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要旨
植物細胞壁を固める成分であるリグニンは、モノリグノールの脱水素重合(ラジカルカップリング)により生成する、地球上で2番目に多い天然高分子です。しかし、モノマー単位や単位間結合の配列の順序など、化学構造の詳細は未解明のままであり、有効利用が遅れています。リグニンの利用にはその構造への深い理解が欠かせません。リグニンが、どのようなメカニズムでモノマー単位から重合していくのか、そしてどのような化学構造をしているのか、人工的にリグニンのモノマーを重合させ、樹木などのリグニンと比較しながら、その解明に取り組んでいます。基本的なところから、最近わかったことまで、取り組んでいる研究を紹介します。
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2024年11月1日作成