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2011(平成23) 年度 生存圏科学 ミッション研究 11

更新日: 2017/09/20

研究課題

科学衛星における電磁適合性(EMC: ElectroMagnetic Compatibility)に関する研究

研究組織

 代表者 小嶋浩嗣 (京都大学生存圏研究所)
 共同研究者 基 (宇宙航空研究開発機構)
健 (宇宙航空研究開発機構)
松岡彩子 (宇宙航空研究開発機構)
齋藤義文 (宇宙航空研究開発機構)
平原聖文 (東京大学理学研究科)
笠羽康正 (東北大学理学研究科)
八木谷聡 (金沢大学理工研究域)
暁 (宇宙航空研究開発機構)
上田義勝 (京都大学生存圏研究所)
関連ミッション
  • ミッション 3 (宇宙環境・利用)

研究概要

宇宙空間において電場、磁場という場の量を測定する観測機器にとっては、その観測データ品質を向上させるために、電磁適合性(Electromagnetic compatibility)の考え方は非常に重要である。本研究は、2 年間これまで取り組んできた科学衛星における電磁適合性の研究の最終年度としての集大成である。科学衛星では、Engineering model を開発し、その設計を踏まえて実際に宇宙空間へ飛ばす Flight model が開発される。本研究では、これまで Engineering model に対する EMC 試験を数 10 回にわたり行い、ノイズ源の特定とその対策方法について検討を加えてきた。本年度はその Engineering model における試験を踏まえた Flight model の EMC 試験を行い Engineering model におけるノイズ発生原因の特定とそれに対する対策が妥当なものであったかどうかの実証を行う。また、かねてより開発してきた小型の EMC センサーを実際のEMC試験で用いることによりノイズ発生点の特定を試み、その実用性を確認する。

小嶋浩嗣: 2011(平成23)年度 生存圏ミッション研究水星探査機フライトモデルの EMC 試験

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2011年8月3日作成

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