目的・内容
磁気圏、電離圏、惑星圏など生存圏におけるプラズマ波動、電磁波動、大気波動と主体とする、非線形現象をも含む広範な波動を扱う研究会である。宇宙プラズマの隣接分野やこれからという若手などに、「何が重要で、何があたりまえで、何が予想外なのか」を実際にどのように学び、どのように研究し、どのような意義を見出していくのか、1時間ずつのチュートリアル講演を通して、新人教育と分野を越えた交流を行った。
プログラム
9:00– 9:05 | 挨拶 羽田亨 (九大総理工) |
9:05– 9:25 | Online Plasma Textbook 試案 中村匡 (福井県立大) |
9:25– 9:35 | 初年度用「宇宙プラズマ波動」授業シラバス 中川朋子 (東北工大) |
9:35–10:35 | プラズマ波動観測から何を知り得るか 飯島雅英 (淑徳学園) |
10:50–11:50 | 波動の伝播特性から見る磁気圏物理 笠原禎也 (金沢大) |
12:55–13:55 | 地球からの電波、データ解析の理論と実際 橋本弘藏 (京大・RISH) |
14:10–15:10 | 地上多点ネットワークデータの活用: MAGDAS/CPMN データの料理の仕方 吉川顕正 (九大理) |
15:25–16:05 | 月周辺でのプラズマ観測データの紹介 西野真木 (JAXA/ISAS) |
16:05–16:30 | ユリシーズ探査機によって高緯度領域で得られた木星電波の偏波観測 木村 智樹 (東北大) |