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第7回京都大学生存圏研究所公開講演会

更新日: 2015/07/31

開催日時 2010/10/24(日曜日) 13:30–16:00
開催場所 宇治おうばくプラザ きはだホール

定員: 300名
参加料: 無料

k2010_poster jpg ポスター PDF ファイル (870 502 バイト)

 

プログラム

13:30~13:40 挨拶

所長 津田敏隆

 

13:40~14:20 「木の寿命を考える」

教授 川井秀一

木材は古来より身近な暮らしにあって、加工しやすく、丈夫な材料として住宅や道具に多用されている。とくに、わが国は 1400 年の時を越えて現存する法隆寺をはじめ “木の文化” と端的に表現される多くの歴史的木造建造物を数多く保有している。本講演では、材料としての木材の寿命や経年変化について、古材と熱処理木材を比較検討しながら考える。

Kawai 2010

 

14:20~15:00 「熱帯の風・雨・雲を測る ~赤道大気レーダーの挑戦~」

助教 山本真之

熱帯域における強い積乱雲の活動は、熱帯低気圧(台風)の到来やエルニーニョ現象に伴う気温・降水量の変化など、様々な形で日本に住む我々の生活に影響します。直径 110 m の大型アンテナを備えた赤道大気レーダーが解き明かす、熱帯の風・雨・雲の “すがた” を紹介します。

Yamamoto 2010

 

15:20~16:00 「宇宙で電波をはかるなんて?☆」

准教授 小嶋浩嗣

テレビに携帯電話…….地球上では、もはや電波は当たり前のように利用されていますね。実は、宇宙空間や惑星の周辺でも電波は盛んに放射されています。むしろ宇宙空間の方が地上よりも電波を発生させるのは容易かもしれませんよ。講演では、宇宙空間で人工衛星を使った自然電波の観測についてお話します。

Kojima 2010

 

16:00~16:40 「バイオマスが拓く持続的社会」

教授 渡辺隆司

資源枯渇や地球温暖化問題が強く認識されるにつれ、石油、石炭などの化石資源に大きく依存した社会から、再生可能資源を有効に利用する社会への変革が求められています。ここでは、再生可能な唯一の有機資源であるバイオマスを化学資源として変換する意義と、微生物機能やマイクロ波を利用した変換の一端を紹介します。

Watanabe 2010

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