詳細は、こちらのページでご案内いたします。
目的および内容
セルロースナノファイバー(CNF)は植物繊維をナノレベルまで解繊して得られる軽量、高強度のナノ繊維である。生存圏研究所では、CNF 材料の開発を行うために、CNF の製造、機能化、構造化に関連する装置・設備をユニット化し、共同利用施設:バイオナノマテリアル製造評価システム(CAN-DO)として運用している。並行して、生存圏バイオナノマテリアル共同研究拠点がCNF 材料のオープンイノベーションの場として経済産業省地域オープンイノベーション拠点(国際展開型)に選抜されており、CAN-DO はその中核を成す施設となっている。
生存圏研究所では、これまで矢野浩之特任教授を中心に CNF に関する大型プロジェクト研究の成果や CNF 材料の社会実装に関する最新情報を紹介するシンポジウムを、ナノセルロースシンポジウムとして 2004 年から毎年開催してきた。本シンポジウムは、昨年度は 1300 人を超える参加者があるなど生存圏研究所を代表するシンポジウムとなっている。このナノセルロースシンポジウムが応用研究中心の出口オリエントであるのに対し、今回申請する研究集会は、大学等のアカデミアを中心に CNF に関する基礎的研究に関する最新情報を CAN-DO の成果報告会として広く発信しするものである。
ページ先頭へもどる
2024年9月10日作成