Research Institute for Sustainable Humanosphere

フラッグシップ共同研究「マイクロ波応用によるエネルギーの輸送・物質変換共同研究」

プロジェクト概要

「マイクロ波応用によるエネルギーの輸送・物質変換共同研究」
 研究代表者:篠原真毅

 本共同研究の目的は、通常は通信やレーダーで用いられるマイクロ波を、エネルギーとして利用し、ワイヤレスのエネルギー輸送(マイクロ波送電・ワイヤレス給電)や、マイクロ波加熱による物質変換(木質バイオマスからのバイオエタノール、バイオケミカルス生成の高効率化、及び無機系の材料創生)です。本共同研究は、生存圏研究所の特性を生かし、マイクロ波工学と化学研究者、及び物質構造解析の研究者が参加することにより、マイクロ波エネルギー応用科学の発展と応用技術開発を目指します。

活動実績

受賞 2011年 – 2017年9月の間に学生/研究室での学会賞/コンテスト賞の受賞が37件ありました

[1] 川島祥吾 (篠原研究室) : 電子情報通信学会 2017年総合大会・エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞, for “半波長ダイポール型レクテナからの高調波再放射特性の研究”, 2017.9.13

[2] Yong Huang : 2015 IEEE MTT-S Japan Young Engineer Award, 2015.10.5   他

[3] 篠原研究室 : Microwave Workshops & Exhibition (MWE) 大学展示コンテスト優秀賞, 2014, 2015, 2016

関連著書 ワイヤレス給電、マイクロ波化学に関する教科書、技術書(監修、執筆等) 10冊、章分担 海外書籍5冊, 国内書籍 23冊 も発行されています(2017.9まで)

「Wireless Power Transfer via Radiowaves (Wave Series)」Naoki Shinohara

ISBN 978-1-84821-605-1、出版社 ISTE Ltd. and John Wiley & Sons, Inc., Great Britain and United States、発行日 (2014年1月)、マイクロ波を用いたワイヤレス給電の基礎から応用まで網羅した大学院生向け教科書。

「マイクロ波化学 –反応、プロセスと工学応用-」堀越智(監修, 著), 篠原真毅, 滝澤博胤, 福島潤 (共著)

ISBN978-4-7827-0696-1、出版社 三共出版、発行日 (2013年12月)、化学者とマイクロ波工学研究者が共同で執筆したマイクロ波化学に関する入門書。

プロジェクトにかかわる学会の立上げと運営に関わっています

IEEE Wireless Power Transfer Conference (WPTc) (2011, former IEEE IMWS-IWPT(IEEE MTT-S International Microwave Workshop Series on Innovative Wireless Power Transmission: Technologies, Systems, and Applications)

篠原真毅 General Chair and Founder (2011), Advisory committee他 (2012- )

International Journal of Wireless Power Transfer (Cambridge Press)

篠原真毅 設立メンバー(2013), Executive Editor(2013- )

宇宙太陽発電学会

篠原真毅・石川容平 設立メンバー(2014) 理事(2014- )

プロジェクトにかかわる研究コンソーシアムを立上げています

ワイヤレス電力伝送実用化コンソーシアム(2013- )、ワイヤレスパワーマネージメントコンソーシアム(2013- )を設立、運営を行っている。他エネルギーハーベスティングコンソーシアムアドバイザー、有機太陽電池研究コンソーシアム幹事他として運営に関与

代表: 篠原真毅

一般社団法人 海洋インバースダム協会

代表: 石川容平

産学連携プログジェクト:JST Center Of Innovation (COI) 「活力ある生涯のためのLast 5Xイノベーション」

プロジェクトリーダー 野村剛(Panasonic常務取締役(当初)), 研究リーダー 小寺秀俊(京都大学 理事・副学長(当初)) 2013- 継続中

その他、篠原真毅が分担として2017年現在4社との共同研究を推進中。2017年春から国家戦略特区としてワイヤレス給電に関する研究を企業、自治体等と連携して実施中。

マイクロ波を利用したバイオマス変換関連大型プロジェクト

NEDO プロジェクト (H17-H20) バイオマスエネルギー先導技術研究開発

「選択的白色腐朽菌-マイクロ波ソルボリシスによる木材酵素糖化前処理法の研究開発」

NEDO プロジェクト (H20-H26) バイオマスエネルギー等高効率転換技術開発

「木質バイオマスからの高効率バイオエタノール生産システムの研究開発」

NEDO プロジェクト (H26) 新エネルギーベンチャー技術革新事業

「建築廃材からのバイオエタノール生産の技術開発」

NEDOプロジェクト (H24-) 非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発   

「木質バイオマスから各種化学品原料の一貫製造プロセスの開発」

CREST プロジェクト (H23-H28)

「電磁波応答性触媒反応を介した植物からのリグニン系機能性ポリマーの創成」

ALCAプロジェクト (H27-)

「海洋微生物酵素群によるリグニン分解高度化と人工漆材料への展開」

これらの大型プロジェクトを通して、マイクロ波と遺伝子組換え微生物を用いたバイオマス変換ベンチプラントを建設し(京大資産。企業工場内に設置し共同利用)、バイオ燃料、有用化学品の産学連携実証生産実験に活用。

マイクロ波と遺伝子組換え微生物を用いたバイオマス変換プラント

 

 

 

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