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第518回生存圏シンポジウム
第3回地磁気誘導電流(GIC)研究会

更新日: 2024/04/01

開催日時 2024/03/27(水曜日)
開催場所 オンライン
所内担当者 海老原祐輔(京都大学生存圏研究所)
関連ミッション ミッション5 高品位生存圏
関連分野 生存科学計算機実験分野

概要

地磁気誘導電流(Geomagnetically Induced Current, GIC)の理解とその予測及び影響評価法について議論する。

目的と具体的な内容

地磁気誘導電流(Geomagnetically Induced Current, GIC)は送電線やパイプラインなどの接地された長大な良導体を流れる準直流の自然電流で、主に太陽活動に起因する宇宙環境変動に伴って増大し、送電設備などに影響を与えることが知られている。磁気緯度が低い日本ではGICの影響は限定的と考えられているが、太陽とよく似た恒星で発生する巨大フレアや過去に発生した巨大磁気嵐の記録を鑑みると、ゼロリスクであるとは言い切れない。本研究集会では太陽、惑星間空間、磁気圏、電離圏、固体地球、電気工学分野等の研究者が集まり、GICの理解とその予測及び影響評価法について議論する。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

宇宙環境変動が送電網という社会インフラに及ぼす影響を議論するもので、ミッション5-3「日常生活における宇宙・大気・地上間の連関性」と深く関わっている。

・日本におけるGIC研究体制の強化とGICハザード低減に向けた学際研究の礎となることが期待される。
・GICハザードの低減のためには研究分野の垣根を越えた基礎的研究の高度化が必要であることが経済産業省の報告書(太陽フレアによる地磁気誘導電流に関する調査検討委員会, 報告書, 2014)で指摘され、本研究会はこれに呼応するものである。
・太陽を起点として日本のGICを予測するスキームの開発についても議論し、社会実装による成果還元を目指す。電気設備メーカーの技術者にも参加を呼びかけ、産学官連携研究の契機としたい。

プログラム

13:30-14:00 (招待) Tian Zhang*, Yusuke Ebihara, Takashi Tanaka
Nighttime geomagnetic response to solar wind dynamic pressure pulse:
A possible cause of Quebec blackout
14:00-14:30 (招待) 菊池 崇*
地上磁場変動と磁気圏電離圏導体地球電流系
14:30-14:50 橋本久美子*、北村健太郎、菊池崇、藤本浩、池田将晃、海老原祐輔、細川敬祐
中国電力・山口2変電所におけるGIC計測
14:50-15:10 亘 慎一*
GIC研究の広がり
15:10-15:30 臼井嘉哉*
地表付近の電気比抵抗不均質が電場に与える影響について
15:30-16:00 総合討論

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2023年4月6日作成/2024年4月1日更新

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