令和5年9月25日
京都大学生存圏研究所
所長 山本 衛
京都大学生存圏研究所におきましては、下記により生存圏未来開拓研究センター特定講師または特定助教 1名を募集しますので、ご案内いたします。
記
1)募集人員:
特定講師または特定助教 1名
2)勤務場所:
京都大学生存圏研究所 生存圏未来開拓研究センター(所在地:京都府宇治市五ケ庄)
3)候補者に要請される専門研究領域および職務内容:
生存圏科学の共同利用・共同研究拠点である生存圏研究所では、2022年度に生存圏未来開拓研究センターを設置し、スモールアイランド型*1の研究ユニットを中心に新たな学際領域の探究を加速させています。
今回、生存圏未来開拓研究センターでは、直面する社会課題に対し、表層に囚われることなく本質を的確に捉えた上で、実効的な研究を遂行できる特定講師または特定助教を募集します。専門分野(人文・社会科学系も含む)は問いませんが、着任後はセンター長、副センター長と協力しながら、ご自身の専門分野を深化し社会課題を解決する独自の研究を進めていただきます。
応募者には、社会課題の現状とそれを解決する方向性を示すキーワード(グリーントランスフォーメーション、サーキュラーエコノミー、ウェルビーイングなど)に対する独自の捉え方と、それに基づく独創的な研究アプローチを提案していただきます。
*1:小規模で入れ替わりが活発な新たな研究領域。※NISTEP「大学の研究力の現状と課題」科学技術・学術審議会 第1回大学研究力強化委員会(2021年12月1日)【資料2】P.7(https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/000148080.pdf)
4)応募資格:
博士の学位を有し、独自の研究を多分野・多領域と協力しながら推進する資質を有する方。国籍は問いませんが、日常的に日本語が使えることが望ましい。
クロスアポイントメントによる雇用を希望する方は、現所属組織の了承を得た上で、13)応募書類(イ)研究提案にその旨を記載すること。
5)任用時期:
決定後、可能な限り早い時期
6)任期:
採用日より2027年3月31日まで(65歳定年制が適用されますのでご注意ください)
7)試用期間
あり(6か月)
8)勤務形態:
専門業務型裁量労働制(週38時間45分相当、1日7時間45分相当)
休日:土・日曜日、祝日、年末年始、創立記念日
9)給与:
本学支給基準に基づき支給(年俸制)
10)手当:
通勤手当等の諸手当、賞与、退職手当は支給しません。
11)社会保険:
文部科学省共済組合、厚生年金、雇用保険および労災保険に加入
12)募集方法:
公募
13)応募書類:
応募書類一式のPDFファイルを、Googleフォームによるアップロード、あるいはCD-R、USBメモリ等の電子媒体により提出してください。
(ア)履歴書(高卒以降、写真貼付、書式自由、連絡先を明記、出産・育児のための休業期間がある場合は記載すること)
(イ)研究提案(3000字程度)※以下の項目を踏まえて記述下さい
1.社会課題解決に関するキーワードに対する捉え方
※グリーントランスフォーメーション、サーキュラーエコノミー、ウェルビーイングの中から一つ設定してください。
2.提案する研究課題とその根拠
3.研究アプローチの独創性
4.多分野・多領域間での連携や融合に関するアイデア
(ウ)研究業績リスト(原著論文、特許、著書、総説、その他)
主要な研究業績5件以内に〇印をつけること
(エ)国内外での活動の実績リスト(国際会議での発表・招待講演・運営、受賞歴、産官学連携事業、共同研究、所属学協会、など)
(オ)(ウ)、(エ)に示した活動の主なものに関する概要(3000字程度)
(必要に応じて図表等を組み込んでいただいて構いません。)
(カ)(ウ)で主要な研究業績とした原著論文、著書、総説(執筆部分)、特許(公開済みのもの)
(キ)外部資金の取得状況
(ク)応募者について意見を伺える方(2名)の氏名、所属、連絡先
なお、提出していただいた応募書類は、採用審査のみに使用します。正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。また、応募書類は特に申し出のない限り返却しませんのでご了承ください。
14)選考方法:
書類による審査の後、面接をお願いすることがあります。
15)応募締切:
令和5年11月2日(木曜日)17:00(必着)
16)男女共同参画:
京都大学は男女共同参画を推進しています。その一環として、雇用の分野における男女の均等な機会および待遇の確保等に関する法律(男女雇用機会均等法)第八条の規程に基づき、選考において評価が同等と認められた場合は女性を優先して採用します。多数の女性研究者の積極的な応募を期待します。
なお、本学では子育て支援の様々な制度を設けており(参考 https://www.cwr.kyoto-u.ac.jp/support/care/ )、出産・育児期間中の業績については休業期間の前後と等しい業績を上げたものとみなします。
17)受動喫煙防止:
京都大学では、すべてのキャンパスにおいて、屋内での喫煙を禁止し、屋外では喫煙場所に指定された場所を除き、喫煙を禁止するなど、受動喫煙の防止を図っています。
18)書類の提出先:
書類の提出は、Googleフォーム(推奨)または郵送で行ってください。
Googleフォーム https://forms.gle/NVdyZwVpqMFjbi8aAからアップロードしてください(Google アカウントが必要です)。受領確認の電子メールを3日以内にお送りします。もし電子メールが届かない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡ください。
郵送の場合は、電子媒体に記録して下記宛にお送りください。
〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄 京都大学生存圏研究所担当事務室 気付
特定講師または特定助教候補者選考委員会 宛
(表に「生存圏未来開拓研究センター 特定講師または特定助教応募書類在中」と朱書きし、郵送の場合は簡易書留とすること)
19)問い合わせ先:
京都大学 生存圏研究所 生存圏未来開拓研究センター
特定講師または特定助教候補者選考委員会 委員長 桒島修一郎
電話:0774-38-4574
E-mail: kuwajima.shuichiro.3c*kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
その他の参考情報URL::
今回の公募についての補足説明(動画)をYoutubeから公表しております。
(https://drive.google.com/file/d/1Xd70foAos6m_r0pjTy3iDar87z4T3_-Z/view?usp=sharing)
https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/(生存圏研究所)
https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/center_futurepioneeringresearch/ (生存圏未来開拓研究センター)
https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/mission/(研究ミッション)
https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/joint_usage-research_center/(共同利用・共同研究拠点)
2023年9月25日作成