Research Institute for Sustainable Humanosphere

共同研究

2009(平成21) 年度 生存圏科学 ミッション研究 13

研究課題

ビーム制御技術の応用とユビキタス電源の効率向上

研究組織

 代表者 橋本弘藏 (京都大学・生存圏研究所)
 共同研究者 篠原真毅 (京都大学・生存圏研究所)
三谷友彦 (京都大学・生存圏研究所)
関連ミッション
  • ミッション 2 (太陽エネルギー変換・利用)

研究概要

宇宙太陽発電所 (SPS) は天候に左右されずに 24 時間、二酸化炭素を発生しないクリーンなエネルギーを送ることができる。その根幹技術としてのマイクロ波送受電技術に関する研究を行ってきている。研究代表者は、マイクロ波送電ビームを正確に受電点に向けるビーム制御の研究に取り組んできた。最近、無線送電が大きな注目を浴びるようになってきた。本研究所では、部屋を安全基準以下の強度の電波で満たし、モバイル機器等への充電を可能とするユビキタス電源を開発してきたが、これにもビーム制御関連技術を応用して、効率化する。同時に SPS に用いる周波数の確保のために、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) の協力を得て国際電気通信連合 (ITU) への寄与文書作成、発表などの地味な貢献も行ってきた。本年9月にカナダで開催される SPS の国際学会、SPS2009 でこの活動を紹介するために招待講演の依頼を受けた。この活動は、日本ばかりでなく多くの国が行動することが重要なため、国際会議は貴重な機会である。

ユビキタス電源では、部屋全体に電力を満たしてしまうことが課題となっていたが、これにビーム制御関連技術を応用して、必要な所に電力を送るシステムの萌芽的なアイデアを実験、検証する。一方の周波数の確保のためには、ITU への寄与を行なっていくことが重要なのであるが、この面の理解も深まってきている。

橋本弘藏 2009-13SPS2009 (http://www.spacecanada.org/)

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2009年10月13日作成

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