Research Institute for Sustainable Humanosphere

ミッション1: 環境診断・循環機能制御

地球温暖化や極端な気象現象の増加などの環境変動の将来を予測するには、大型の大気観測レーダーや衛星などで現状の大気環境を精密に測定し、診断する必要があります。また、生物圏から大気圏にわたる物質輸送・交換プロセスのメカニズムを解明することも求められます。さらに、資源生産・物質循環に関わる植物・微生物群の機能の解析と制御を通じて、化石資源によらない再生可能植物バイオマス資源・有用物質の持続的な生産利用システムの構築をめざします。新ミッション1では、物質循環の観点から生存圏全体を俯瞰するよう、あつかう領域を土壌圏にまで拡げています。

平成28年度のミッション1活動報告へのリンク

大気微量物質を介した生物圏-大気圏相互作用

微気象学的な手法や自動開閉チャンバーをもちいた測定によって、生態系スケールからプロットスケールにわたって、さまざまな森林環境における温室効果気体のフラックスを連続的に観測しています。

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植物/大気/土壌の相互作用に関する生物学的研究

植物は大気中に揮発性有機化合物(BVOC)を放出します。その生理学的な役割を、本研究は生物学的にあきらかにします。さらに、植物が土壌から無機栄養とともに重金属などを吸収する機構を解明するとともに、輸送工学の研究も行なっています。

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物質循環に関わる土壌圏の植物微生物相互作用

炭素や窒素の循環において、土壌圏は重要な役割を担います。本研究では、マメ科植物と根粒菌との共生や根圏微生物の機能を制御する代謝物や遺伝子をあきらかにすることで、植物の持続的生産に貢献することをめざしています。

大型大気レーダーによる環境計測

MUレーダーや赤道大気レーダーなどをもちいて、レーダーイメージングやクラッター抑圧などの大気の精密観測技術を開発し、大気環境を精密に測定します。物質輸送過程なども解明することで、環境変動の将来予測に貢献します。

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