隆司 (生存圏研究所)、北嶋貞好 (株式会社山二)
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17:30–17:50 |
総合討論 総合司会: 渡辺隆司 (生存圏研究所) |
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