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全国共同利用化に向けた第6回生存圏シンポジウム
—木・土・竹 自然素材を活用した木造軸組住宅の提案とその利用—

更新日: 2015/12/02

開催日時 2005/02/15(火曜日) 10:30–17:40
開催場所 京都大学生存圏研究所 木質ホール3階
所内担当者 小松幸平 (京都大学生存圏研究所生活圏構造機能分野)
関連ミッション ミッション 4 (循環型資源・材料開発)
関連分野 生存圏科学、木材保存学、電波工学、建築工学、木材工学、炭素利用学。

目的・内容

生存圏科学を創生し、発展させて行く取り組みの一つとして、森林資源を軸とした理想的資源循環系の枠組みの中に、生活圏の根本をなす木質居住空間をいかに実現していくかという点をテーマに据えたシンポジウムを開催した。

本シンポジウムでは、木質資源と木質構築物の関係について、数多くの提言を行なっている有馬孝禮宮崎県木材利用技術センター長を迎え、持続的森林資源と木質構築物の相互関係についてお話を伺う。あわせて木造建築学、木材工学、林産工学および電波工学等の専門家による木造エコ住宅への取り組みを紹介し、生存圏研究所木質材料実験棟における全国共同利用研究の可能性と今後の方向についても議論した。

プログラム

   進行係: 師岡敏朗 (RISH)
10:30–10:40 開催挨拶
松本紘 (RISH所長)
10:40–11:00 木質材料実験棟の全国共同利用化に向けての動き
小松幸平 (RISH)
  研究発表 I
11:00–11:20 自然素材耐力壁の性能・直交壁の役割
森拓郎 (RISH)
11:20–11:40 木質接合具の開発とその応用
井上雅文 (東大アジア生物資源環境研究センター)
11:40–12:00 自然素材活用型木造軸組住宅の限界耐力設計
小松幸平 (RISH)
12:00–13:00 昼食
13:00–14:00 招待講演
持続的森林資源と木質構築物
有馬孝礼 (宮崎県木材利用技術センター長)
  研究発表 II
14:00–14:20 自然素材活用型木造軸組住宅の建築
片岡靖夫 (中部大学、建築学科)
14:20–14:40 CCA 処理廃棄木材の無害化への取り組み
畑俊充・今村祐嗣 (RISH)
14:40–15:00 木造住宅とユビキタス電源
篠原直毅 (RISH)
15:00–15:20 Tea time
木橋~階段周辺
15:20–17:20 総合討論
キーワード:持続的資源循環、木造住宅の住環境、材料開発、自然素材。

話題提供: 矢野浩之 (RISH)、今村祐嗣 (RISH)、神谷文夫 (森林総研)、飯島泰男 (秋田県大木高研)、梅村研二 (RISH)

コーディネーター: 川井秀一 (RISH)

17:20–17:30 閉会挨拶
森拓郎 (RISH)

 

Symposium-0006n ポスター PDF ファイル (1 240 481 バイト)
ポスター制作: 熨斗千華子 (京都大学)

 

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