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第325回定例オープンセミナー
リグニン構造の最大限活用を伴う創薬資源化を目指して

更新日: 2025/06/19

開催日時 2025/07/16(水曜日)
発表者 岡部 由美(生存圏研究所 ミッション専攻研究員)
関連ミッション ミッション2 太陽エネルギー変換・高度利用
ミッション5 高品位生存圏
Keyword バイオマス、リグニン、生理活性物質

聴講希望の方は、下記Zoom参加登録用アドレスからご登録ください。
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/nd9ZPf0vSOGQHfpL9EzAzg


要旨

バイオマスの産業利用を目指すスキームであるバイオリファイナリーにおいては、高付加価値なアプリケーション開発が望まれています。そのため、植物細胞壁成分の 1つであるリグニン(芳香族ポリマー)が、創薬の材料として注目されています。一方で、リグニンの複雑な構造は、リグニン由来画分・化合物の高選択的創出および構造解析を困難にするため、構造情報と作用機序の解明が必須となる研究において、大きな課題となっています。本発表では、①木質バイオマスからの生理活性物質創出を目指したこれまでの研究成果、および、②リグニンが持つ固有の構造を最大限活用し、「リグニンだからこそ」という新価値創出を目指す現在進行中のアプローチについて紹介します。

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2025年6月19日作成

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