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要旨
奈良県桜井茶臼山古墳(古墳時代前期、前方後円墳)の石室内に、約1700年間安置されていた木製の棺(木棺)が、古墳から運び出され、現在、奈良県立橿原考古学研究所で展示されています。古墳時代の木棺が、腐朽により消失せずに、今日までその姿が残るのは大変珍しいことです。そこで、木棺の13カ所から約5mm立方の試料を採取し、光学顕微鏡による観察と、蛍光X線分析による含有成分の把握を行いました。それらの調査結果等を元に、「木棺はなぜ残存できたのか」について考察します。
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2024年11月9日作成