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2012(平成24) 年度 生存圏科学 ミッション研究 9

更新日: 2017/09/20

研究課題

小型電磁波センサーノードによるセンサーネットワークの開発

研究組織

 代表者 小嶋浩嗣 (京都大学生存圏研究所)
 共同研究者 八木谷聡 (金沢大学理工研究域)
健 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所)
尾崎光紀 (金沢大学理工研究域)
関連ミッション
  • ミッション 3 (宇宙環境・利用)

研究概要

人間が日常生活を送っている空間には、様々な電磁波が存在している。それは、人間活動に伴う人工的なものもあれば、自然発生的に存在する電磁波もある。また、その周波数も様々である。我々はこれまで宇宙空間においてプラズマ波動観測を行ってきた。高感度のプラズマ波動観測器は、それそのものは高感度の電磁波観測器であり、それは地上においても宇宙空間においても利用できるものである。そこで本研究では、小型化したプラズマ波動観測装置を用い、それと無線チップを組み合わせた形で小型センサーノードを開発することにより、多くの点で同時に電磁波を計測し、空間分布・時間変化を記録できる電磁波センサーネットを開発するための技術開発を目的とする。ターゲットとするシステムは宇宙空間における電磁波計測(下図)に限定せず、地上において居室の中や屋外での電磁波分布など様々な用途で使用できるシステムを想定する。

小嶋浩嗣: 2012(平成24)年度 生存圏ミッション研究宇宙空間に多数配置されたセンサーノード(右上)によるセンサーネットワーク(想像図).

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2012年7月6日作成

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