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2009(平成21) 年度 生存圏科学 ミッション研究 6

更新日: 2017/09/18

研究課題

自然素材活用型住宅の耐震性能に関する実験的研究

研究組織

 代表者 片岡靖夫 (中部大学・工学部)
 共同研究者 小松幸平 (京都大学・生存圏研究所)
拓郎 (京都大学・生存圏研究所)
北守顕久 (京都大学・生存圏研究所)
基浩 (京都大学・生存圏研究所)
脇田健裕 (中部大学・工学部)
成彬 (早稲田大学・理工学部)
関連ミッション
  • ミッション 4 (循環型資源・材料開発)

研究概要

本研究は、平成 18 年秋に完成した自然素材活用型木造軸組住宅の建設 3 年経過後における耐震性能を静的並びに動的実験によって評価することを目的としている。

現在、住宅の長期利用に関する法律の整備が進められているが、建設後の建物の耐震性能の時間的変化を実建物で追跡した例はほとんどない。

そこで、本研究では、起震機を用いて固有周期や減衰常数を測る動的実験(写真 1 参照)と、本住宅を重機とワイヤーで引張りその反力を測定する静的実験(写真 2 参照)を行い、過去に実施したプレファブ土壁や落とし板壁等の耐力構成要素の基本的性能の足し合わせが、住宅全体の静的加力試験の結果とどの程度一致するかどうかの比較を行う。更に、建設当初に実測した動的性能が 3 年経過後にどの程度変化しているかを検討し、自然素材活用型木造軸組住宅の耐震性能の時間的変動に関する考察を行う。

片岡靖夫 2009-06a片岡靖夫 2009-06b片岡靖夫 2009-06c写真 1 建設直後に起震器を用いて実施した動的実験の様子。

片岡靖夫 2009-06d写真 2 重機を用いた屋外での静的加力実験のイメージ

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2009年9月15日作成,2010年8月5日更新

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