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要旨
バイオマスの産業利用を目指すスキームであるバイオリファイナリーにおいては、高付加価値なアプリケーション開発が望まれています。そのため、植物細胞壁成分の 1つであるリグニン(芳香族ポリマー)が、創薬の材料として注目されています。一方で、リグニンの複雑な構造は、リグニン由来画分・化合物の高選択的創出および構造解析を困難にするため、構造情報と作用機序の解明が必須となる研究において、大きな課題となっています。本発表では、①木質バイオマスからの生理活性物質創出を目指したこれまでの研究成果、および、②リグニンが持つ固有の構造を最大限活用し、「リグニンだからこそ」という新価値創出を目指す現在進行中のアプローチについて紹介します。
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2025年6月19日作成