Research Institute for Sustainable Humanosphere

2017(平成29)年度 生存圏科学 ミッション研究 18

研究課題

海藻資材に含まれる生理活性物質の土壌における機能解析と農業利用

研究組織

 代表者 辻元人(京都府立大学生命環境科学研究科)
 共同研究者 久保中央(京都府農林水産技術センター生物資源研究センター)
木村重光(京都府農林水産技術センター生物資源研究センター)
宮嶋俊明(京都府農林水産技術センター海洋センター)
杉山暁史(京都大学生存圏研究所)
関連ミッション
  • ミッション1 環境診断・循環機能制御
  • ミッション5 高品位生存圏

研究概要

海藻は生理活性を持つ多糖や二次代謝産物を豊富に含んでおり、これら物質はヒトの健康維持に重要な役割を担うと考えられている。島国である日本において海藻は、古くから田畑の肥料として利用されてきたが、主としてミネラルによる効果を期待したものであり、そこに含まれる生理活性物質の機能については活用されていなかった。本研究では、海藻に含まれる生理活性物質に着目し、根圏での機能解析を行うとともに、有用微生物と組み合わせた新しい農業資材の開発を目指す。

具体的な試験内容は以下のとおりである。

  • 海藻粉末が各種作物の初期生育に与える影響の解析
  • 海藻粉末による土壌病害抑制効果の作用スペクトルの解析
  • 海藻粉末に含まれる生理活性物質の解析
  • 海藻粉末の施与が宿主植物や土壌微生物相に与える影響の解析
  • 有望微生物と海藻粉末の併用による相乗効果の検証

辻元人: 2017(平成29)年度生存圏ミッション研究 図
図(A)養殖試験実施中のホンダワラ科海藻アカモク、収穫時には全長約10メートルにまで成長 (B)アカモク収穫後の残渣 (C、D)阿蘇海に繁茂するオゴノリ科海藻

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2017年7月27日作成

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