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要旨

建築物における生物劣化対策としては,化学薬剤による予防・駆除処理が主流をしめていたが,環境や人体への影響への懸念,薬剤の有効持続期間やコストなどに関する技術的な課題を背景として,新しい維持管理体制の構築が模索されている.建築物の維持管理において最も重要なポイントは,生物劣化の早期発見と早期処置である.一方,本来なら構造上安定している建築物でも生物劣化受けると大地震の際に倒壊する恐れがある.建築物においては生物劣化の有無を判断するとともに,木材の強度低下を評価する必要もある.今回、木質構造物での生物劣化を非破壊的に検出し,生物劣化の有無や程度を客観的,簡便にかつ高信頼性のもと計測・評価する技術について紹介する.
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2025年10月6日作成


