Research Institute for Sustainable Humanosphere

共同研究

2012(平成24) 年度 生存圏科学 萌芽研究 10

研究課題

根粒菌との共生機構を利用したマメ科植物由来有用物質の大量生産

研究組織

 代表者 髙梨功次郎 (京都大学生存圏研究所)
 共同研究者 啓 (国立科学博物館植物研究部)

研究概要

マメ科植物は窒素固定細菌(根粒菌)と共生することにより、その根において根粒を形成し、大気中の窒素を直接栄養源として取り込むことが出来る。そのため、マメ科植物はアミノ酸など含窒素化合物の含量が他科の植物と比べて非常に多い。根粒における窒素獲得量は植物が有する共生遺伝子の型や共生する根粒菌の種類により決定されるが、土壌中には様々な微生物が生活しており、また、土地ごとに固有の微生物相があるため、マメ科植物は必ずしも高い窒素固定を有する根粒菌と選択的に共生しているわけではない。

本研究ではマメ科薬用植物と共生する根粒菌を自然界から単離して、その種を同定するとともに、生育土壌の微生物相をメタゲノム解析により調べることで、植物-根粒菌の共生における選択性を評価する。さらに、根粒菌との組み合わせによるマメ科薬用植物由来有用物質の含量変化を測定し、最終的には微生物-植物共生系の利用から植物由来生理活性物質の大量生産を試みる。

髙梨功次郎: 2012(平成24)年度 生存圏科学萌芽研究

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2012年7月27日作成

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